- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797393392
作品紹介・あらすじ
◆定年ベストセラー本にはご用心!
◆ベストセラー『定年後』(中公新書)を読んで「むむむ」「ほほう」と思ったあなた、
この本でラクになれる!
「定年後は何かしなきゃ、生きがいをもたなきゃ病」の呪縛をとく!
◆仕事にしがみつくバカ、
生きがい追求バカ、健康バカ、
お金を貯めこむバカ――
なんと愚かなことか。
でも、ちょっと身につまされる……。
感想・レビュー・書評
-
定年後に続く、20年、30年という人生を思うと、人はいろいろと考えてしまう。生きがいは? 健康は? 老後資金は? などなど。しかし、多彩な趣味や交友、地域活動などを通じて充実した定年後を送ろう、いや送るべきという「圧」が昨今やたらと強くなってはいないか? 無理して「地域デビュー」なんてしないほうが互いの幸せだったりもする。「なにもしない生活」だってアリなのではないか。
「好きなように生きる」。これが結論。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これはなかなか現実的で且つ同じ目線で書かれている定年本。面白い!
-
たかが定年 好きに美しく生きろよ
-
世にあふれる定年に備えよ本に一石を投じる本。いわゆる定年本に踊らされることなく、定年後だって自分のやりたいように好きに生きればよい、という著者の主張にちょっと安心した。
もちろん定年本にも定年後の不測の事態を避けるための警鐘としての価値があるとは思うが、世の中に何十万人だか、あるいはそれ以上いるかの人たちが全て定年本のようにしているとは思えず、大多数は著者のように毎日テレビ見て、ちょっと近所を散歩して等、何の変哲もない毎日を過ごしているのでは、と思うと何となく安心する。
遠からず定年が来る筆者に別の視点を与えてくれた良書である。 -
たかが定年ごときでジタバタするな。好きに生きろ。
怠惰で無計画でもいいじゃないか。日々を生きるんだ。
というメッセージが繰り返し伝わる。
考え方のスタンスには同意。 -
定年後の不安を煽る本を斬る。定年後は好きなように一日中テレビ見ててもよし、同感。
公園男、図書館男でもよい定年後。 -
定年が近づいてきたので読んでみた。「〇〇バカ」というタイトルは嫌いだが。
この本の要旨は「定年であれこれ心配しても仕方がない。自分の好きなように生きよう」ということ。定年後の心配事は、お金、健康、生き甲斐等色々あるが、あれこれ心配してもなるようにしかならない。他人の事は気にせず(見栄、体裁を気にせず)肩ひじ張らず自分らしく生きれば良いと言うことらしい。
定年本をいくつか読んだが、この本が一番自然体で読んでいて気分が良くなった。 -
9章から読めば。
-
意識高い定年観をdisりまくる一冊。
なるようにしかならないし
みんな好きに生きろ
と。
渡辺淳一と内館牧子のくだりに★一つ増やします。