1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術
- SBクリエイティブ (2018年3月14日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797395235
作品紹介・あらすじ
●ヤフーアカデミア学長にしてグロービス講師
孫社長にも一目置かれた伝説の「伝え方」!
・プレゼンに限らず、人前に立って話をする、指示をする、伝える、ということが苦手な方はいるでしょう。著者の伊藤氏は、そのプレゼンを聞いたソフトバンクの孫社長から認められるほどの技術の持ち主であり、今はグロービスの講師として、ヤフーアカデミアの学長として、起業家からビジネスパーソンまで年間300人以上のプレゼンを指導し、ピッチコンテストなどでの優勝者を続々と輩出しています。本書では、「右脳と左脳」に働きかける伊藤氏独特のメソッドを紹介します。
●1分で話せない話は、どんなに長くても伝わらない
・「話が長い、手短に話せ」言われる方は少なくないでしょうが、伊藤氏の考えは「1分で話せないような話は、どんなに長くても伝わらない」というもの。長いのは話がまとまっていない証拠でもあり、相手に伝わらない一番の原因。そこで本書では、伝わる伝え方の「型」の部分だけでなく、「結論の決め方」、「言い切れない」というメンタルの部分の話から、1分で記憶に残す方法など、誰でもできる方法を紹介します。
感想・レビュー・書評
-
必要に迫られて再読。
「人は80%聞いていない」
どうやって話したいことを聞いてもらうか?
がコンパクトにまとめられている。
・ゴールは何か?イメージする。
・結論(主張)が頂点にあり理由(根拠)が複数底辺にあるピラミッドでロジカルにストーリーを考える。
そして、最底辺には理由(根拠)の実例(事実)を。
○理由(根拠)は3つ。
○実例(事実)は1つの理由につき1~2つ
・主張と根拠の意味が繋がってくればロジカル。
意味が繋がっているかは、①声に出して読む、②人に聞いてもらう、ことで判断する。
・気合と根性で言葉を削る。
・伝わらなくなる余計なこと。
①プロセスを話す
②相手への気遣い
③ウケない笑い
・資料はグラフが基本。
・聞き手の理解する言葉を使う。
・聞き手にイメージを持ってもらう
(①描いてもらう《ビジュアル、例示》か、②入ってきてもらう《想像することを依頼する》)
・相手に覚えてもらうための仕掛けの超一言(覚えやすく、その一言で、プレゼン全体を表現するようなキーワード)があると良い。
・人前で伝える時は表現者として振る舞う。
①視線:しっかりと聞き手を見る
②手振り:多少、動きをつける
③声:「相手と対話するように」声を届ける
④間合い:話の区切りで、普段より3秒ほど長く、間をとってみる
・プレゼン前に実際に相手の席に座ってみる。
参考になります。 -
2018.06.09 読了
1,400円も出して買う本ではない。立ち読みで済むレベル。最近はこの手の本が多いと感じる。
◆記憶に残った点
・1分で纏まらない話は何時間かけて話しても伝わらない
・人は相手の話の80%は聞いていない
・伝えるのがゴールではなく、伝えた結果、相手を動かしてなんぼ
・プレゼン練習300回した
・話すのは1分だが、その為の準備には労力を惜しむな
・スライドは、読まずに頭に入る、ようにする
・超一言で纏める→相手の記憶に残る
・ピラミッドで考える。結論←根拠3つ←具体例
・中学生でも分かる言葉で。ビジネスマン向けのニュースでもそう。迷子にさせたらチャンネルを変えられる、話は聞いてもらえない。
・会議ではポジションを取ることが大事。(←マッキンゼーの伊賀さんも同じこと言っていた)
・直感で出た結論は正しいことが多い(←ライフネット生命の出口さんも同じこと言っていた)
・敢えて突っ込みどころを作って、その人の意見も取り込んだように見せて、最終的に自分の意見が通るようにうまくやる
・上司との対話では、一緒にピラミッドを作っていく。
・ピラミッドを取れば、話の主導権は握れる。上司との対話で合意できるピラミッドを部下である自分が主導権を握って作っていく。
・自分の案と上司の案を擦り合わせていく際には、自分の意見を言いつつ(主観)、かつ客観的な視点で眺めることを忘れずに。
・優れたビジネスリーダーは「メタ認知力」が優れている。客観的に自分を見て、修正する。 -
僕は小学校の頃に3分間スピーチを1分くらいで話したことがありますが、そういう話ではないです笑
この本は、プレゼンや人前で話す機会がある人だけではなく、タメになる本です。短い言葉で人に物事を伝えるのって簡単じゃないんですよね。
Twitterをやっていると140文字という制限の中で伝える難しさをよく感じます。
この本で学んだことを活かし、伝わる話し方を心がけます。 -
【目的】
話が下手。
伝えたいことが多くてまとまらない。
とりあえず話し始めてしまう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
孫正義が認めたプレゼンターの伊藤 洋一の本。
書いてる事は、いたってシンプル。
【ピラミッドストラクチャーをつくる】
①結論→②根拠→③具体例
なぜこんな風に説明するといいのか、は左脳と右脳の関係にある。
左脳で①②を理解し、ロジカルに考える。
右脳で③をイメージし、自分事として捉える。
人はこのロジカルをもって、相手の話を理解する。
