この一冊で全部わかる ビジネスモデル 基本・成功パターン・作り方が一気に学べる

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レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797392777

作品紹介・あらすじ

まったく新しい「ビジネスモデル」のテキストが遂に発売!

「基礎知識」と「63の成功パターン」、そして「ビジネスモデルの作り方」まで
一気に学べます!

「激動」のときこそ、「本質」を学ぶことが重要です。
なぜなら、本質を理解しておけば、世の中がどのように変動しても、対応できるからです。
本書では、ビジネスの本質や企業の成り立ちを、とことん丁寧に1つずつ解説しています!
ビジネスモデルを学ぶことで、収益の仕組みや、他の企業に勝ち続けている「強さの秘密」を正しく理解することができます。
そのため、ビジネスモデルの基礎知識は「これからを生きるすべての人」にとって、すぐに役立つ、必須のスキルといえます。

■本書の対象読者
・新しいビジネスを立ち上げたいと考えている人
・既存ビジネスを見直したい人
・企業の中でビジネスイノベーション(事業革新)を図ろうとしている人
・ビジネスの企画やアイデアを探している人
・他社の成功の秘密を解明したい人
・社会やビジネスに対する知見を広げ、スキルアップしたい人
・学生や新社会人のみなさん

■本書の構成
本書は、次の3部構成となっています。

第1部 ビジネスモデルの基本
第2部 ビジネスモデル大図鑑
第3部 ビジネスモデルの作り方

第1部「ビジネスモデルの基本」では、その名の通り、ビジネスモデルという概念やデザインの基本的な考え方、
およびビジネスモデルの成り立ちを1つずつ丁寧に解説しています。
初学者の方でも読み進められるよう、不必要な専門用語はできるだけ使わないようにしているので、
「ビジネスモデルの本を読むのは初めてだ」という人も安心して読み進められます。

第2部「ビジネスモデル大図鑑」では、世界を変えた“すごい仕組み”を63パターンに分類し、
150社を超える事例を付したうえで、図鑑的にまとめました。

第3部「ビジネスモデルの作り方」では、既存のビジネスモデルを革新する方法や、
新規のビジネスモデルを創造する方法について解説しています。

本書全体を通読していただくことで、ビジネスモデルの基本から、成功パターンの成り立ちや強み、
そして新たなビジネスモデルを作る方法までを一気に学ぶことができます。

感想・レビュー・書評

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  • ビジネスモデルいろはがわかる本。
    ・ビジネスモデル
    ・戦略モデル
    ・オペレーションモデル
    ・収益モデル
    ・コンテキスト
    分けて、図解があり本当にわかりやすく書かれている。

    コロナの中で、既存のビジネスモデルが崩壊している今だからこそ、ビジネスモデルを再度勉強し、既存のビジネス×既存のビジネス=掛け合わせることでイノベーションのヒントに繋がるかもしれない。
    0を1にすることは難しいが、このスタイルであれば少しづつでも前に進めるかもしれない。

    最後のケーススタディー(キーエンス・AIRB&B)はわかりやすい。。。

  • 自社に合ったビジネスモデルは何か、どうやって作るかを学べる本です。
    これまで、数多くのビジネスモデルが考えられ、分析され、紹介されてきましたが、全てが自社に合っているとは限りません。
    既存のビジネスモデルを参考にすることはあっても、成長している企業のほとんどが、それぞれが持つ条件に合ったビジネスモデルを構築しているようです。
    ビジネスモデルのそもそもの有効性、どうやって生かすかを、実際のビジネスモデルとそれを生み出した企業の実例と合わせて教えてくれる1冊です。
    ビジネスモデルを生み出し、会社の成長につなげたい経営者などのビジネスパーソンだけでなく、体系的に、実例を踏まえてビジネスモデルの知識を得たいと思っている方にも、いろいろな知識とビジネス成功のヒントが得られるのではないでしょうか。

    【特に覚えておきたい内容の覚え書き】
    「ビジネスモデルをシンプルに説明すると、『企業がどのような事業をしているか』、あるいは『どのような事業活動を構想するか』といった事業構造(骨組み、パターン)の設計モデル。」
    「全体的な方向付けを決める戦略モデル、一連の主活動を決めるオペレーションモデル、どの程度の事業規模や単価、コストをイメージすべきかを決める収益モデルの3つのモデルを、市場に関する前提であるコンテキストを踏まえて検討してみる。」
    「ビジネスモデルは、持続的に収益を上げるビジネスの構築、新規事業の構築の2つの目的を達成する上で有効。ビジネスに求められるものは、顧客ニーズの変化や技術の進化によって刻々と変わる。常に既存ビジネスを革新し続け、それと同時に新規ビジネスを想像することが重要。」
    →最近有名になった「両利きの経営」と重なる話だと感じました。環境変化が激しい現代においては、常に新規ビジネスを意識しておかないと持続的な成長もできず、企業の存続自体が難しくなります。1つのビジネスモデルに執着することなく、変化を受け入れることは本当に大事だと思います。

