アイデアの科学 この1冊で、ひらめきや発想から企画書、説得まで「論理的に」解決 (サイエンス・アイ新書)
- SBクリエイティブ (2018年1月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797391411
作品紹介・あらすじ
よいアイデア、それは仕事や生活を便利に、より豊かに変えてくれるものです。
日ごろ、企画のプレゼンからちょっとした案出しまで、思いついたプランや工夫を書いたり話したりしなくてはならないこともあるでしょう。
しかし、「ぼんやりイメージが浮かぶけれど、うまく形にまとまらない…」というときはありませんか?
そこで本書では、アイデアの作り方や伝え方をを経験論ではなく、心理学と脳科学のアプローチで「6つのステップ」に集約し、わかりやすくご紹介します。
気軽にできるトレーニング方法、「寝ると忘れる気がするのは間違い」「アイデアを出すために泣こう」といった面白いヒントも満載です。
感想・レビュー・書評
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アイディアを作り出したいが、簡単に出てくるものではない。そこで、本書ではそのような先入観を多種多様なフレームワークを示すことで肩の力を抜いて柔軟にアイディア創出から提案できるように促す。気楽な感じが良かった。良書。
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アイデアを作ることを一旦やめ、「散歩をする」「寝る」「お酒を飲む」と言った、あまりほかでは見られない内容が書かれていて刺激になった。
磨きのかかった端的なものでないと相手に伝わらないということを念頭に置きたいと思った(相手はそれについて興味がないので)。 -
寝ながら夢を見る、散歩する、風呂やトイレ、で生まれやすい。
手書きのメモ帳を持ち歩く。
覚えたらすぐ寝る。体は休めば回復するが脳は寝ないと絶対回復しない。
アイデア術=足す、引く、誇張する、変換する、崩す、ずらす、反対にする、分割する、分解する、見方を変える。
トヨタ式なぜなぜ分析=原因を探るためなぜ、を繰り返す。
論理システムを使って、じっくり考える。その後は、考えることをやめて忘れる。その他の動作をする。散歩、風呂に入る、寝る、ノートを眺める、雑誌漫画本を見る、話す、酒を飲む。
セレンディピティ誘発法。 -
著者のtwitter
https://twitter.com/Pawpawporo/status/952795146843668481
にて、「類似書のない新しい味わい」 と書かれていましたが、同感。
軽い口当たりかと思いきや、実はしっかりとした味わい。
軽いタッチかと思いきや、脚注や参考文献や索引まで整った本格的な一面も。
難しかったり、奥深かったりする物事を、本質や肝心なところを外すことなくそぎ落とし、分かりやすい言葉や図表やイラストで解説する。
教育テレビの子供向け番組のような一冊。
付箋は14枚付きました。