世界のエリートは10冊しか本を読まない

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797389517

作品紹介・あらすじ

今すぐ、手元の本を捨てなさい。
サンリオ、LINE、DeNAで活躍する著者が明かす、ずば抜けた結果を出す読書術とは?

感想・レビュー・書評

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  • 自分の課題を明確にして、それにあった本10冊を机に置き、随時参照することで課題をこなすという内容の本
    タイトルがまったく違う点については非常に不満だが、内容については悪くなかった

    本についても再読するなら保存、不要なら売却、再度必要になったら再購入
    基本として課題の本しか買わないので積読本もたまらないし、なかなかいいかもしれない

    自分的に今現在課題があまり明確になっていないことからまずそこから始めようかと考えている

    【参考になった点】
    ・本から得た知見をビジネスの場で活用するという視点
    ・10冊読書術
    ①自分の課題を解決する本を10冊だけ選ぶ
    ②「6つの基準」を参考に選ぶ
    ③10冊をデスクの上に置く
    ④その都度参照する(アテンションをはっきりさせる、リマインダーとして使う、実践につなげる)
    ⑤合わない本を処分し空き容量を増やす
    ⑥自分ならどうするで読む
    ⑦課題と結果に全意識をフォーカスさせる
    ・読んだページが1ページでも1行でも実践につなげ、結果を出せれば、読書は成功
    ・読書後に書き残す「ネクストステップ」
    →自分のシチュエーションに当てはめ、次のステップを考え、自分なりの結論を書き留める
    ・必要な10冊 直面する課題を解決する、実践してみたいこと、将来有益そう
    ・必要か必要でないかで判断し処分する

    【内容:アマゾンから転記】
    世界最高峰のハーバードで学んだ、桁外れな結果を出す読書術!
    もう、「速読」も「多読」もいらない!
    サンリオ、LINE、DeNA、ピジョンで活躍する著者が初めて明かす、ハーバード式「10冊読書術」とは?

    世界最高峰のビジネススクール・ハーバード。
    圧倒的な「読書家」なイメージがある学生だが、彼らは、どれだけ本を読んでいるのか。
    実際に著者がハーバード・ビジネススクールに留学し、学んだ経験から見えてきた姿は、
    一般の印象とはだいぶ異なる。
    ハーバードの学生は、ほとんど本を「読まない」のだ。
    より正確にいうならば、本を読むことを目的とせず、
    本をどう使うか、つまりビジネスの実践に重きを置いている。

    一方、多くの日本人は、「著者の主張を正しく理解する」を目的にしている。
    たとえば、要約ノート。
    結果の出ない人は、ノートをまとめることで満足してしまい、本から得た知見を活用しようという視点が、圧倒的に欠けている。
    速読を学ぶ人の多くも、「いかに速く読むか」にしか意識がいっておらず、
    「速く読んでその次にどうするか」までを考えていない。

    実際に、本を速く読めるかどうかでビジネスの評価が決まるということはない。
    もっといってしまえば、「本を最後まで読み切る」という意識すらも、必要ないのだ。
    もし最初に開いた1行目に、本のエッセンスが凝縮されていて、それを理解したならば、
    躊躇なく、彼らは本を閉じる。1行目よりも先を読むのは、「時間の無駄」。
    後ろのページを読む時間を、実践の時間に当てたほうがよほど効率的なのだ。

    本書は、サンリオでキティの海外展開を大成功させ、LINEやDeNA、ピジョンでも社外取締役を務めた著者が、世界最高峰で学んだ「課題を解決する」ための読書術を、実体験とともにまとめた1冊。その独自のメソッドを、「10冊読書術」として紹介する。

    ◎本書内の項目
    ● ハーバードでは何を何冊読んでいるのか
    ● 思考力を鍛えるハーバードの「ケース・メソッド」
    ●「日本の学生は本を読まない」は本当か?
    ●「知っている」を「できる」に変えるには
    ●評論家になるな、実践者になれ
    ●「自分が主人公ならどうするか」で本を読んでいますか
    ●本を読む目的とは「課題解決」だけである
    ● 本を10冊に絞るすごい効果
    ●再読しない本は捨ててもかまわない
    ●課題を解決する「本の選び方」6つの基準
    ● 課題解決にはたった1行で十分
    ●「速く読めない」には理由がある
    ●私ならこう読む! ビジネス名著の読み方〈実践編〉
    『ブロックバスター戦略―ハーバードで教えているメガヒットの法則』、『戦略経営論』
    『競争の戦略』、『グロービスのMBAシリーズ』、
    『ビジョナリー・カンパニー│時代を超える生存の原則』
    『ハーバードのリーダーシップ講義 「自分の殻」を打ち破る』
    など……

  • 問題解決型読書 本を読んで、現状の何が変わるのか?