    【もう少し詳しい内容の覚え書き】
    ・同じ市場に同じビジネスモデルで参入しても成功や成長は難しいが、異なる産業のビジネスモデルを参考にして、その産業で新しいビジネスモデルを創造するのは可能。新しい技術がなくても、既存の生産要素から新しいサービスを考え出す人がいる。新結合の創造にチャレンジする。
    ・正解のない時代だからこそ、新しい価値を生み出す力、自らを変化させる力が必要。

    〇ビジネスモデルとは
    ・ビジネスモデルをシンプルに説明すると、「企業がどのような事業をしているか」、あるいは「どのような事業活動を構想するか」といった事業構造(骨組み、パターン)の設計モデル。
    ・全体的な方向付けを決める戦略モデル、一連の主活動を決めるオペレーションモデル、どの程度の事業規模や単価、コストをイメージすべきかを決める収益モデルの3つのモデルを、市場に関する前提であるコンテキストを踏まえて検討してみる。
    ・企業は、成長していくためにビジネスモデルを革新していく必要がある。既存モデルの修正だけでなく、ビジネスモデルの複合化や、並行的に異なる複数のモデルを追求することを考えてみる。
    ・長期的成長には探索(サーチ、変異、実験、イノベーション)、短期的成長には深化(洗練化、効率化、選択、実行)が関わるが、組織内で異なる能力を必要とし、組織の資源配分を競う「相互に対立する活動」。経営者は、組織が持つ有限の資金や人的資源などをそれぞれにどう使うか、バランスを考えながら決定しないといけない。
    ・ビジネスモデルは、持続的に収益を上げるビジネスの構築、新規事業の構築の2つの目的を達成する上で有効。ビジネスに求められるものは、顧客ニーズの変化や技術の進化によって刻々と変わる。常に既存ビジネスを革新し続け、それと同時に新規ビジネスを想像することが重要。

    〇既存ビジネスの革新
    ・まず、「ターゲット顧客/顧客の活動」に対し、「自社の価値提案」をどのように行うか確認する。ターゲット顧客は、BtoBなら実際に顧客となる部署、職種、BtoCならセグメント。顧客の活動は、顧客自身が社内向け、社外向けに行う活動のそれぞれを考える。顧客が活動を行う上での課題を検討し、顧客の課題を解決するため、自社がどのような価値を提案できるか考える。
    ・次にオペレーションを考える。顧客に価値提案を行うには、「競合に真似のできないビジネスの仕組み」が必要。
    「自社の資源」を再確認し、価値提案に貢献する資源を考え、それらがうまく合致しない場合は価値提案を再検討する。
    資源を生かして製品・サービスを生み出すために行うべき「自社の活動」を考え、活動内容が有効か、効率的かを検討する。
    自社の製品を使った活動から生み出される「自社の製品/機能・魅力」を考え、備わっている顧客の活動に使われる製品・サービスの要素や役割などの機能を考え、顧客が自社の製品を選ぶ際にライバルや代替品と比較する魅力を考える。
    ・ライバルを分析する。保有する資源、資源を用いて行う具体的活動、製品・サービスとその機能・魅力、自社の価値提案やオペレーションの違いなど。
    ・どのようにして利益を生み出すかを検討する。自社がビジネスを行う際に必要となるコスト構造の特徴を、人件費やオフィスの賃料・光熱費・通信費や研究開発費やリース費用など固定費と、製造業の材料費やサービス業の宣伝広告費など変動費を分けて把握する。何を売ってどのように収入を得るのか、その仕組みの独自性などの収益モデルの特徴を把握する。
    ・ビジネスモデルがどのような市場ニーズや市場の状態を背景として成立しているのかという、コンテキストを確認する。
    「資源・仕組み・価値観に対する前提」として、自社がどのようなビジネスモデルを行っているかをまず分析する。
    「市場に関する前提」として、自社のビジネスと市場ニーズがどう合致しているか、自社のビジネスが会社方針や自社理念とどう合致しているかの分析、市場にライバルがいるかの検討、自社が提供する価値が顧客にとって妥当かの検証を行っていく。
    その結果から見えてきた「市場のニーズ」がどのようなものかを検討する。