①②③には、「〜だから」を入れて、意味が繋がるかよく確認。
・中学生でも分かる言葉で。迷子にさせない。
【相手の椅子に座る】
「20歳の自分に受けたせたい文章講義」で同じ言葉を聞いた。
本田圭介がいう「リトル本田」はもう一人の自分
。
自分をメタ認知し、客観的にみる。相手の椅子に座る。
【相手はほぼ話を聞いてない】
相手に響くなんか、簡単なことじゃない。
工夫しないと、伝わらない。
著書が孫正義にプレゼンした時は300回練習しただとか。
✔︎今日やること
・ヨドバシの定員に、どんなパソコンを探してるのかロジカルに1分で話す。
・今日のブログでよりロジカルを意識する。何度も読んでみる。
・友人とのカフェで自分の好きなものを1分で説明する。
-
これはよかった
書いてある内容はシンプルです。
って帯に書いてあることがすべて(笑)
すなわち
結論+根拠+例えば で相手の右脳と左脳を動かす
内容としては、
プレゼンのGOALは理解してもらうではなく、
「相手を動かす」こと
そのために、
結論を明確にし、
根拠を3つあげ、
ロジカルでシンプルに、相手にイメージを抱かせるように
1分で伝える
っていうことです。
話が伝わらなくなる4つの話として
・プロセスを話す
・気を使いすぎる
・自分の意見とは違うことを言う
・笑いを入れる
としていて、これらをやっちゃいけないと戒めています。
その通りですね。とってもやりがち(笑)
また、ロジカルという点では、
・意味がつながればロジカルだけど、意味が通じない場合には「ロジックが隠れている」
そう、ロジックが隠れているのは、ほんと、よく見かけます。
これも要注意
後半はプレゼンのテクニックや会議のファシリテーションなどが出てきます。
正直、ここは「1分で話せ」とはちょっとずれていますが、筆者の真の目的、
「相手を動かす」ためにどうコミュニケーションをとるか?
ということについてしっかり語られていると思います。
とてもシンプルにメッセージを伝えてきていますので、あっという間に読み切ります。
お勧め -
★一分で話せ
・プレゼン=「理解させたうえで、人を動かすためのもの」
→理解させたうえでどうしてほしいのかを明確に伝える
・とにかく結論を意識する(情報や事実と混同しない。自分のポジションを明確にする)
・できるだけ無駄な言葉を削る
・人を動かす=論理的に正しい+相手が頭で想像できるかどうか
・メタ認知=自分の主張を客観的に見る事が大事
-
【読書メモ】
・聞き手は8割聞いていない
・左脳で理解し右脳で感じてもらう
・相手の設定:立場、興味、期待、理解度、何をどんな風に言うとネガティブな反応をするのか
・ゴールの設定:意見表明でOK?賛成?動いてもらう必要がある?
・結論→根拠→事実のピラミッドの骨組みから始める
・結論は何?を根幹に。反対意見が傷つくとか自信がないからぼやかしていると見えなくなる
・根拠は3つ
・不要「基本的に」「先に述べたように」「の観点で」「を念頭に」
・簡単な言葉を使う。カタカナよりひらがなの日本語
・頑張ったことは話すな!プロセスを認めてもらうんじゃなくって、結論を聞いて判断してもらう
・前提を揃えておく。こんな事例において、今の時代において、このコミュニティで
・相手を迷子にさせない。わからない箇所が出てきた時点で思考ストップ
・スライドは読まずに頭に入ることを目指す
・会場の規模に合わせたフォント
・中学生が分かるレベルの日本語しか使わない
・ニュース番組は視聴者が迷子になった瞬間チャンネルを変えられてしまう
・スッキリ、カンタン
・×業界言葉「PV」「トンマナ」
・×ブラッシュアップ 〇磨く
・聞き手の頭の中にイメージを描いてもらう
・「想像してみてください」でイメージに入り込んでもらう
・自分の伝えたいことを、一言のキーワードで表す
・超一言でプレゼン全体を包み込むと理解してもらえる、覚えてもらえる
・プレゼン前は実際に相手の席に座る
・事前の根回し「今度の会議でこんなことを話そうと思っています」、事後のアフターフォロー「詳細を改めてご説明したく」
・PREP:Point Rason Example Point
・SDS:Summary Detail Sumarry
・これから伝えようとしていることは自分が一番詳しいし、そのコンテンツに一番自信を持っているし、一番好きだくらい強い気持ちを持ち相手にぶつける
・著者孫さんのプレゼンの前に300回は練習して、10回に1回は録音していた
・会議で咄嗟に意見を求められて頭が真っ白になる→Yes/Noで答えればいいのか、アイデアを聞かれているのか、懸念点を答えればいいのかを見つけ、結論根拠のピラミッド
・会議ではポジションをとる
・プレゼンで自分の話を聞いてくれているような気がしない→声を大きくするだけで7割解決する。声のトーンを変える
・上司と自分のピラミッドをすり合わせる
・目上の人に対しても「私たちは」を使う
・話の主導権を握る(例:焼肉)
・意見が合わないときは?→課題を異なるサイズ感でとらえている、ゴールまでの時間間隔が異なる、ゴールに向かう道のりが違う、立場が違う
・提案よりも問題解決で信頼関係を作る。すぐに会社の利益に落とし込まない
・ファシリテーションは広げて絞る流れを意識する
・まずゴールを決める「今日のゴールは○○を××することです」
・結論は誘導しない
・前半は特に頭の中にあるものをすべて出してもらう。明るく、何でもいいですよ!いいねいいね!
