- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797389586
作品紹介・あらすじ
今世紀最大の医療スキャンダル!
日本で不妊治療を受けている人は50万人を超え、年間4万人が高度生殖医療で生まれている。
不妊症に悩むカップルは6組に1組。
世界的に見ても日本は世界一の不妊治療大国だ。
しかしその成功率は非常に低い。
日本はなぜ治療件数世界一なのに、出産率世界最下位なのか
そもそも日本で行われている不妊治療は安全なのか。
この問題に、『少年A 矯正2500日全記録』『僕はパパを殺すことに決めた 奈良エリート少年自宅放火事件の真実』など
のベストセラーがある、ジャーナリスト/ノンフィクション作家、草薙厚子が迫る。
感想・レビュー・書評
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2018/10/03読了
本当は怖い って煽っているけど
内容はもっともなので(タイトルが悪い気もしないこともないが・・)
不妊治療にあたる際には、知識として読んでおくべきだとは感じた。
病気や障害を引き起こす要因だとか
未だ解明されていないのに病院や医師のさじ加減で進み
従わざるを得ない治療とか
ビジネスとしての不妊治療。
常に受け身ではなく、自発的に
何をすべきか、何が必要かというのを調べて考えなくてはならない。
そういう意味では必要な一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
仕事に絡むので実態を知りたくて読んでみた。統計的な数値や海外との比較、不妊治療の実際、問題点、色々書かれていた。驚いたのは日本は実施数が1番多いにもかかわらず成功率は世界的に見ても最低レベルにあること。これは何を指すのか考えさせられる事実。
そしてほとんどの医師がリスクはないと言うらしいけど、実際は表にあまり出ない研究結果があったり、医院によってかなり診断結果もちがうらしく、まだまだこれからの分野であることがみてとれる。 -
本当は怖い不妊治療。草薙厚子先生の著書、黒田優佳子先生の監修。不妊に悩む女性、不妊に苦しむ女性は世の中に本当に多い。不妊治療、顕微授精、生殖補助医療がもたらす危険性をわかりやすく説明している。これから不妊治療、顕微授精、生殖補助医療を考えている方や不妊治療、顕微授精、生殖補助医療で子供を授かった方には必読かもしれません。
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世界の不妊治療事情などの情報は興味深い。タイトルはちょっと大袈裟かな。顕微授精リスクは想定の範囲内の内容
内容があっちこっちとんだり、同じ話を繰り返したりするので、少し読みづらい印象。