これ、いったいどうやったら売れるんですか? 身近な疑問からはじめるマーケティング (SB新書)
- SBクリエイティブ (2016年10月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797388954
感想・レビュー・書評
-
具体例が分かりやすいので、なるほど~と思いながら楽しく読みました。
ベンツの成功例や十勝マンゴー、きゃりーぱみゅぱみゅ、ブックオフなど。
なかでもつい考え込んでしまったのは、「行列のプリンが赤字の理由」この店の店長と同じような失敗って、実はけっこうやっちゃってるんだろうなと思いながら読んだ。
この本はがっつり熟読して、サイト戦略でいえばどう考えてどう活用したらいいのかを考えたいところですが(それよりも基本のサイトメンテをしっかりやらなあかんという反省もありますが・・・)、それをするには図書館で借りただけでは限界ぽい。
ので、手元に置いておきたい本認定したいところです。
ところで・・・古本屋業界、めっちゃおもろいことになっていたんですね。最新の古本屋事情に関する本や記事があったら読みたいな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
身近なところから疑問点を持ってきていてとってもわかりやすかった。世の中って面白いなあって思った。言われれば確かに!と思えることが多かったが、もっと広い視野が私には必要だと実感
-
一生懸命頑張っていても商品が売れない人と、あまり頑張っている感じはしないのになぜか商品が売れる人の「違い」は何なのか。
それは、【マーケティングを知っているかどうか】という点である。残念なことに、世の中にはマーケティングを知らずに、ムダな努力をしている人が多いのだ。
しかし、実のところマーケティングは子供でも分かるほどシンプルなものである。そう思わせてくれるほど、本書は分かりやすくマーケティングについて説明されている。 -
結局どうやったら売れるんだ
-
具体的な事例が示されていてとても分かりやすく、自身の仕事に置き換えて考えながら読むことができた。
バリュープロポジションを考え出し、ブルーオーシャンに辿り着くことでオンリーワンの存在になれる。そのためにはお客さん、自社、自分のことを徹底的に考えようと思う。 -
とても分かりやすかった。
・お客を創る・新しい市場を創り出す
徹底してお客のニーズを見つけ出す。
お客がお金を出す理由を考える。
・「商品」を売るのではなく、それを使った「体験」を売る
ブランド体験
結局は客に対しても、市場でもオンリーワンになるのが一番大事。 -
基本的なマーケティング理論について
実際の事例、時計やベンツ、セブンイレブンなどの成功戦略を元に、マーケティングについて解説している
初心者にとっては読みやすくわかりやすかった! -
正直に白状します。
本屋で一目見て広末涼子さんが可愛かったから買いましたσ^_^;
本章に入るとバリュープロポジションを捉えるとコモディティ化して売れなくなった商品も売れると言います。
要は顧客のストーリーに合わせて欲しい機能を追加する。
これはイノベーションにも通じますよね。
成熟期に入って売れなくなった商品もストーリーを付加することで成長期に繋げる。
成長期後半から成熟期のレッドオーシャンから脱して成長期前半のブルーオーシャンに入る。
やらなければならないことはそれほど変わらないのかもしれません。
この本はややこしいことは考えなくても「4p戦略」つまり「価格price」「商品product」「流通place」「プロモーションpromotion」に沿って実例を挙げてくれてます。
セブンやファミマがなぜ局地的に林立してるのかよくわかる本でした。
広末涼子さんに心奪われてなかったら買いませんでしたが、それはさておき内容もちゃんとした良い本でした( ̄^ ̄)ゞ -
やはり売り方が一番大事。
ブルーオーシャンの発想は、以前の上司が実証してくれた
さすがだ。 -
20170103
新年の1冊目。
黄色い表紙に、若い女性のイラスト。『これ、どうやったら売れるんですか?』というタイトルを目にした時、思わず買ってしまった。
さすがにマーケティングを熟知した筆者ならではの戦略にはまった。
内容は、難しそうに思えるマーケティング理論を、具体例や、実体験を使って非常に分かりやすく書かれている。分かりやす過ぎて、分かった気になってしまうほど。
紹介されていらマーケティング理論は以下の通り
バリュープロポジション
ブルーオーシャン戦略
顧客ロイヤルティと顧客生涯価値
期待を超えた顧客満足がブランドを作る
商品開発の目的は顧客開発。企業の目的は顧客開発。
逆に、プロダクトアウトな商品は売れない
価格戦略は、ビジネス戦略。価格設定を間違えて、忙しいのに低収益に陥っている企業が多い。
チャンネル戦略とランチェスター戦略
セブンイレブンは、狭い地域に店舗を集中展開するドミナント方式でイオンに対抗している。
イノベーター理論と、キャズム理論。
マーケティングではブレイクは待つものではなく仕掛けるもの。最初は一部の熱狂的な人たちにターゲットを絞ることが重要。
買い手、売り手、新規参入業者、代替品、同業者の5つに分けて、勝てない競争を避けて、常に勝てる状況を作り出す。
ビジネスに何より大切なのは、お客様に求められるオンリーワンになる事。 -
バリュープロポジション、ブルーオーシャン戦略からマイケルポーターまでのマーケティングのトレンドをセブンイレブン、はなまるうどん、きゃりーぱみゅぱみゅなど身近な実例を挙げてとても分かり易く説明していて、マーケティングの入門に最適です。差別化、弱者の戦略、顧客の開発などが実践に使えそうです。