レシピを見ないで作れるようになりましょう。

著者 :
  • SBクリエイティブ
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レビュー : 48
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797393941

作品紹介・あらすじ

冷蔵庫にあるもので、ちゃちゃっと
おいしい料理を作るコツ


ネットや書籍でさまざまな料理のレシピが手に入る昨今。情報はたっぷりあるはず。なのに、わたしたちはごはん作りを「たいへんだ」と感じ、日々、追われるように料理をしています。

そもそも、家族のためのごはん作りって、どうすればいいの?
どんなふうにすれば、もっとラクに、みんなが喜ぶ料理を用意できるの?

そんな疑問から生まれたのが、本書です。

料理家の有元葉子さんは、レシピを一切取っておかない、見ないことでも知られています。
今ある旬の素材(野菜、魚、肉)を使って、手早くごはんを作る名人です。
そして、食卓に並ぶシンプルな料理の数々は、一度食べたら忘れられないとびきりのおいしさ!

この本では、レシピを見ずに料理を作れるようになるために知っておきたいことを、調理法別に紹介していきます。
レシピを見ずに自分の感覚を使って料理をすれば、簡単だし、ずっとおいしい。
材料は目分量、調味料も計らなくて大丈夫。

本書を読めば、サラダ、野菜炒めからとんかつ、煮魚まで、全50品の料理がレシピなしで作れてしまいます。

今ある材料を使って、即興で、おいしい料理を生み出せるようになりたい。
仕事も子育ても忙しいけれど、家族においしいごはんを食べてほしい。

そんな願いを持つすべての人に読んでいただきたい一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 1頁目から、目からうろこ。野菜はまず水に浸して、細胞の隅々にまで水を吸わせるべしとのこと。野菜炒めは、野菜の水分で調理するんだと。いやいやびっくり。
    鶏肉は逆に、水分を出すべしと。買ってきたらまず塩をすり込み一晩おくと水分が出るので(あまり出ないものほど良い鶏肉とのこと)、よく洗って、そこから調理スタート。
    その他、フッ素加工ではなく鉄のフライパンを使う、もやしはひげ根を取る、等々、有元さんの教えはちょっとだけ手間がかかる。この「ちょっとの手間」が料理をおいしくするのだということはわかるけれど、フルタイムで働いている自分には敷居が高い。帰ってきて30~40分でだだだーーっとご飯を作る生活では、野菜に水を吸わせている余裕はないなあ。
    もう少し時間に余裕のある生活ができるようになったら、ぜひにと思う。
    鶏肉に塩をして一晩とか、マリネしておくとか、できそうなことは取り入れたい。

    レシピを見ないで作ることの大切さについては、心から共感する。有元さんは、ナビに頼る車の運転に例えられていたけど、わたしは譜面を見ずにピアノを弾くこととすごく似ていると思った。
    つまり、レシピや、ナビや、譜面を見ているうちは、それらに縛られてしまう、五感を使うことを忘れてしまう、ってことなんだよね。レシピではなく、素材自体に向き合うべし、ということなのよね。ものすごくよくわかる。なかなかに難しいけど、料理をするうえで大切なこと。肝に銘じておきたい。

  • 様々なレシピをすぐ検索できる今の時代だからこそ、余り物でささっと作れる人って素敵じゃありませんか?

    この本は、よくあるレシピ本とは違い、説明書のような感じ。私が求めていた、「こういう理由があるからこうするのです」と、わかりやすく書いてくれているのでとても納得がいく料理本です。

    ただわかりやすいだけでなく、構成も素敵です。1ページあたりの文の量が少なく、料理初心者もとっつきやすい。また、大事なところは繰り返し言ってくれるのでいちいち読み返さなくてすみます。作者の語り口調も素敵。
    つるつるとした紙質なので料理のお写真にリアリティがあり、よだれが垂れそうになりました笑

    恥ずかしながら料理はまだまだ勉強中なのですが、とりあえず「野菜は水に浸す」「魚には塩を振る」ことはこれから絶対しようと思います。

    図書館で借りたので、その都度読み返せないのが惜しいです笑
    でも、大丈夫。この本を読破したのだから、きっと私も「レシピを見ないで」つくれますよね。
    ほんの少しの手間を、不思議と「めんどくさそう」と思わず、料理したい!と思える良い本でした。

  • 料理の工程で「なぜこうするのか」が書かれている。
    理屈が分かった方が忘れ難く、次回に活かしやすい。
    なぜこれを知らなかったのだろう。知ろうとしなかったのだろう。

