日本人だけが知らない世界から尊敬される日本人 (SB新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797393712

作品紹介・あらすじ

技術力や、協調力、道徳心、丁寧なおもてなしなどで、世界から称賛されることの多い日本人。
その国民性の美徳を表す言葉には、「実るほど、首を垂れる稲穂かな」「能ある鷹は爪を隠す」など、様々なものがある。
そんな「美しい日本」を体現する、「代表的日本人」とは?

なぜ、日本人だけが、世界を舞台に偉大な足跡を残した自国の英雄について知らないのか?

その裏には、19世紀末に西欧社会で蔓延し、今もなお海外における日本人の活躍を阻み、過小評価する思想「黄禍論」(こうかろん)があった――

世界から尊敬されながらも、日本人だけがその実力を知らずに来た、「偉大なる先人の系譜」に、日本在住40年のケント・ギルバートが、満を持して光をあてる渾身の集大成!!

感想・レビュー・書評

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  • ケント・ギルバート氏が、海外で尊敬されている日本人について綴った一冊。

    既に日本で有名な人もいるが、日本では無名な人もいて、誇らしく思うと同時に、日本人はもっと彼らについて知るべきだと感じた。

  • 戦後日本の教育により知らされていない日本人の偉業を垣間見る

  • 恥ずかしながら名前も知らない人物が幾人もいた。教科書に載るか、郷土ゆかりの人物か、ドラマや映画になったか、そうでもないと分からない。日本をここまで思いやってくれる人もいる。教育環境もだいぶ変わってきたしこういう教科書に載らない偉人たちを調べる授業も増えるといい。みずから学ばないことには覚えないから。

  •  生まれてから生涯国内で過ごし、外国人やその文化、風習と触れずして日本の良さを客観的に知る事は難しい。自分も僅かながら海外で生活する機会に恵まれたので、改めて日本の良いところを知る事ができた。
     逆にアメリカ人のおおらかさ、懐の深さなど日本には無い良いところも知る事になった。
     要はそれぞれ一長一短、お互いがお互いをよく学び尊敬の念を持って付き合えば、国際紛争など起こるはずもないのに。

  • 1971年にモルモン教の宣教師として初めて来日、日本滞在が通算で40年を超える弁護士である著者は最近では沖縄・憲法・国連などメディアのタブーに挑み、日本のマスゴミのあらゆる過ちを質(ただ)し続ける真の「愛国者」とされている。戦後の占領期にアメリカGHQが日本の教育とメディアを管理した政策によって、自国の「英雄たち」について知らされていない日本人の眠りを覚まし、自信と誇りを取り戻す特効薬として書いたのがこの一冊。カップヌードルで世界の食文化を変革した安藤百福、「武士道」で大和魂を世界に伝えた新渡戸稲造、人種差別によってノーベル賞を逃しながらも「近代科学の父」として社会貢献に人生を捧げた高嶺譲吉... 偉大なる日本の先人たちに、アメリカ人弁護士が満を持して光を当てる!

  • 「日本人」が尊敬されているという本ではなく、日本人が理解できていないくらい、海外で尊敬されている近代日本の偉人の話。

    ソニーの創業者、チキンラーメンの開発者、乾電池の発明家、カッターナイフの考案者。

    色々濃淡はありますが、まとまりはない。

  • 少し前からよくあるひいき本。
    少し遅めな気もするが、ありがとうございます。
    やっぱり知らない人いますね。

  • 半分以上は知ってはいましたが、著者の視点は日本の紹介、技術力、人道的支援で選択したのかと思います。

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著者プロフィール

米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年米国アイダホ州に生まれ、ユタ州で育つ。1971年米ブリガムヤング大学在学中に19歳で初来日。経営学修士号(MBA)、法務博士号(JD)を取得後、国際法律事務所に就職し、起業への法律コンサルタントとして再来日。弁護士業と並行して『世界まるごとHOWマッチ』(MBSテレビ系)などテレビに出演。2015年公益財団法人アパ日本再興財団による『第8回「真の近現代史観」懸賞論文』の最優秀藤誠志賞を受賞。近年は企業経営や全国での講演活動を行いつつ、『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ系)、『真相深入り!虎ノ門ニュース』(DHCテレビ)などで論陣を張る。

「2020年 『プロパガンダの見破り方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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