普通の会社員が一生安心して過ごすためのお金の増やし方 (SB新書)
- SBクリエイティブ (2017年12月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797391671
作品紹介・あらすじ
●全然間に合う老後資金!
老後破産、下流老人と世の中には、老後の不安な状況をあおる様々な話があるうえ、年金などの見通しもままならない昨今。
とはいえ、目の前のことに追われて、なかなかそこまで手が回らないという方もいるのではないでしょうか。
そして、「今さらどうにもらならない」「なるようになる」と考えている方もいるのではないでしょうか?
結論からいって、老後の不安に備えるには40代でもまだまだ全然間に合います!
セゾン投信の代表取締役であり、40代で貯金ゼロだった中野氏が、
出費の多い30~40代を乗り切り、将来の不安をなくす「お金」の貯め方を紹介します。
2018年に制度がはじまる積立NISAにも触れ、将来の不安をなくす決定版となる1冊です。
感想・レビュー・書評
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まさにタイトルの通り、普通の会社員がどのようにお金を増やしていくとよいかが、わかりやすくまとめられていた。
印象に残ったのは以下のとおり。
・資産形成が大事な理由は、より人の生き方ができるようになるから。
・身の程をわきまえていない投資は不動産。サラリーマンが絶対にやってはいけないのがマンション投資。
・筆者の個人的な考え方は、預金はすべて投資信託へ。お金を銀行預金しておくのはもったいない。月五万円を積み立てに回せるかどうかが、将来の安心な生活につながると思っている。
・住宅ローンの繰り上げ返済をするくらいなら、その分は投資に回そう。住宅ローンには、団体信用生命保険がかけられていて、契約者が死亡すれば、その保険金でローンの残債を返済してくれる。
・立派な学校に子供を生かせれば立派な大人になるかというとそんなわけでもない。自分たちの生活を全て犠牲にしてお受験されて、何の意味があるのかわからない。
・結論を言えば、親は親、子供は子供。子供や親の介護に使う必要などはありません。
・生命保険は、住宅ローンを支払っている人は不要。住宅ローンを組むと団体信用生命保険入ることになり、途中で死亡した場合には、残りの住宅ローン支払ってくれる仕組みになっているから。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文字通り、資産運用について書いた一冊。
特筆すべき内容はなかったものの、参考にはなった。 -
多くの投資本を読んでいるが、この本で特に新しい発見はない。逆に言えば、長期投資に関してはすでに書籍化している範囲で論点が出尽くしているということ。
結局、まず収入から投資金額を確保して、コストに気を配って、どんな市場環境であっても投資し続けるということが、サラリーマンには大事。(長期投資は我慢したもん勝ち)
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投資信託がいいとはいろんな本に書いてあるなぁ。でも結局どれにしていいかは分からなかった!
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投資信託するなら長期的な成長見越して海外株式、だと。
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節約をする、早めにコツコツ投資を始める…、原則を押さえつつ「買ってよい投資信託」「積立NISAの利用」を勧める。若くない自分はどうすればよい?」「預金は限りなく0でよい、って不安!」…、突っ込みどころはあるがお金の指南本としては良書
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投資信託に興味を持った。
あと著者の写真が53歳にしたら若い。 -
セゾン投信の社長の著書。
結論は「つみたてNISA」がいい!ということ。
「つみたてNISA」は金融庁が厳選した投資信託のみを投資対象としている。
ポジショントークばかりなんだろうと思って読んだけど、買ってはいけない投信など、ためになる情報もあってよかった。 -
アクティブファンドを推しているが根拠が弱いのではないか
ご自身がアクティブファンドを運営しているのだからもっと突っ込んで書いてほしかった