うまくいっている人は朝食前にいったい何をしているのか

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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797389807

作品紹介・あらすじ

朝の時間は、忙しい一日に流されてしまう前の貴重な時間だ。成功者はこの早朝の時間を「自分の理想の生活に向けた努力」に費やしている。本書では成功者の時間の使い方を紹介すると共に、新しい「朝の習慣」を無理なく取り入れるための方法を提案する。

感想・レビュー・書評

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  • 朝の時間の使い方、その効用は昔から別の本などでも説かれており自分ではよくわかっているつもりでした。しかし、この本を読んでみるとまた違った新鮮さを知ることができました。
    朝の時間の事に限らずタイムマネジメント全体について書かれた良書でした。

  • 朝に投資する。どうしてもやりたい事は一番最初にやらなければならない。

    小さな変化を積み重ねて大きな結果を出す。

    皆がまだ寝ている時に、たった数分でも戦略を練る時間を作るだけでその日の可能性が大きく広がる。

    成功している人は、やるべきことの優先順位を決めている。
    どうしてもやりたいことは一番最初にやらなければならない。

    意志力も筋力と同じで、使いすぎると疲労する。
    習慣化することで意思力の消費量を抑えることができる。

    朝の習慣に向いているのは面倒だが、続けていれば長期的に大きな見返りがある活動。
    1.キャリアの発展につながる行動。戦略を練る。集中力の必要な作業。
    2.豊かな人間関係につながる行動。家族や友人に最高な自分を提供する。
    3.自分を育てる行動。運動、瞑想など精神面を整えること、創造的な活動。

    朝の時間に革命を起こす5つのステップ。
    1.時間の使い方を記録する。
    2.完璧な朝を思い描く。
    3.時間配分を考える。
    新しい習慣のために朝の時間を増やそうとしない。
    4.習慣化する。
    最初から飛ばさない。新しい習慣は一度に一つ。
    5.必要に応じて調整を加える。

    いい週末には計画が必要。

    人生でやりたいことは全部やる。
    そのためのtodoリストを作ってみる。
    計画を立てるヒント。
    1.深く掘り下げる。
    2.午前中を活用する。
    3.伝統を作る。
    4.何もしない時間を予定に入れる。
    5.知らない場所を探検する。
    6.日曜日の夜に楽しいことをする。

    好きなこと。やりたいことを思いっきりやり、それ以外は最小限に抑える。
    そのためには、家事の時間を圧縮する。子どもの予定を見直す。スイッチを切る時間を作る。

    最優先事項を優先する。という7つの習慣を引用している。
    著者のおすすめは年間目標を定め、それを達成するために週間目標を決める。という方法。
    日曜日の夜に1週間の計画を立てる。
    誰よりも成功している人たちは、人生は未来に起こるのではない。ということを知っている。

    早く起きるためには早く寝る。

    時間を最大限に活用する8ステップ
    1.タイムログをつける。
    2.どのように時間を使っているかカテゴリ毎に計算する。
    3.現実を直視する。
    4.大きな夢を見る。つまり、やりたいことを想像する。
    5.目標の予定を決める。
    6.具体的なステップを考える。
    7.計画のための時間を作る。
    8.決めたことに責任を持つ。

    人生を変えるタイムマネジメント
    *TVではなく、読書や運動に時間を割く。
    *最初から欲張らない。小さな習慣を積み重ねる。
    *毎朝何か楽しいことを計画する。布団から抜け出る理由を作る。
    *食事は手抜きで良い。
    *睡眠時間を優先する。
    *自分の所有時間を把握する。
    *todoリストで自分を追い込まない。
    *モノの住所を決める。
    *所有物を減らす。
    *昼寝を活用する。
    *家事の基準を下げる。
    *最も重要な作業を最も生産性の高い時間帯。普通は朝。に当てる。
    *困ったら助けを求める。
    *スキルを磨く時間を作る。
    *家事や雑事を減らす。買い物はできるだけオンライン。
    *仕事だからといって、絶対にすべき。というわけではない。
    *行事の中身を見直す。必ずしもフルコースでしなければならないわけではない。
    *一度に一つのことをする。
    *断る勇気を持つ。半端な気持ちで引き受けられない。という理由もある。
    *自分の世界を広げる。
    *勝利を祝う。
    *人に投資をする。
    *マイクロマネジメントは非効率。
    *細切れの空き時間を作らない。
    *スイッチを切る。意識してネットワークからオフする。
    *集中できなくなったら、休憩を取る。
    *外に出る。
    *子どもが自立できるように訓練するのは、賢い時間の使い方。何でも親がやると、子ども自身で考えるチャンスを奪ってしまう。
    *他人に仕事を教えて、自分の自由な時間を増やす。
    *電話は自分からかける。
    *本気で人と会うならば、具体的に提案する。
    *思い出を楽しむ時間を作る。昔のアルバムを見返す時間を作る。
    *飲み会以外で人脈を作る方法を考える。
    *稼ぐ金を増やすことはできるが、時間は増やせない。自由な時間を作るためにお金を使うことは賢いお金の使い方の一つである。
    *楽しい計画を立てたなら、実行する。
    *大きな人生を選ぶ。思い出話ができるか。ということは体験する基準となる自問方法。
    *無意識にTVを見ない。
    *すると決めたら即実行。
    *嫌いな作業の所要時間を計る。その時間が分かれば、ゴールが見える。
    *書く癖をつける。