  • まさかのSBクリエイティブ出版
    22〜

    これはおもしろい

  • 本を目につく場所に置いておくことで、視える化して、行動が変わってくる。1日1ページでも読むことを毎日続ける。
    内容はさすがエリートさんだと思ったけど、できることもあるので取り入れていけるとこはしていきたい。

  • その時その時で、自分にとって必要な本を10冊選んで目に見える場所に置いて、読んでいくといい、らしい。

    本をたくさん読むことよりも、一冊全部読むことよりも、自分にとって役立つ必要箇所をより早く見つけて実践することが大事。

    個人的にいいな、と思った箇所。
    《でも業務でも、理解が追いつかないようだあれば、「コンテクストが足りてないのだはないか?」と自問してみてください。》

    初めての分野は特にそうで、圧倒的に足りてない。理解するためには、最低限知っておかないといけないものってあるよなあ、と思った。

    これからしばらくは、色んな分野の本を読んでいきたい。

  • 「世界のエリートは人生で本を10冊しか読まない」ということではなく、その時の自分にあった厳選した10冊を机の上に置いている、という話だった。常にタイトルが見えるだけでも、自分が今何をしなければならないのかがはっきりする、と。当然、本をストックしておくための本棚は必要。

    本に何が書いてあったのかはどうでもよく、次に自分が何をするのか「ネクストステップ」が大切。

    ◎自分なりのネクストステップ
    読みたくなったらまた買えば良い、という考えで30冊本を手放す。

  • 界のエリートは 10 冊しか本を読まない「読書は行動化のためにある」
    世界のエリートは本を読む目的を
    ビジネスで桁外れの結果を出すこと。
    目の前の課題を解決すること。においています。
    故にその課題に直結する本 10 冊を選び抜き何回も読み返し、定期的にその 10 冊を入れ替
    えて再考するということを意識的に行っている。
    一冊の本から得られる情報の量よりも質にこだわり、一言でも一行でも自分の生活に使え
    そうな情報を選び抜くことに意識を向けている。
    その 10 冊をどう選ぶかに関しては SNS のクチコミ、著者の有名度、目次とはじめにを吟
    味する、の観点で選ぶと良い。

  • 本の使い方を改めさせられる。
    読書=インプットで終わるのではなく、いかに、アウトプットできるかが大切。

    「自分ならどう行動するか」を常に意識して読む。
    この意識についてアメリカと日本の国語教育が絡んでいて興味深かった。

  • 自分とは価値観が違うのかと思い手にとってみた本
    そもそもビジネスに対しての読書について書かれていたので
    考えが違う部分もあったけど
    要は『自分ならどうするか』を考える事が大事

  • ・ビジネス読書の目的は、自分の課題を解決すること。
    → なので、読了することは問題ではない。1行でも、自分の問題解決に役立つことがあれば、実践し、あとは読まない、というのも全然アリ。

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著者プロフィール

元サンリオ常務取締役。1974年生まれ。青山学院大学国際政治経済学部を卒業後、三菱商事に入社。エイベックスやローソンなどでメディア・コンテンツビジネスに従事。2008年ハーバード・ビジネススクールでMBA取得。同年サンリオ入社。2013年にDeNA社外取締役に就任。2015年よりサンリオ・メディア&ピクチャーズ エンターテインメントのCEOとして映画製作に従事。米国経済誌「Business Insider」より、フェイスブックのシェリル・サンドバーグや政治家のミット・ロムニーと並んで「ハーバード・ビジネススクールのもっとも成功した卒業生31人」にも選出される。著書に『桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか』(幻冬舎)、『ブロックバスター戦略』(監訳・解説/東洋経済新報社)がある。

「2017年 『世界のエリートは10冊しか本を読まない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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