・後半はモードを変えて絞っていくプロセスなので発言の量<質
・いい意見に食いつく
【感想】
・全体を通して事前の根回しが重要だと教えてもらったし、自分も最近諸所で感じる
・全くのゼロから一緒に作りましょう!というのは無謀。こういう議論がしたいというイメージを開催者が持ち、事前にレールとなるたたき(仮の案や現状)は必須
・相手との前提を揃えておく。今だとOutlookでインビを飛ばすとき併記できるメッセージ内容。あれ結構大事
・自信がない、声が小さいために伝わらないのは今の一番の課題
・ファシリテーションはもっと打席に立ちたい。広げて、、、どうするんだっけとなってしまう-
yuuotaniさんの感想を読んで
しっかり自分に当てはめて
課題や今後の意識を述べてて
いいなっと思いました!yuuotaniさんの感想を読んで
しっかり自分に当てはめて
課題や今後の意識を述べてて
いいなっと思いました!2019/11/25
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伝える力にフォーカスした本。かなり有名な本。
1番強く思ったこと、
プレゼンはちゃーんと練習しないとダメ
以下、所感
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・プレゼンや話すときは、自分の伝えたいことを伝えるじゃない。相手の頭の中に自分が伝えたいことの枠組みや中身を【移植していく】作業
→理由を3点あります!とか、今から2つ話しますとか先にイメージを作ってあげる。
・話が長い理由
①プロセスを話しがち(頑張った感
②気を使いすぎ(ポジションを取るべき)
③自分の意見のマイナス点を述べすぎ(いらん
④笑いを入れる(大抵しらける
④は観点を変えて、参加型にすれば文句ない気がするなぁ。
・前提を聞き手と共有する、主張を明確に、その根拠を3つ、意味が繋がっているか
を確認しよう。
・イメージさせよう。そうすると説得力増す。
①相手にイメージを描かせる。(写真とか使おう、例えばも有
②相手にイメージに入ってもらう。(想像してみてください、あなたがこの立場だったらどうします?)
・インパクトワードを使って、それだけでも覚えてもらうことが大事。(これは昔からやってた。練習中に意識してほしいことを長々言っても仕方ないからこそ、5文字くらいに集約してたなぁ)
・メタ認知=第三者視点
リトルホンダみたいなやつ。独りよがりプレゼンにならないように相手目線忘れずに。
・発表のフレームワーク
SDS(要約、詳細、要約)サンドイッチする。
最初にイメージさせ、最後にもう一度いうことで記憶に刷り込む感覚。
prep(point reason example point)
オーソドックスなやつ。
pcsf(problem change solution future)
スタートアップなど新事業プレゼンで効果的。なんとなく引き込まれる気がする。
・否定してくる上司がいたら?
わざと一つくらいツッコミどころを用意して、それを直させる。すると、【共同作業】【共犯】したことになり、上司も動かざるを得なくなる。
→マーケティングとは組織革命である、にも書いてあった内容。メモメモ。
・上司は直感で判断してるが、大抵当たっているし自信満々なんだよなぁ、ってこと多いはず。これは経験値由来。そのかわり、具体的な材料は少ない。ロジカルピラミッドの3段目がない感じ。
著者プロフィール
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この本、読みたいとずううううっと思っているのにそのまま、...
いつも「いいね」を下さってありがとうございます。
この本、読みたいとずううううっと思っているのにそのまま、という本です・笑
私はいつもボイスレコーダーを使用して練習しています。
でも聞き手はたぶん、声の方に気が向いている様子。なので、良い声が出るようにまず練習してます。
「表現者としてふるまう」は、すごく納得です!
今後はその意識でやってみます。。。と言うか、先ず読まないとね。
とても参考になりました。
こちらこそ、「いいね」とコメントありがとうございます!
この本読みやすいので、さくっと読めますよ。さすが伝...
こちらこそ、「いいね」とコメントありがとうございます!
この本読みやすいので、さくっと読めますよ。さすが伝え方が洗練されている感じです。
「表現者として振る舞う」は目から鱗でしたね。僕はそういうの苦手なので精進しなくては!と改めて思った次第でした。
これからもよろしくお願いいたします!