  • 1週間の168時間を全て記録する

    休みの日にやることを決めること、やりたいことを考えるだけで終わることになる

    週末はだらだらすごしていい日ではない、平日同様、戦略思考がいる
    金曜6時から月曜6時の60時間
    3つから5つのイベントを、いれよ
    やりたいことリストを作れ

    訳者あとがき
     朝の時間にむいているのは、やらなくても当面問題はないものの、きちんと続けると長期的見返りがある行動。
    キャリア発展、人間関係構築、自分を、育てる

  • 刊中のタイムログを見るとみんな暇そうで自分のほうが忙しい…と思ってしまいましたが、書いてみると自分の方が中身がないかもしれませんね。
    今はコロナ療養中で寝てばかりなので元気になったらわたしも1週間記録をつけてみたいと思います。
    習慣にしたかったら始めることは一回に一個まで…この類の本で毎回出てきます。
    その一個の決め方が知りたいです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

  • 以下読書メモ

    ・意志力も使いすぎると疲労する。
    →朝の時間がもっとも意志力が残ってる
    →習慣化されていることは、意志力を消耗しない

    ・朝の習慣のおすすめ
    →面倒でやりたくないけど、コツコツやっていくと長期的に見返りが大きいこと。

    ・朝の時間を利用できない人は
    →1週間の記録をとること。その結果から原因を探る

    ・平日だけでなく週末の計画も
    →土日やりたいことを事前に考えないと、やりたいことを考えて終了してしまう。

    ・週末の時間は48時間ではない
    →金曜日に帰宅して、月曜日の起床時間までが週末
    →この時間をうまく使う
    →3つor5つのイベントを組み込む

    ・平日の疲労を癒すには、他の労働をする

    ・充実した週末を送るには
    →伝統をつくる 家族みんなが楽しめるような固定のイベントをつくる
    →何もしない時間をあえて作る 

    ・予定は紙に書くことにより実行確立が上がる。

    ・土日に仕事のやり残しが気になるのであれば
    →土曜の朝だけは残務をやって、土日を心から楽しめるように
     →金曜日の夜とかが理想かな

    ★「しなければならないこと」に目を向けすぎると「意味のある事」ができない。人生がもったいない
    →クリスマスや誕生日などのイベント事 
     →家族が全員揃って、子ども楽しく参加してくれる回数は限られている
    →週末にエネルギーを節約していると、味気のない人生となってしまう。

  • flier要約
    https://www.flierinc.com/summary/2937

    ====
    ローラ・ヴァンダーカム(Laura Vanderkam)
    米国フィラデルフィア郊外で夫と3人の子供と共に暮らす
    2001年にプリンストン大学を卒業
    自らを「ライターであり、妻であり、母であり、ランナーであり、友人であり、ボランティア」と称している
    「ウォールストリート・ジャーナル」「ハフィントンポスト」「USAトゥデー」に寄稿する傍ら、朝の情報・ニュース番組や数々のラジオ番組にも出演している

    ====
    朝の時間を制する。
    成功者はそうしてるし、邪魔されない、判断力が高い時にやること。
    どの自己啓発本でも言われる内容で、あまり参考にはならなかった。
    ただ、朝の時間を今よりもっと活用したいとやはり思う。