    〇新規ビジネスの創造
    ・まず、「ターゲット顧客/顧客の活動」に対し、「自社の価値提案」をどのように行うか確認する。ニーズがあるのに満たされていない事例が身の回りにないか検討する。そうしたニーズを持つ「顧客」は誰なのかを考え、顧客のニーズを満たす「価値提案」は何かを考える。
    ・次にオペレーションを整理する。
    「自社の資源」をまず分析する。「価値提案」の実現に必要な資源を考え、自社が持っている資源と持っていない資源を確認する。今は持っていない資源を外部のパートナーに依存する場合も、自社の資源と考える。
    「自社の活動」を検討する。資源を生かして製品・サービスを生み出すために行うべきことを考え、活動内容が有効・効率的かを検討する。
    「自社の製品/機能・魅力」を分析する。自社の製品に備わっている具体的な「機能(顧客の活動に使われる製品・サービスの要素・役割)」を分析し、顧客が自社の製品を選ぶ「魅力(顧客がライバルや代替品と比較する項目)」を具体的に分析する。
    ・ライバルを分析する。顧客に自社と同じ価値を提供している企業(価値提供のレベルの差は関係なく)、保有する具体的な資源、資源を用いて行う具体的な活動、製品・サービスとその具体的な機能・魅力を分析し、自社が提供する価値提案やオペレーションがライバルが提供するものと異なるかを確認する。
    ・収益モデルを考える。
    「コスト構造の特徴」を把握する。自社の支出のうちの固定費、変動費を具体的に分析し、固定費の比率を想定する。見込みとして、事業開始後に大きく変化しそうなコストと、変化しなさそうなコストも想定する。特に規模によって変化するコスト要因が何かを考えておく。
    「収入モデルの特徴」を把握する。何を売ってどのように収入を得るか、収入を得る仕組みに独自性があるかを考え、コストが収入を大きく上回る場合は、削減できる可能性の有無を検討する。
    ・コンテキストを確認する。
    「資源・仕組み・価値観に対する前提」として、自社がそのビジネスを現実的に実行できる背景となる前提(仮説)を考える。自社以外のパートナーを巻き込んだビジネスを考える場合は、パートナーが自社に協力するインセンティブを構想する。
    「市場に関する前提」として、自社が行うビジネスと市場ニーズがどう合致しているかを分析する。
    「市場のニーズ」が、既存事業と異なる点に注意する。既存の考え方と少しずらしたところにあるニーズに目を配る。
    ・新たなビジネスを創造する際に重要なのは戦略モデルであり、その出発点となるのはターゲット顧客の設定。顧客ニーズを既存事業より細かく認識する。
    ・スタートアップビジネスを始める際は「母数は少なくとも熱量の高い顧客ニーズを見つける必要がある」と言われるが、新しくビジネスモデルを創造する際には「その“熱量ある顧客ニーズ”が将来的に規模を拡大できるだけのコンテキストが存在しているか」を確認することが必要。戦略モデルはそういう場合に役立つ。
    ・すでに既存事業を有している企業が新規ビジネスを始める際は、新規ビジネスのターゲット顧客に自社の資源や活動がフィットするかを戦略モデルで確認する。すでに成功している企業が新規ビジネスの創造で苦労する理由の1つは、保有資源と既存の市場ニーズに固執してしまうから。ターゲット顧客からビジネスを考案することで、自社資源を活用した「今は見えていない価値観」を発見できる。
    ・市場ニースを特定する作業は、実際に想定している顧客の活動を観察したり、インタビューしたりして、共感的に市場ニーズを探る必要がある。

  • 様々なビジネスモデルが簡潔に数ページでまとめられている。隙間時間に読めていい。私は、毎朝トイレで2モデルずつ読んだ。半年後にまた読み返そうかな。

  • 図書館所蔵情報は以下をクリック↓
    https://lib1.tamagawa.ac.jp/library?func=function.opacsch.toshoshozodsp&view=view.opacsch.newschdsp&shoshisbt=1&shoshino=1000250610&historyno=0&sParam=cuelibsch,/xapi/ice/,opcshoshi,in25shupannen,20,1,TEXT&sPinfo=in00shoshino,in14shoshisbt&sQuery=(,dr00keyword,MATCH,E38193E381AEE4B880E7AD96E381A7E585A8E983A8E3828FE3818BE3828B)%20AND%20(,dr00keyword,MATCH,E38393E382B8E3838DE382B9E383A2E38387E383AB)&sSort=in25shupannen&sCurrentRow=1

  • 「この一冊で全部わかるビジネスモデル基本・成功パターン・作り方が一気に学べる 根来龍之、富樫佳織、足代訓史 SBクリエイティブ 2020年」飛びついてみたものの、理解して寝かして自分の血肉にならないと、アウトプットできないな。約60のビジネスモデルがわかりやすく解説してある。

    参考にはなるが、これを読んですぐにプランが浮かぶわけではない。ヒントがないかざっと読んで終了。

  • サブスクリプション、クラウドソーシング、シェアリング等々、63のビジネスモデルについて企業事例を交え解説する。各企業の強み、収益の仕組みなどがわかりやすくまとめられている。

    第1部 ビジネスモデルの基本
    第2部 ビジネスモデル大図鑑
    第3部 ビジネスモデルの作り方

  • まさにビジネスモデルの教科書。根来先生のビジネスモデル論を踏まえた整理がわかりやすい。


  • パターン化するということをせずに
    60個以上の例を提示したり、
    ビジネスモデルを検討するために
    14もの項目を提示している。
    これで、現場が動くと思っているのだろうか。

    難しいこと、いろいろな理論を整理して
    提示することが、学者が一般に向けた本の
    意味ではなかろうか。。。


  • 今まであったビジネスモデル本を
    ぎゅっ!と詰め込んでいただいている。
    日系企業が世界に通じるビジネスモデルを築くためには?
    という観点で第二版も発行してほしいです。

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著者プロフィール

早稲田大学ビジネススクール教授。1952年生まれ。京都大学文学部卒業、慶應大学大学院経営管理研究科修了。鉄鋼メーカー、英ハル大学客員研究員などを経て現職。大学院経営管理研究科長も務める。

「2019年 『DX実行戦略』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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