世界に通用する一流の育て方 地方公立校から<塾なしで>ハーバードに現役合格 (SB新書)
- SBクリエイティブ (2016年9月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797386752
作品紹介・あらすじ
一人娘が大分の県立高校から米ハーバード大に異例の現役合格。
その背景には母親の"非常識な教育法"があった。
妊娠中に育児本を200冊読破。
独自の教育論を確立し、0歳から英語と日本語の絵本を読み聞かせ、
2歳から英語を学び始め4歳で英検3級。
手作りの教材で家庭学習を施していたため、幼稚園に通わせるつもりはなかったが、
仕方なしに1年だけ通園……。
もはや東大は眼中にない、世界レベルの学力の伸ばし方がわかる。
感想・レビュー・書評
-
”子供は親の背を見て育つ”ということを実感しました。子供は未来から来た未来人である。旧人類である親の物差しで、子供の振る舞いを測ってはいけない。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一人娘が現役でハーバード大に合格。その子育て方が書かれている。
私はこんなやり方をしました、こんな方法をとりました、みんな真似するがいい!!といったドヤ感がすごい。
全体的になんだかとても偉そうな印象を受けた。こうすべきといった決めつけも感じられる。そもそも大学が最終目標ではないと言っているが、どんな人間になって欲しくて1歳の頃から教育をしてきたのかが、よくわからなかった。
得意なことを伸ばした結果なのだろうが、学歴に直結しているのはほんとにただの結果論なのだろうか。
家庭教育の大切さについて、日本の英語教育の酷さについて、ハーバード大生の性質については面白かった。
気になったのは、家庭教育の重要さを言っておきながら、父親の話がまったくでてこないこと。家庭教育である以上、父親も重要な役割があると思うのだが。ここの父上は何を考えていたのだろう。口をだすことすらはばかられるほど妻が強いのかと勘ぐってしまった。 -
備忘録
・子供の勉強を学校に丸投げしない
小学校~高校まで、公立に通うとかかる学費は、43万円
・親と子供は、別人格と認識する
・親が子供の可能性に関して、勝手に判断しない
・習い事は、真剣にやる
・出来る子供は、筋肉がしっかりとしている。体格が引き締まっている。
・子供をほめてやる気と自信を伸ばす
・子供とToDoリストを作成する
・親が読まない本を子供に読ませてはいけない
・体調の悪化は、首から上にかけて起こる
・模試は、受けない
・宿題の学習効果は、ゼロ。デューク大学 ハリスクーパー
・丸暗記学習は、現代では無価値
・ハーバード大学の費用は、特段高いわけではない
・英語学習に関して、とりあえず定型文をたくさん覚える
・SIJ サマーインジャパンでハーバード大学生との交流を主催 -
ん〜あまり参考にならなかった。
アメリカ様の言うことは全て正しい、的なある意味盲目。
確かにハーバード現役合格は凄いけど、大学合格で誇ってる時点で日本的だよな。入学してからが大事なのでは?
もちろん参考になる部分も多々ありますが、その部分は他の本と同じです。 -
廣津留すみれさんの本と続けて読みました。小さい頃からの、それも家庭学習って本当に大切なんだなと改めて思い知りました。こちらも読みやすく書かれていましたが、私としてはすみれさんの「超・独学術」の方が面白かった。
-
常識にとらわれない独自の家庭教育がすごい。でも、なかなか普通の家庭では真似できないかな。「文化資本」という言葉を初めて知りました。
地方の公立高校からハーバード大学へ合格し世界に羽ばたいた娘さん、素直に応援したいです。彼女のTo Do リストを参考に見たかった。 -
面白かった。宿題への向き合い方とか共感する部分が多かった。いっぱい褒めよう。
-
平日は勉強、土日は課外活動。
学校での評価にしばられず、子どもの将来や人間性を長期的に考える姿勢は真似したい。 -
家庭学習✨
外注に丸投げしない。
長文をなんとなくでも読んで、
勉強以外の時間、見せる場での
度胸付け、平常心。
ToDoタスク。
未来人の子供へ
親が出来ることも色々ある。 -
【子育て・教育】世界に通用する一流の育て方 /廣津留真理 / 20180217 / (9/678)<207/92027>
◆きっかけ
・タイトルに惹かれて
◆感想
・嘘ではないが、誤解を生むタイトル。単なる一芸入試合格。
・ 父親が出てこない、一文字も。どうなってんの?
・塾に行かせない、揺るぎない信念には敬服、が、一芸でバイオリンだけに専念してれば良いのだから、それも不要。以上から、全く参考にならず
◆引用
・学校や塾に勉強を丸投げはだめ。教育は家庭から
・親と子どもは別人格を常に意識
・英語は音真似から
・母国語の語彙が豊富な子供は外国語でも語彙が豊富になる。
・書くより読むを重視
・子どもが飽きる一分前にやめる
・子供は未来からきた人と思えば腹が立たない。
・ToDoリストを活用する
・褒めパワーを
・模試は受けない。場馴れの一回で十分
・模試という商品を次々に購入させられている哀れな消費者
・学問の楽しさを教える
・好奇心を促す
・時間管理術
・いろいろな体験
・自分の意見を持つ
・結果だけでなくプロセスも褒める
・幼い頃から自主性を重んじる