- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797388343
作品紹介・あらすじ
「ところで、ほら、えと、明後日、収穫祭が、あるじゃないですか――予定、空いてますか?」
「……ゴブリン」
「あ、ゴブリン以外です」
秋、辺境の街は収穫祭を間近に控えていた。
そんな中、神殿の仕事で忙しそうな女神官、ある出来事で拗ねる妖精弓手、祭の準備に参加する鉱人道士、蜥蜴僧侶と、それぞれの日常を過ごす冒険者たち。
そしてゴブリンスレイヤーもまた“日常”を過ごしていたのだが……。
依頼の減るゴブリン退治、現れる三人の来訪者、祭の裏で暗躍する計画とは!?
「素人め、教育してやる」
蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第3弾!
感想・レビュー・書評
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収穫祭。
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ゴブリンを殺す、それだけを毎日考えて暮らしている青年。しかし、新しいアイデアをけっこう探しているし(それは結局ゴブリン殺しにつながるんだけど)、ひとのことも見ていたり、むむ、とちゃんと困ったりもする。そんな彼とつきあうのが楽しくなってきたひとたちが楽しい。
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7/10.
第二巻よりワクワクは少なかった。ゴブリンスレイヤーはどうやって色々先を読めてるのはよく伝わらなかったから、少し納得いかなかった。 -
今回は、収穫祭。
受付嬢と牛飼娘は、ゴブリンスレイヤーとデートして、女神官は本当は自分もゴブリンスレイヤーとデートしたかったけど祭りで巫女として舞を披露する。
なんか平和じゃね?って感じも、当然のようにゴブリンが侵攻してきて、、、
戦闘そのものが少ないので、いつものように工夫して戦闘するという面白さは減じているが、日常生活というかゴブリンスレイヤーをめぐる女の戦い的なそんな漢字の面白さでした。
以下再読のための備忘
・槍使いと受付嬢
・受付嬢のお誘い
・拗ねてぷぅとむくれる剣の乙女イラスト
・「子供か、お前は」「失礼ね、これでも2000歳なんだから」
・服をほめられ天に昇っていまいそうになる牛飼娘
・「いくらやっても。どれだけやっても。手に入るのは勝算だ」「勝算は、勝利ではない」
・「ま、あの耳長娘の胸は金床並だがのう。跳び回ってるほうがらしいっちゃらしいか」「だが、どうにも気になる」「揺れもしない薄い胸がか?」
・わずかに透ける肌の色に羞恥を覚える女神官さん -
今回は辺境の街の収穫祭を突け狙うゴブリンの首魁を対峙する物語。休日を堪能するゴブリンスレイヤーの貴重な生態が記録された巻である。
この辺の物語は、ライトノベル的な体裁を整えていると言ってもいいだろう。牛飼娘、受付嬢、女神官とそれぞれとの関係が、ジュブナイル的なじわじわ感で描かれている。それでも軟派に見えないのはゴブリンスレイヤーの性格がゆえだろうか。
今回、本格的に勇者パーティと擦れ違いを見せているが、そこで散々な言われようをしているのもまたゴブリンスレイヤーらしいところだろう。
今回も星五つで評価している。
ハイファンタジーらしい描き込み、祭りなどに見られる風俗の描き方などはシンプルながら味わい深いものであった。 -
なんだろう。深く語る内容がないよう・・・。
強いていうなら、出てくる女の子(今までと同じキャラクター)が可愛いのに、名前がない。
そう、今更にいまさらなのだが。この作品は敢えて名前を付けない。種族やタイプ、通りなで人物が人物を呼び合う。しかし、それ故に、そのキャラクターを深く愛せない。あと1歩はとどかない。ゴブリンスレイヤーのボイス、女神官の抱き枕。何か違う。これこそが、私が感じている唯一の惜しい点なのかも知れない。 -
日常回かと思ったらゴブリンだった。
まあ、これが平常運転ってやつですかね。
今回は、これまであまりフィーチャーされてこなかったヒロイン勢と主人公の話になっておりまして。パッと見、ハーレム状態なんでしょうけど、主人公がストイック過ぎてハーレムのていを成してないですね。いいことです。
ヒロイン同士が仲がいいってのも好ポイントですか。
ゴブリンロード、チャンピオンと使ってきて、もうネタ切れかと思いきや。
こういうゴブリンと絡めたボスキャラの出し方もあるのだと感心しました。
そして、あらゆる強敵はゴブリンより弱い、という毎度の流れにほっこりしました。 -
「祭り」らしい「祭り」
ハレの日とはこうあるべき、という話。
そんな中でマイペースな主人公が笑えるのかもな。
役に立つのは主人公だからだけど、普通なら頭のおかしい
おっちゃん扱いだよな。