睡眠こそ最強の解決策である

  • SBクリエイティブ
3.79
  • (15)
  • (12)
  • (10)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 389
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797395846

作品紹介・あらすじ

ガーデン紙やタイム誌も絶賛!アメリカの公共ラジオNPRの2017年ベストブックスに選出!サンデータイムズ、ノンフィクションベストセラー2位!
世界各国からオファー殺到の睡眠本、ついに日本初上陸!

睡眠7時間以内だと早死にする?学習前に仮眠をとると、学習能力が飛躍的に高まる?
――NBA、NFL、ピクサー…最強の睡眠コンサルタントが教える最強の睡眠法

世界的に著名な神経科学者かつ睡眠のエキスパートが、睡眠科学の最新知識を提供する。本書は、知的好奇心を満たすだけでなく、睡眠の量と質を疎かにすることが、いかに、健康、安全、ビジネスにとって悪影響を与えるかについて具体的に説明する。
生き方をも変えるかもしれない本書は必読書である。-アダム・ガザレイ博士氏(米カリフォルニア大学サンフランシスコ校神経学・心理学・精神医学教授)

睡眠の謎について早急に解決する新しい科学について分かりやすく説明する。非常に面白く、読者は寝る時間も忘れて本書のページをめくることだろう。
-ダニエル・ギルバート(ハーバード大学心理学教授)

いま世界中が快適な眠りを求め、「睡眠ビジネス」が注目を集めています。そんななか、20年間睡眠を研究し、カリフォルニア大学バークリー校睡眠・神経画像ラボラトリーの所長として、名だたる企業の睡眠コンサルタントを務めるマシュー・ウォーカー氏の本書は、最強の睡眠を語るのにふさわしい睡眠大全とも位置付けられる一冊でしょう。
本書では、「睡眠とは何か?」というそもそもの話から、最新の研究で明らかになった睡眠の様々な効果を明かすとともに、睡眠の科学を社会でどのように役立てることができるのかを描きます。

・昼寝(仮眠)で記憶力が上がる、パフォーマンスが上がる
――ボルトも世界新の前に昼寝していた。
・6時間睡眠の日が10日続くと、1日徹夜した時と同じくらい脳の機能は
衰えるが、本人は自分が睡眠不足だとは認識していない。
・朝方、夜型は遺伝で決まっている。
・思春期の子供は体内時計が成人よりも 3 時間ほど遅くなっており、
夜更かしや寝坊は自然なこと。
・睡眠が不足すると人の表情から感情などを読み取る能力が低下する。
・MRI で夢の中身が判定できる?
・ワクチンを接種する前の睡眠時間が短いとその効果は半減する!etc.

――眠りの力を有効活用した素敵な未来を感じさせてくれる一冊です!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 「睡眠こそ最強の解決策である」

    要約
    睡眠は疲労回復だけでなく,能力の向上に大いに関係がある.

    この本の内容として要点が3つある.
    ①寝だめは意味がない.睡眠不足という借金は一日で返済できるようなものではない.
    二時間毎日寝不足であれば,とりかえすのに14時間睡眠を3~5日程でやっと返済されるようなものである.
    つまり,夜更かしはとても効率が悪い.

    ②睡眠の質を上げるには初めの90分,ノンレム睡眠が重要となる.
     初めの睡眠が一番深く,そこからどんどん浅くなっていく傾向がある.
     具体的な方法として,自分の睡眠サイクルに合わせることが重要である.
     実際に朝型,夜型は存在し,これは遺伝であるため,訓練によりどうこうできるものではない.
     逆に睡眠のタイミングを逃すと覚醒してしまい,寝付きにくく質が落ちる.

    ③睡眠にはすごい能力がある.
    7~8時間質のよい睡眠をとることで学習能力がぐんと上がる.
    特にスポーツは最後の8時間のレム睡眠がネットワークを活発化,経路の数を増やすため
    上達が早くなる.ピアノの例になってしまうが,ミスタッチが多かった,曲が何時間練習しても
    上手くいかなかったのに,寝て起きた時にはノーミスで弾くことができるようになった
    という例がピアニストには何度か経験があるという.これは睡眠によりネットワークが形成された
    ため,上達できたという睡眠の能力のすごさを示すにはとても良い事例である.

  • 2019年の個人的なベスト書籍の一冊。睡眠の重要性、有益性が、様々な角度から検証・解説される。実際、一日8時間以上の睡眠を心がけるようになってから、日々の精神の安定度が違う気がする。心の平穏を求める人にも、読んで欲しい本です。

  • みんなオフトゥンは好きか?

