それでも美しい動物たち 亜南極からサバンナまで、写真で知る「生き方」のリアル (サイエンス・アイ新書)

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  • SBクリエイティブ
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797393026

作品紹介・あらすじ

自らの体や経験を頼りに、過酷な環境でも暮らす野生動物。
理不尽に耐えているようであり、ひょうひょうともしている彼らにじっと目を凝らすと、意外な事実や生き方の本質が見えてきます。

そこで本書では、1年につき200日以上、国内外をたずね、数々の動物を見つめ続ける写真家がその作品を披露し、実際の生態を語ります。
人に通ずる、あるいは想像を超えた動物の素顔に迫る1冊。

感想・レビュー・書評

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  • <目次>
    第1章  生きるすべはこう見つける
    第2章  持って生まれたもの、そうでないもの
    第3章  関係性の中で生きる
    第4章  それでも日々は続く

    <内容>
    動物写真家の本。動物愛が伝わる内容。本来、人間以外を擬人化しない方がいいらしいが、もうそうとしか言えないコメントが続く。サル、マナティ、ペンギン、ウォンバット、アナウサギ…。

  • なかなか身近に感じられない生き物の生態が垣間見えて面白い。
    写真を撮るのもかなりの危険や忍耐が必要だよね。

  • ★学生選書ツアー2018選書図書★
    【所在・貸出状況を見る】
    https://sistlb.sist.ac.jp/opac/volume/217756

  • 国内外を含むちょっと珍しいサバイバル系の写真と解説。
    怪我をしたサルとかマナティとかも。
    地獄谷の温泉猿はメスだけとか。
    人の居住地の近くで暮らすメリットとデメリットなど。

  • 著者の優しい目線で写された動物たち。1枚1枚に込められた思いが解説から伝わってきてとても感動した。美しい彼らの生活の様子を実際に見に行きたくなった。

  • 動物。生態。写真集。
    哺乳類と鳥類が中心。
    動物の変わった行動、特徴的な場面の写真と解説。どの写真も自然の中で撮られたもので、臨場感がある。
    「しあわせ動物写真家」というキャッチコピーがピッタリ。

    シロアジサシ。真っ白な身体が美しい。巣をつくらない鳥。隙間や窪みに所構わず卵を産む。熱帯に棲むので、いつでも繁殖できるからこそ。
    マナティー。人間に背中をかいてもらいたがる。人間を利用する。可愛い。
    シロイワヤギ。100、101ページの赤ちゃんヤギが可愛すぎる。

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著者プロフィール

しあわせ動物写真家。「動物たちのしあわせの瞬間」をメインテーマに世界各地で撮影を続けている。ニホンザルの撮影は1999年から始めて以来長野県地獄谷を中心に毎年撮影。著書多数。

「2021年 『仲間と暮らすニホンザル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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