    また、文章がとても上手く、「この方がこんなにもおいしいと語っていらっしゃるのだから、本当においしいのだろう」と素直に思わせられた。

    料理は食材を組み合わせて練らなければならない・・・といった固定観念のようなものを、取っ払ってくれた、ありがたい本。

  • 何回も読んでるけど何回も読むたびに作りたくなる。

    メニュー自体は少ないけどヒントがたくさん散りばめられてて誰にでもできるよ風に書いてあるからただただレシピがバーって載ってる本よりも料理へのやる気をかきたてられる。
    実際やってみると意外とめんどくさい、とくに野菜と魚…
    30分も野菜を水に浸けてその間なにすればいいのてなるわ。スマブラ?
    ただ肉の項はかなり参考になった。牛ブロックとかとんかつもやらないのにトンカツ用豚肉とかまず買わなかったけど最近すすんで買うようになった。簡単でおいしくできる!

  • アバウトな料理の作り方と、その際のポイントや一工夫が書いてある料理本。

    それほど多くのメニューが載っているわけではないが、掲載されている一工夫は他の料理にも応用がききそうで、料理初心者の自分にはためになった。

    料理をひとつランクアップしたい、料理初心者にオススメかも。

  • この本では、丁寧な料理の基本的な手順を文章で説明している。レシピとは、箇条書きで原材料と分量を示し、調理手順を番号順に書き記したものと考えると、これはレシピではないかも。エッセイなんかの中で詳細に描かれる調理場面を切り取るとこんな感じかもしれない。文章は読みやすい。掲載されている写真は、料理が美しく皿に盛られたフォトジェニックなものばかりで、調理過程の写真が欲しいと思った。しかしその写真を載せると、丁寧な暮らしを志向するこの本のお上品さはなくなってしまうことだろう。

    この世にたくさんある料理本とその著者は、それぞれ異なる価値観を持っている。簡単に手早く調理できることに価値を置く者がいる。今までにないクリエイティブな料理に価値を見出す者もいる。著者は、丁寧な料理に価値を置く一派と見ていいだろう。だから、素材と調味料を合わせて電子レンジに放り込むような料理は出てこない。その丁寧な料理の象徴がメープルシロップだ。20ページほど読んだところで、調味料に砂糖が出てこないことに気付いた。砂糖の代わりにメープルシロップを使っている。どうやらこの人のこだわりらしい。しかし高いよねメープルシロップ。丁寧な暮らしをするブルジョアの所業だ。

    料理の丁寧さがめんどくせえ、そんなに味変わらんだろ、と思う部分もなくはない。しかし野菜に火を入れすぎな所は反省したい。実践に取り入れるかどうかはともかく、日頃雑に疎かにしている部分が説明してあって勉強になった。

  • 料理をするようになってからというものずっとクッ○パッドで検索して…という感じで生活している中で、いつになっても料理が上達しないのと、いまいち自分の味というものがないことに気がついた。再現性も低い。
    料理とは食材をどう美味しく食べるかを追求すること、そう答えをくれた本書は良書だと思いました。
    忙しい中だとなかなか手をかけられないと思うのだが、毎回レシピを検索する手間を考えれば逆に時短になるのかもしれない。
    レシピを見ないで美味しい料理が作れるように是非マスターしたい内容ばかりだった。

  • 有元さんの料理の本は定評がありますが、これは基礎のところを書いていてくれてありがたい一冊です。
    願わくば、これをイラスト入りレシピにしてくれればもっと可。
    文字だけしかないと小学生には理解しずらい……。
    たとえば、キャベツ炒めのコツは

    1)
    切ったキャベツを一度水のなかに放してやること

    2)
    フライパンを熱くすること

    3)
    フライパンのなかでキャベツが重なりあわないように、そうして一度、返すこと
    だとあります。

    どれもやったこと、ないわ~。
    というようなことがたくさん書いてあって役に立ちます

    2018/08/30 更新

  • 野菜の水分をしっかり戻してあげる

    にんにくはフライパンがつめたいうちに。

    鶏肉は塩してから。

    肉に味をつけてから野菜をいれる。

    キノコのオイル煮!

    生姜焼きは畳んでやく。

    サラダは手で味をあえるのがうまい

  • 図書館のリクエストで半年以上待った

    鉄のフライパンのハードルがちょっと高いよね

    野菜のかき揚げは美味しそうだった

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著者プロフィール

素材の持ち味を生かし、余分なものを入れない引き算の料理が人気。自分が本当によいと思える食材と調味料を使い、心と体が納得するシンプルなおいしさを追及。東京・玉川田園調布で料理教室「cooking class」を主宰し、自由な発想でレッスンを行う。『有元葉子の料理教室 春夏秋冬レシピ』、料理レシピ本大賞2018受賞『レシピを見ないで作れるようになりましょう。』ほか著書多数。

「2019年 『有元葉子の料理教室3 秋冬レシピ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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