    本書はみんな大好きオフトゥン(英訳:Often)の凄さを科学的に明らかにした一冊であり、知っているようで知らなった睡眠の重要性がこれでもか、というくらいに示される。

    レム睡眠とノンレム睡眠が何か、くらいの知識はあっても、実はレム睡眠が人間が起きている間に学習した内容や記憶の再構築に重要な役割を果たしているということや、睡眠不足が続くと食欲が増すものの代謝が悪くなるというメカニズムなど、非常に面白い事実ばかり。後者は実際に仕事が忙しくて睡眠時間が取れないと、食欲がなぜか旺盛になり体重が増えてしまう、という感覚が自分の中にもあり、改めて睡眠の重要性に気付いた次第。

    本書を読めば、どれだけ自分が睡眠を軽視しているかということに気付いて恐ろしくなり、心地よい睡眠を得るために本書で示されたtipsを実践したくなるはず。オフトゥンに愛を込めて。

  • 睡眠の大切さは年をとるごとに痛感する。それを裏付けてくれる1冊。事例がちょっとくどいが、睡眠が脳にもたらす効用、不足が生むデメリット、現代社会の「眠りにくさ」がよく理解できる。睡眠の質向上を一層心がけたい。対策は想定内だった。

  • 睡眠について科学的に説明した本。
    偏った結論を導くために強引に話を進めると言うことはなく、バランスがとれた本と感じた。

    ・8時間の睡眠がバランス良い。
    ・睡眠は、万能薬である。シェイクスピアはマクベスの中で「睡眠は命の宴の主菜である」と言っている(科学的ではないけれど、昔から知っている人は知っていたと言う話)。
    ・食事運動睡眠の中で一番大切なのは睡眠。
    ・ノンレム睡眠が情報を整理し、レム睡眠が情報を統合する。レム睡眠をとれるようにすることが大切。
    ・アルコールはレム睡眠を妨げる。ぐっすり寝たように思っていても覚えていないだけで、実は何度も起きている。
    ・アルコールを摂取した後の睡眠は軽く麻酔をかけて寝ている感じ。
    ・カフェインの半減期は5から7時間。気にしていなくても、半分は残っていれば睡眠への影響は大きい。
    ・居眠りは、睡眠圧を下げてしまい、その後の本格的な眠りができなくなってしまう。

    ・部屋の温度は18。3度、小さい電気は消して真っ暗な方が良い睡眠がとれる。
    ・ADHDと診断される子供のうち、睡眠障害が多く含まれている可能性ある。
    ・アル中患者が幻覚や妄想を見るのは、脳がレム睡眠を欲しているのにレム睡眠がとれないから。起きているときも夢を見るような状態になる。


    多くの内容は、今までも言われてきていることですが、単にダメということではなく根拠があって言っているところが説得力があると感じたし、生活を見直そうと素直に考えた。

  • 睡眠のメリットデメリッット、レム睡眠、ノンレム睡眠厨に起きている出来事など、睡眠に関する研究を引用しながら睡眠の大事さをといた本。
    睡眠は、人生に予想以上に大きな影響を与えていることがわかったので、大事にしないとなと思った。

  • 最後まで睡眠の大切さを科学的根拠に基づいて説明した本。
    この本を読んで睡眠がいかに人間に取って大切であるか学びました。
    睡眠をきちんと取ることによって記憶力、創造性などが向上すると書かれていました。
    日々の仕事のパフォーマンスを上げるためにも睡眠時間確保を目指していこうと思います、

  • とにかく「寝ろ」らしい。室温18℃が最適は疑問。

  • 睡眠関係の本も好きで色々読むが、大体どれも同じようなことが書かれているので目新しさは少ない。

    でもこの本は読み応えのある内容でとても面白かった。

    そもそも「人はなぜ眠らないといけないのか」という疑問についてまだ答えが出ていない。

    だからこそ睡眠についてはまだまだ仮説の域を出ないものも多いのがこの本の内容はエビデンスもしっかりしており説得力があり興味深いものだった。

    睡眠に興味がある人にはおすすめの一冊です。

  • 睡眠は大事だよ、という話し。
    割りと知った話しが多く、とっとと読み終える。

全16件中 1 - 10件を表示

睡眠こそ最強の解決策であるのその他の作品

睡眠こそ最強の解決策である Kindle版 睡眠こそ最強の解決策である マシュー・ウォーカー

マシュー・ウォーカーの作品

睡眠こそ最強の解決策であるを本棚に登録しているひと

ツイートする