Amazon Web Services 業務システム設計・移行ガイド (Informatics&IDEA)

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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797392562

作品紹介・あらすじ

オンプレミスからクラウドへ!

ECサイトから基幹システムまで、
企業のデータ・サーバをAWSへ移行するための
ネットワーク設計・構築、運用・管理のノウハウを紹介。

オンプレミス上に構築された業務システムをAWS上に移行するための「サービスの選定」「ネットワーク設計・構築」「サーバとデータの移し方」「運用・監視体制の構築」など。これまで多くの企業にAWSを導入し、コンサルティングフェーズから実際の設計・開発、運用フェーズまでの全行程に携わってきた著者陣のノウハウを凝縮して、一般的な企業にAWSを導入する際のベストプラクティスをお届けします。

感想・レビュー・書評

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  • 基本的なサービスの仕様、デザインパターンについて書かれた本。
    多少ボリューミーだけど丁寧に書かれているので、AWSの勉強2冊目くらいに良さそう。
    でも今回の目的はSysOps対策だったので、それにしては内容が薄い、情報が古いということで星3。

  • オンプレミスからクラウドへのマイグレーション戦略には幾つかのパターンがある。AWSはRehost, Replatform, Relocate, Repurchase, Refactor/Rearchitect, Retire, Retainの7つのRを提唱する。AzureはRehost, Refactor, Rearchitect, Rebuildを提唱する。RebuildはRefactor/Rearchitectに相当する。
    リホストRehostはオンプレミスのシステムをそのままクラウドに持っていく。アプリケーションは改修しない。迅速にクラウドに移行できる。Lift and Shiftとも呼ばれる。
    リプラットフォームReplatformはアプリケーションの核となるアーキテクチャを変更せずに、いくつかの点で最適化する。例えばDBMSをPaaSにするなど。Lift Tinker and Shiftとも呼ばれる。短期間で移行を進めるならばRehostやReplatformが適している。既存システムへの変更をなるべく少なくして、移行時の工数を削減。その上で移行後に段階的にクラウドネイティブな仕組みに変えていく。
    再配置Relocateは、vSphereのサーバをVMware Cloud on AWSに移行する。
    再購入Repurchaseは、現在の環境を新しいものに替える。
    リファクタリング/再設計(再構築)Refactor/Rearchitectはクラウドネイティブの機能を使用してアプリケーションを再設計する。クラウドに最適化されるが、高額になる。
    廃止Retireは不必要なシステムを廃止する。これによって成長性のある分野にリソースを振り向けることができる。
    保持Retainは現状維持。RetaireやRetainも定義する点は包括的である。何が何でもクラウドに移行させようという「売らんかな」の発想ではない。

  • AWSへ移行検討している方にオススメ。

    テクノロジー系の知識と経験が不足している自分には、難しい部分もありましたが。

  • どちらかと言えば業務システムより(タイトルにそうかいたてあるし)の内容であるが、基本的な考え方はどんなシステムにも適用出来る

    日本語がしっかりとしていて、すごく読みやすい(さすがNRI)

    管理コンソールからの操作がスクリーンショットと共に丁寧に紹介されていて、初心者にもオススメ。(最低限の知識は必要)

    あくまで設計の指針となる内容が記載されているだけなので、答えが載っているわけではなく、道標を示してくれる本

  • AWS 入門書として購入。
    「AWS 全般を大まかに把握し、データセンターの一部としてどのように AWS を利用できるのかを知る」という目的は果たせたと思う。

  • とてもわかりやすく解説が丁寧。デザインパターンはとても参考になる。

  • よくある業務システムのパターンアーキテクチャが載っています。結構具体的な部分もあるので、設計の参考にはなりそうです。
    ただ、移行計画そのものの参考には、あまりならないかもしれません。

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著者プロフィール

NRIネットコム所属。本業の傍らで平日夜間・土日は技術書の執筆者稼業に邁進し、本書も含めAWS認定資格の対策本も多数執筆。目下の悩みは、AWS認定試験自体の改訂にどうやって追随するか。そして、週末にある子供のスポーツ少年団の野球の手伝いと、執筆のために残す体力との兼ね合いをどうするか。

「2022年 『AWS認定資格試験テキスト AWS認定SysOpsアドミニストレーター - アソシエイト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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