東大教養学部「考える力」の教室 固いアタマがアイデア脳に!
- SBクリエイティブ (2017年9月25日発売)


- 本 ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797392647
作品紹介・あらすじ
東大の教養学部で東大生が殺到する授業があります。
それが、「ブランドデザインスタジオ」、通称、考える力の教室です。
この授業は、「過去を知る学び」を得意とする東大生に、
「新しいものを生み出す思考法」を体系的に学ばせたい、と2011年にはじまりました。
正解のある試験は得意だが、ゼロから1を生み出すことが苦手とされる東大生。
つまり、「改善はできても、新しいものを生み出せない」。
これは、私たち大人を含めた日本が抱える大きなジレンマといえます。
特別プログラムという形で試験的にスタートし他授業は、学内外で一気に評判となり、
受講できない学生や他大学からの申し込みが殺到するほどに、
6年間で延べ500名以上の出席者を出し、
授業を学生時代のいちばんの思い出に挙げる卒業生も多くいます。
卒業生が「これからの人生の武器になる! 」と絶賛する授業。
乃木坂46の秋元真夏さん、生田絵梨花さん、伊藤かり
んさん、松村沙友理さん、若月佑美さんも、実際にこの手法に従って、
全国の学生を相手にしたプレゼンテーションを成功させました。
本書は、新しいものを生み出す、思考フレームを事例豊富にわかりやすく紹介します。
感想・レビュー・書評
-
東大が博報堂と組んで行なっている授業、答えをいち早く導きだすことに優れている東大生に答えのない問題をチームで解かせる授業。実社会でそのまま通用する、というか実社会で行われている運用方法なのだろうと思う。とてもいい経験になる気がする。教育もどんどん変わっているし、もっと破壊的に変えていかなければ、「良い奇人」を産み出すことは難しいし、どんどん世界から取り残されていってしまうと思う。
自分も実社会に居ながら、このような経験をほぼしてきていないので遅まきながら色々と出て行って経験を積むことをやっていこう、40歳でもまだ間に合うさ。
千3つ思考=千個アイデアを出して使えるのは3つくらい。それくらいの確率だからどんどん出せ。
プロトタイピング=精度はともかく、早くつくってみて失敗から学ぶ。
「考えながら作り、作りながら考える。」
「守破離」=最初はその流派の教えを受け継いで守りながら、次の段階ではその流派を否定するようにフレームを外す、そして最後はまた新たな流派を打ち立てる。茶道の言葉らしい。
色々と勉強になったけどいずれまた忘れるので、読む、読み続けてアウトプットし続けよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アイディアは既存のものの組み合わせ
アイディアは質より量、1000個出した中から面白いものが見つかる
じゃあ、そのためにどうするの?って話
フレームワークを活用して、考える視点を変えていくことでアイディアに面白さが増していく、はず
最終的に仲良くやれたチーム(馴れ合いではない)がいいアイディアを出せてるっての、この前に読んだ会社は仲良しチームでいいに通じるものがありそう -
沢山のアイデア出しの手法が紹介されていて、使いこなせたらすごいだろうなと感じた。普通の人はそれができないんだよね。
-
今は仕事自体がクリエイティブな発想を必要としない部署なため、この本で紹介されている発想法を使ってディスカッションをすることはないけれど、思考の分類や発想法の種類など、知識として知っておきたい事柄もあったので読んで良かった。
本書でも言及されていたが、これからはクリエイティブでない仕事はAIに取って代わられてしまう可能性もあるので、早くこの本の内容を実践できるような部署や立場にいければいいなと思う。 -
インプット、コンセプト、アウトプット
リボン思考
何かを生み出す場合の汎用性の高い基本フレーム -
東大のブランドデザインスタジオの授業の書籍化。どうやって新しいコンセプトを創造し、アウトプットするかの解説と、その際に作り出された面白いアウトプットの紹介。面白いアウトプットが本当に斬新で、しかも空想ではなく実現可能なものばかりで、実際の授業を受けたいと思わせるものだった。素晴らしい。
-
思考の幅を広げたい人におすすめ。
【概要】
●リボン思考のフレームとは、
インプット、コンセプト、アウトプット
●上記を、共創力で考える。
【感想】
●新しいアイデアを出すための手順が書かれている。
●「コンセプト」において方向性を指し示すことが重要だと認識した。優れたコンセプトとはどのようなものか、そのコンセプトを考える方法、これらが参考になる。
●現状の延長線とは全然違う領域で新しいアイデアを出すためには、創造的な「問い」を発するアート思考が必要だとわかった。 -
アイデアを生み出すためのリボン思考(インプット、コンセプト、アウトプット)が学べる一冊。
-
実際に課題を持ってやってみるのが良さそう。
著者プロフィール
宮澤正憲の作品





