- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797387520
作品紹介・あらすじ
「どうか、わたくしどもの街を救っては頂けないでしょうか」
「救えるかどうかは、わからん。だが、ゴブリンどもは殺そう」
ある日、ゴブリンスレイヤー指名の依頼書が冒険者ギルドに届いた。
差出人は水の街――辺境一栄える至高神の都の大司教(アークビショップ)だった。
大司教はかつて魔神王を打ち倒した金等級の一人として、剣の乙女と呼ばれる英雄でもあった。
彼女いわく、水の街の中に何故かゴブリンが出るという。
ゴブリンスレイヤーは妖精弓手、女神官、蜥蜴僧侶、鉱人道士とともに水の街の地下迷宮に挑む!
「この小鬼禍は、人為的なものだ」
蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第2弾!
感想・レビュー・書評
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王道の地下迷宮ダンジョン攻略。
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8/10.
一巻よりさらに面白かった。ゴブリンスレイヤーは少しずつ周りの冒険者に親睦を深めて、ほんの少しだけど他人に気を遣うようになっている。女神官の成長も進んでて健気だなって思った。 -
アニメでもあった水の都での1件などが収められている1冊。
水の都での戦いは若干無理があるところもあるように思えるが、
相変わらず妙にリアルなところなどは興味深い。 -
前回の約束を果たすための冒険。
その時の不思議はそのままに、また別のゴブリン退治。
前回の大規模ゴブリン退治の約束を果たすため
やってきていた、不思議な遺跡。
そんな感じではないのに、生息していたゴブリン。
きちんとした装備と状態なのに、当のゴブリンは
何だか戸惑っている状態。
この謎は、また次に明かされるわけですが…凄すぎる。
規模がでかいというべきなのか
何がどう進行しているのか。
前回ちらっと出てきていた勇者は
またしてもちらっと登場w
しかし今回はピンチでした。
前回が彼の凄さを際立たせるためならば
今回はゴブリンの危険性。
それになれてしまった人達では、それが通常で
異常とは気が付かないものです。
とはいえ、自分達だけは違う、と思うのは
危険な行為ではあります。
用意周到にしていても、こうなってしまう事は
多々ある事です。
余裕をなくさず、きちんとすべてを考えて
走るか、撤退するか。
その判断も大事です。 -
1巻の絶望的な雰囲気から大分冒険ファンタジー寄りになる。随分丸くなる。
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ゴブリン退治を生業とするゴブリンスレイヤーの物語第二弾は、辺境の街からほど近い辺境最大の都市「水の都」でゴブリンを対峙する物語である。
先の巻で出会った妖精弓手、蜥蜴僧侶、鉱人道士の三人らとともに指名依頼で遠征したゴブリンスレイヤーパーティだが、ここでは戦力が揃っているにもかかわらず地下迷宮で苦戦を強いられている。この辺のリアルさはらしいところだろう。
シリーズ化に向け、色々と体裁を整えている感もある一冊である。勇者の登場、剣の乙女との邂逅、敵勢力残党との擦れ違いなど、大きな物語へと移行する最中なのかもしれない。
今回も楽しませていただいた。星五つで評価している。 -
登場人物はまったく変わらず。主人公たちに依頼を出したのは伝説の金等級。豊富な胸の持ち主で、目を隠している剣の乙女。彼女がゴブリンスレイヤーに助けを求める真の理由。真実が解き放たれたとき、可哀想に。と、思った。しかし、なぜだろう、。登場してすぐ物語が終えてしまうため、感情移入ができない。というか、主人公がそもそも「ゴブリン以外、どうでもいい」という思考なので、一巻の頃に比べてちっとも成長してないじゃねえか!と、まだまだ残念なゴブリンスレイヤーさんであった。