  • 金曜の夜から月曜日の朝までが休み。
    休みも計画的に。日曜日の夜に楽しめること。
    日曜日の夜に一週間の計画を立てる。

  • 成功している人たちは、他の価値の高い行動も、歯磨きと同じように朝の習慣にしている。習慣なので石の力は使わない。そのおかげで同僚や通勤ラッシュなどにイライラさせられても、豊富に残っている石の力で切り抜けることができる。

    朝なかなか起きられないのは、その日にしなければならないことを考えてうんざりする方だ。逆に楽しみなことを考えれば、ベッドから出るのも簡単になるだろう。脳が集中することが自分の現実になる。

    日曜日を安息日として考えることも価値がある。例えば旧約聖書の出エジプト記には、7日目は羽田働いてはいけない。そうすればあなたの節も、あなたのロバも休めるだろう。またあなたの家に生まれた奴隷も、1国から来た奴隷も休めるだろう。と書いてある。現代の超多忙な我々も、安息日の原則を思い出し、1週間のうち少なくとも1日は仕事から解放されることの利点を理解できるかもしれない。

  • 早起き習慣を作りたくて、この本と、モーニングメソッドの本を同時に購入。

    結論、怠け者で早起きできない、先延ばしにしちゃう私みたいなタイプの人には俄然モーニングメソッドがオススメ。

    この本はどちらかというと、いつもより早起きするメリット、朝はこんなことをしてみては?、週末はこう過ごそう、ということが広めに書かれている。

    対してモーニングメソッドは、早起きにはこんなメリットがあるのにどうしてやらないの?、朝の過ごし方はそのままあなたの人生の過ごし方になる、朝におすすめのルーティンはこれだ!みたいな、ものすごいエネルギー高めの本笑 ちょっとスピリチュアル系もあり。

    怠け者にはやることの選択肢狭い方がいいから、私としてはモーニングメソッドがしっくりきた。

    ただ、この本にも気づきがたくさんあって読んでよかった。以下5つ。

    ★どうしてもやりたいなら、一番最初にやらなければならない
    やりたいことリスト100を作る。
    →やりたいことリスト100から、一年以内に達成したい目標を書き出す。
    →その目標を達成するために、日曜夜に一週間で「したいこと」の予定を立てる。
    →最優先事項を優先する。(7つの習慣)
    事前に最優先事項を決め、そのための時間を確保しなければならない。

    ★意思力は朝がMAX、夜に向かって段々落ちていく
    意思力も筋力と同じで、使いすぎると疲労する。依存性のあるものを我慢できなくなるのも、遅い時間になってから。
    価値の高い行動も習慣にしてしまう。習慣にすれば意思力の消費量も少なくなる。

    ★習慣化する
    最初から飛ばさない、少しずつ。いつもより15分早く寝て、15分早く起きてみる。

    ★ある種の労働の疲れを癒すには、他の労働をするしかないように出来ている。
    週末は好きなことを思いっきり、それ以外を最小限に。
    小さな子供と過ごす冬は一生に数回しかない。
    雪が降る日はほんの数日、その雪の日に家族が揃っている確率は?クリスマスをシンプルにするとか、そこで節約したエネルギーはどこに使うのか?エネルギーを節約している場合ではない。

    ★変えたい分野の時間を計る。
    子供に本を読んであげる時間を増やしたいなら、今かけている時間を計測して記録する。

  • 朝の習慣に向いているのは、面倒臭くてやりたくないけれど、それでもきちんと続けていれば大きな見返りがある活動(キャリア発展、豊かな人間関係、自己実現)。
    80歳までの週末は4160回。その一回一回を大切に。子供と楽しめるクリスマスも、雪の日も、夏休みも、数えるほどしかない。

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著者プロフィール

全米で有名なライター。夫と3人の子供と共に米国フィラデルフィア州在住。2001年に名門プリンストン大学を卒業。自らを「ライターであり、妻であり、母であり、ランナーであり、友人であり、ボランティア」と称している。全国紙USA TODAYに寄稿する傍ら、The Today Show、Fox & Friendsといった朝の情報・ニュース番組や数々のラジオ番組にも出演している。講演会やセミナーでの講演活動も積極的に行っている。公式ウェブサイト:http://lauravanderkam.com/

「2017年 『うまくいっている人は朝食前にいったい何をしているのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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