- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797389555
作品紹介・あらすじ
「ゴブリンよりは、よほど危険だ。だが魔神どもとは比べるべくもない」
国王署名入りの依頼「悪魔の塔」の討伐に重戦士、槍使い、ゴブリンスレイヤーの三人が挑む――。
「ね、ぶらぶらしよっか」
ゴブリンスレイヤーのいない休日、牛飼娘は女神官と街を散策する――。
「見てなさい。私が世界の一つ二つ、救ってあげるから!」
妖精弓手は冒険のない日、受付嬢の提案で、聖騎士を演じる――。
「森人と一緒に冒険に行けぇ?」
種族を超えた共闘、これは彼と出会う前の三人の冒険――。
辺境の街で紡がれる、十の物語。
蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第4弾!
感想・レビュー・書評
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短編集。
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短編集。
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7/10.
あまりまとめてない一巻だった。過去の話、別のパーティの話、ちぐはぐで没頭しづらかった。とは言っても、あっちこっちのシーンや台詞に読み応えがあった。 -
今回は短編集
日常あり、冒険ありとなかなか楽しかった。
1 新米戦士と見習聖女のお話
ゴブリンスレイヤーのアドバイスを受け、巨大黒蟲から剣を取り戻す話
2 ある男の子の話
ある村でゴブリンに出会った男の子とゴブリンスレイヤーの話
3 酒場の女給のお話
酒場の女給と工房の丁稚の話
4 ありふれたゴブリンの巣のお話
ゴブリンの視点から始まるゴブリンスレイヤーの話
5 彼がいない日のお話
牛飼娘が街に行って、女神官と下着とか買い物したり(ビキニアーマー、、)、監督官・受付嬢・妖精弓手たちとゲームをする話
6 悪魔に魅せられし魔宮の滅亡するお話
ゴブリンスレイヤーと重戦士・槍使いで、塔の攻略をする話
7 死人占い師さんが手番二回くらいでずんばらりされた後のお話
勇者の話
8 妖精弓手のぐだぐだとした休日のお話
妖精弓手が受付嬢と下着とか買い物したり、ゲームをする話(5と同日)
9 三人の数ヶ月前くらいのお話
妖精弓手と蜥蜴僧侶、鉱人道士の出会いの話
10 往って帰って来たお話
ゴブリンスレイヤーが冒険から戻ったときのギルドの話
以下再読のための備忘
・巨乳死すべし的視線を向ける女給さん
・ビキニアーマーは着れるだけで勇者
・全裸妖精弓手イラスト(あ、、まじ金床だ、、) -
今回は短編集。1巻と2巻の間、2巻と3巻の間にあった小さな物語を取りまとめた一冊になっている。
妖精弓手ら三人のパーティ結成の掌編や、重戦士、槍使いとともにゴブリンスレイヤーが悪魔の塔に挑む物語など、物語世界を深める役割をよく担った巻である。
惜しむらくは、全編を通じて「金が入り用でな」と述べていたゴブリンスレイヤーの事情が、結末部分でこう、一冊を取りまとめるような重みをもって解決されているかというと微妙にも思えた点だろう。悪い結びではないが、伏線としては弱い印象である。
その辺も加味して、今回は星四つで評価している。 -
ただひたすらゴブリンを狩る男の冒険譚?も第四巻目ということで。
今回は短編集でしたね。ゴブリンスレイヤー以外の冒険者たちにフォーカスした短編が十個ありましたが、はてさて。悪魔の塔に挑む男性陣冒険者三人の話と見習い冒険者二人の話が面白かったです。
あとは叙述トリックの短編もよかったですねぇ。いつか主人公の過去話がしっかり語られることはあるのでしょうか。重々しい話になるでしょうから読みたくはないですが、それでも本になったら読んでしまうと思います。うーむ。
にしても。ウィザードリィと同じで呪文が回数制ってのは、呪文が尽きかけた時の緊迫感や尽きた時の絶望感が如実に表れていいですね。精神力さえあればいくらでも呪文が使える世界観では出せない魅力だと思います。 -
短編集。
お金が必要なわけは想像ついたけど、ひどいねぇ。
あと他のヒロインにとってはきっついねぇ。
そして色々なところでゲーマー魂をくすぐる描写。
アレかなぁ?それともあっちかなぁ?などとくだらない想像してみたり。
そしてやりたくなる、と。