母親力 息子を「メシが食える男」に育てる (SB新書)

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  • SBクリエイティブ
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797389760

作品紹介・あらすじ

偏差値でもないIQでもない本当に必要な力

今年デビュー45周年を迎えた国民的歌手・森昌子さん。
昨今、フジテレビ系『ダウンタウンなう』やTBS系『サワコの朝』で放送された
"森昌子流スパルタ子育て"が話題に。

子供の頃からの夢だった「よき母」になるため、人気絶頂の27歳のときに歌手を引退。
27歳で結婚して19年の長きにわたって専業主婦に専念していました。

その子育て法が独特!

幼少期は長男を「1番」、次男を「2番」、三男を「3番」と呼ぶ独創的な子育てで、
兄弟同士でも年上の兄には敬語。
もちろん、闇雲に厳しいわけではありません。

わが子をメシが食える大人に育てるため、
母親に依存せず、年上を敬い、自分のことは自分でする。
そんな社会に出てから必要になることを幼いころから身につかせ、
18歳になったら強制的に家を出し自立に導いてきたそうです。

自分が一人っ子で甘えて育てられた分、三兄弟が将来、一家の大黒柱になり、
長い人生でなんらかの壁にぶつかったとき、
いろんな考え方をもって対処できるようにしたかった。

そんな独特の子育てを通し、これからの不透明な世界を見据えて、
わが子をメシが食える大人に育てる方法を教えてもらえる1冊。

「18歳まで十二分に愛情をもって育てたんだから、あとは、あんたら男なんだからちゃんとやれや」
この一言は素敵すぎる。

感想・レビュー・書評

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  • ONE OK ROCKのTakaが
    どんな風に育てられたのか気になり読んでみた。

    「親の私が最期を迎えるまで、
    もしかしたら息子たちが最期を迎えるまで、
    子育ての答えは出ない。」
    と言う言葉が一番うなづけた。

  • 意外と興味深く読めた。

  • 元三人娘で、最近は物まねでもおなじみの森昌子による子育て論。
    といっても、オリジナリティあふれててあまり参考にはならないかと。
    彼女の人生とパーソナリティが知れて面白かった。

  • 人としてすごいと思う。尊敬する。

  • 767.8

  • Takaさんの人間力の高さの理由を深掘りしたく読んでみた。

    森昌子さんは、出産時から、子育て方針が明確で、それをブレずに貫いて育てあげている。

    自分も子育て中だけど、こんなに明確な子育て方針はないなあと改めて気づく。自分の中のぶれない子育て方針とは?と見直すきっかけになった

  • one okのtakaがどのように育てられて、鬼のようだ母親だと言っていたのが気になり読んでみた。

    今ではアカン子育て方法がかかれているけれど、昭和の子育てはこんな感じだったのかな。

    離婚をしてからはすごく大変だったんだろうなという場面がたくさんあった。

    最後までさくっと読めた。読んでよかった。

  • 歌手を生業にしておりますが、自分の一生を懸けた仕事は子育てです。

    というフレーズが素敵だと思った。

    どこまでが事実かは不明だが、
    ザ昭和の子育て。嫌いじゃない。

  • 母親として三人の男子を育てたキャリアは、凄いです。

  • 2017/03/24

    笑って泣けて考えさせられる。

    森昌子になった話や、離婚の話もザックリ書いてある。
    18歳になったら子は家を出る、私の親もその考えで、子供の頃から言われていた。
    なので必然的に家を出たし、我が子にも小さい時から言っている。

    「18歳まで十二分に愛情を持って育てたんだから、
    あとは男なんだから自分でちゃんとやれや!」

    私は子供達に溢れるほどの愛情を与えているだろうか?
    18歳までまだ時間はある。
    今まで以上の無償の愛情を与えたい。

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著者プロフィール

テレビのオーディション番組「スター誕生!」の初代グランドチャンピオンとなり、弱冠13歳にしてデビュー。デビュー曲の「せんせい」が大ヒット。その後も圧倒的な歌唱力と親しみやすいキャラクターで「同級生」「中学三年生」と続く学園三部作や「おかあさん」「なみだの桟橋」「哀しみ本線日本海」「越冬つばめ」など、歌謡史に残る名曲を次々と世に送り出す。人気絶頂時に周囲の反対を押し切って引退し、結婚したが2006年、19年ぶりに復帰。NHK紅白歌合戦に出場した。現在は、歌手活動のほか、テレビのバラエティやドラマ、ラジオなど活動は多岐に渡る。

「2017年 『母親力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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