教養バカ わかりやすく説明できる人だけが生き残る (SB新書)

著者 : 竹内薫
制作 : 嵯峨野 功一 
  • SBクリエイティブ (2017年2月7日発売)
2.96
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  • 本棚登録 :299
  • レビュー :25
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797388961

作品紹介

サイエンス・ライター×「わかりやすい技術」

情報が多様化する現代。
サイエンス作家が初公開! 誰でも使える「わかりやすい技術」

知識ばかり多い「教養バカ」や、専門知識しか持たない「タコツボ」では、生き残っていくことはできない。
相手にわかりやすく伝える技術が求められているのである。
では、どうすればよいか。

本書は、そんな「伝え方」「説明」に悩みを持った人に、サイエンスライターとして、文系・理系ともに支持される竹内先生が、「わかりやすさ」のツボをおしえる1冊。いまでこそ、TVのコメンテーターとして引っ張りだこの著者だが、「話がわかりにくい」と悩んだ時期もあったそう。そこから、経験を重ねるうちに、「わかりやすさ」には「ツボ」があり、それを踏まえれば、どんな相手からも「わかりやすい!」と信頼されることを発見!わかりやすい技術を磨いていった。

「場数は必要だが、遠回りしないでほしい。」

そう願う著者が、その長い経験から培った「わかりやすさのツボ」をおしみなく開陳する。

教養バカ わかりやすく説明できる人だけが生き残る (SB新書)の感想・レビュー・書評

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  • 頭の中に絵を描くことができる→理解
    相手の頭に絵を描かせるためのテクニック
    ・つなぎの言葉
    ・相手の興味を引く「ハテナ」を組み込む
    ・言葉のミニマリズム
    ・「間」を意識
    ・結論(リード)をまず伝え、絵を描く準備をさせる

  • 教養バカ。そう。僕です。
    最近実は本を読む数減らしました。
    月に5冊くらいでしたが今は10日に1冊ペースで月3冊。
    読むのも1冊読み終えてから次を読みます。
    前まで本って序盤面白くて中だるみして終盤また面白いというのが多いので、中だるみした時にもう1冊違う本を読み出して2冊同時に読んでましたがそれもやめました。
    結局入れ過ぎてもダメだと思うんですよね。
    この本にもありますが相手に伝えられるようにならないと知識になってないというか。
    本の内容とは少し離れましたが本当の教養人になるためにはひたすらわかりやすく伝えるということ。
    話を作り上げるための知識と知識を繋ぐ接着剤を多く持つことだとしてます。
    ちょっと頭いい学生の子とか大人の人でたまにやたら専門用語使って話してる人いますよね。
    あれは教養バカということです。
    日々の会話から意識しようと思いました。
    あとインプットの質と。

  • レビュー省略

  •  空前の教養ブームである昨今、知識はあるものの、実際に話してみると面白味がなかったり、ストーリーがなかったりする人がいる。そのような人は知識をひけらかしているだけの「教養バカ」といえ、他人から敬遠されたり、物事を多角的な視点から考えることができなかったりする。そのような「教養バカ」を脱して真の教養人になるには、相手に分かりやすく伝えるためのトレーニングをすることが必要なのである。
     端的に言えば、分かりやすい人とは、相手の脳内に素早く絵を描かせてくれる人である。すなわち、相手を意識し、相手を知ることを通じ、相手の想像力に働きかけることによって、自分の脳内の絵を相手の脳内に可能な限り正確にかつ具体的に描ける人が、アウトプットの上手な教養人である。技術としては、相手に話の先を予測してもらうために接続詞を用いること、相手の脳内にハテナを作り、解消させたいと思わせること=喰いつかせること(もちろん答えは後で回収するべき)などがあろう。
     以上から導かれるように、分かりやすさとは、「相手が分かる言葉を使う」のが鉄則である。そこで、語彙力こそが分かりやすさであるということもできよう。というのも、相手に合わせるには、知っている言葉の数がものをいうからである。語彙の数や知識があれば表現の幅が広がり、たとえ話や言い換えもうまくなる。
     また、心に刺さるフレーズの作り方として、無作為に並べられた複数の言葉からいくつかを抽出してくっつけるという方法(※)がある。その際にその造語を説明するという訓練をすれば、相手に分かりやすく伝えるための想像力や構成力が養われるであろう。加えて、このトレーニングは、キャッチコピーやタイトルなど世の中にない新しい言葉を作り出すときに役立つはずである。
     真の教養人は話し方が違う。機知にも富んでいる。そのような人間になれるよう、自分が伝える側になっても、伝えられる側になっても相手がいることを意識し、分かりやすく物事を伝える訓練が今必要なのである。

     本書は、単に知識を詰め込むだけの「教養バカ」にならないためには、物事を相手に分かりやすく伝える能力を培うことが必要であるという主張から、分かりやすさを養うテクニックや「教養バカ」の典型例を複数挙げて解説をしている。したがって、本書自体から知識を得るのではなく、知識の伝え方を学ぶことを目的に執筆された書である。筆者もその「分かりやすさ」を意識してか、比較的平易な用語で説明されており、全体として読みやすいが(2時間あれば十分)、少々刺激が足りないというのが正直な感想ではある。ただ、(※)の方法は斬新で、報告のタイトルを検討する際に有用であると感じられた。

  • わりとわかりやすくて、人前で話するときの参考になったんじゃないかな。

  • 「教養バカ」にならない方法と、そういう人への対応策(が少し)。
    個人的には、今まで読んだ本以上に得るものはあまりなかったかなぁ…と。

  • 教養バカ=知識だけの人、というのが本当に刺さる。話す力を実例とともに書いているので、かなり読みやすかった。

  • 2017年2月刊。教養の本ではなく「伝え方」の本。教養は持っているだけではダメで、相手に分かりやすく伝えることに意義がある。

    ◆【引用メモ】「わかりやすい人」とは、相手の脳内にすばやく「絵」を描かせてくれる人です。(p.30)◆わかりやすさとは、「相手がわかる言葉を使う」のが鉄則。(p.117)◆別のいい方をしたいのに思いつかない(中略)そんなときに便利なのが「類語辞典」です。(p.122)◆「伝えた」と「伝わった」。似ているようですが違います。「伝えた」は自分だけの行為。いわば一方通行です。(p.166)

  • 引用
    ・選択肢がA OR Bの二分法は、選択肢が二つしかないため言いきる必要があります。そのため間違った情報を与える可能性があるため、分かりやすさの観点からいうと、多角的に説明する方が相手に伝わるのでは。
    ・属人思考➡正しさの基準が人になっている
    属事思考➡誰が言っていようがそれが正しいのか確認して判断しようとすること
    ・相手に伝わりやすいように、相手が理解できる言葉で伝えること、自分の語彙と表現方法を増やすのが近道です。

  • 知識が豊富でも話がおもしろくない「教養バカ」でなく、わかりやすくおもしろく話ができる真の教養人になりたいと思ってますし、そのように努めてるつもりですが、できてるかどうかはわかりません。

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