戦術の本質 戦いには不変の原理・原則がある (サイエンス・アイ新書)

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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797389470

作品紹介・あらすじ

【北海道の機甲科部隊・第71戦車連隊の連隊長をつとめた戦車戦闘のプロフェッショナル・木元寛明氏(元・陸将補)が、「戦術の本質」を1冊にまとめました! 】

リアリズムが支配する現代の戦場で、指揮官はどのように作戦を立案し、どうやって部隊を指揮・運用し、敵を撃破し、勝利を収めるのでしょうか? 勝利の「原理・原則」や「方程式」はあるのでしょうか? 本書では、陸上自衛隊で陸将補を務めた著者が、戦術を体系的に解説し、その本質に迫ります。また、兵法書として名高い『孫子』は、多くのビジネスマンに愛読されています。戦術を知ることは、ビジネスの世界での勝利にもつながることでしょう。


【この本の内容(一部)】
●戦いには守るべき基本と原則がある
●目的・目標を確立し、徹底して追求せよ
●イニシアティブを奪い、敵をわれに追随させよ
●戦闘力は兵力数の2乗に比例する
●すべてを守ろうとするものは、すべてを失う
●形而上下のあらゆる戦闘力を決勝点に指向せよ
●奇襲を防止し、行動の自由を確保せよ
●想定外こそが奇襲の本質である
●戦闘力使用の原理は集・散・動・静
●戦闘力を構成する8大要素
●まず迂回、次いで包囲の可能性を追求せよ
●防者に陣外決戦を強要せよ
●敵の弱点である背後または側面から攻撃せよ
●包囲の終末段階は遭遇戦または突破となる
●J・F・C・フラーは突破を科学的に分析した
●突破正面に徹底して戦闘力を集中せよ
●間隙から潜入して特定の目標を達成せよ
●事後の戦闘に最適の状態で到着せよ
●敵との接触・戦闘を予期して行軍せよ
●遭遇戦の特色は主導権の争奪戦にある
●防御は他の決定的行為に従属する戦術行動

感想・レビュー・書評

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  • これを読んで、「よっしゃバチこい敵国!」なんて思わないですがね。昔のアメリカドラマであった朝起きたら、占領されてたからゲリラ活動で祖国解放やとも思わないですけど。

    敵と味方が双方、命を賭けて知謀の限りを尽くすって意味では、人間の歴史って似たようなこと繰り返してるんですよね。武器は、刀や槍から、ドローンや精密兵器に移っていても、残念ながら、脳みそだけは同じなんでっていう持論からこういう本も読みます。

  • 創作で使おうとしつつ、あわよくば日常生活?にも役立てようと読んだ。
    今後、もっと難しい本を読むときの入門にもなればとも。

    分かりやすくまとまっていて、とっかかりにはとてもよかった。
    こういうことが分かっていると、世界情勢のニュースがちょっと怖くなる。何から目を反らしどういうことをいってほしいのか、をうまくやっているマスコミのこととかも見えてしまうし…。

    日常生活視点で言えば、あぁ、わが社は負ける…!ってのが分かってしまって、がっかりしたのでした(笑)せめて、せめて自分が上に立った時は、こういう生き方をしたいよ(どういう?)

  • ちょうど戦術の知識がほしかったのでよかった。
    戦闘の要素を網羅的に簡潔に収めた一冊。
    見開きで説明とビジュアルが1Pずつさかれていて読みやすい。
    とっつきやすく、ざっくり概観をつかむにはよかった

  • 左半分がコンパクトな説明、右半分がビジュアルやチャート化して、読者を選ばない最適な入門書。

    翻訳されていない、戦術のサイエンス化、戦車を活用した電撃戦を提唱というイノベーションと断言してもおかしくないイギリス軍事学者フラーの紹介は、学びの、きっかけになった。

    陸上自衛隊出身の著者だけに、陸上戦中心なのが残念な点。但し、ビジネスに活用・応用の知識としては、充分な内容。
    軽く読めるので、おすすめします。

  • 1項目2Pほどの解説で、図入りで説明されており、非常に見やすい。
    現代の軍隊がどんな意思決定プロセスをとっているか、TACTICSの分類がどのようなものかがわかる

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プロフィール

1945年、広島県生まれ。1968年、防衛大学校(12期)卒業後、陸上自衛隊入隊。以降、第2戦車大隊長、第71戦車連隊長、富士学校機甲科部副部長、幹部学校主任研究開発官などを歴任して2000年に退官(陸将補)。退官後はセコム株式会社研修部で勤務。2008年以降は軍事史研究に専念。主な著書は『戦術の本質』『戦車の戦う技術』(サイエンス・アイ新書)、『自衛官が教える「戦国・幕末合戦」の正しい見方』(双葉社)、『戦術学入門』『指揮官の顔』『ある防衛大学校生の青春』『戦車隊長』『陸自教範「野外令」が教える戦場の方程式』『本当の戦車の戦い方』(光人社)。

「2017年 『機動の理論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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