読書する人だけがたどり着ける場所 (SB新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797398489

感想・レビュー・書評

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  • 自分だけの人生経験では広い世界の中の小さな国で、長い人類の歴史の中のほんの数十年のものしか得られない。
    読書を通じて、他人の人生を追体験する事が出来る。
    他の国の人や違う時代を生きた人の気持ちを知る事が出来る。他人の気持ちを理解し、自分の成長に繋げていける、そこに読書をする事の大きな価値があると思った。

    世の中が変遷していく中で、なお今も人々から愛され続けている古典作品は一流のもの。
    浅いものの方が気軽に読める、古典には読み進める事が非常に難解なものが多いが、今回の読書を機に自分ももっと古典作品に触れていき、人生に深みをもたせていきたいと思った。

  • この手の本は、初めて読んだ。
    普段本を読むことについて考えていることがまとめられている感じ。アウトプットについても少し書いてある。
    溜め込むだけでは意味がないのは、読書好きならわかっていることだろう。

    この本は、読書なんて面倒だという人向け。
    子供の頃から、一冊の本を書くには行間にどれだけの知識と経験が詰まっているのだろうと思ってきた。
    よく、誰でも一冊は本が書けるという。
    そのくらい、一冊の本というのは、人生が意識無意識に関係なく入っているもの。
    本を読むというのは、自分が歩まないたくさんの人の人生を垣間見る参考書のようなものだと私は思っている。本から、いろんな人生を見ることが、もしくは体験すらしているような想像をすることができるのだ。
    だから人生で何かにぶち当たった時、たくさん人の人生を自分のものとして引きつけながら読む読書をしてる人は、様々なヒントを持つことができ、結果、ものの見方の多様性を本を読まない人よりは得られる貴重なものなのだ。

    しかし、なんでも読めばいいというものではない。
    やはり良いものを読むことが大事。それは音楽でもそうだ。
    そして、何を読めばわからないならまず古典的なものを。

    現代は、昔と違い、ある程度みんなが知っているものを読まない。誰でも知っている童謡が昔あったような時代ではなくなってきた。共通語がなくなってきたのだ。これは非常残念なこと。

    もっと教育の場で、みんなの共通語になるような作品を日本全体として選んで子供に与えるべきかとも思う。

  • どうしたら本の内容が記憶に残るのか、自分の血肉となるのか、その手法が齋藤さんおすすめの本の紹介とともに綴られています。

    まずは、ただただ本を読みたくなります。
    今後も読書のモチベーションを上げるために時々読み返すことになるのかな。

    それから、文章の美しさを感じることの出来る齋藤さんの感受性の豊かさをひしひしと感じます。
    感受性を磨く手法としての音読は早速実践したい。

    齋藤さんの書評は本当にその本を読んでみたくなりますね…「読みたい本」カテゴリがガツっと増えました。笑


  • 本の読み方と合わせて魅力、知性、思考力、人格を身につけましょうという指南書
    あまり読書の経験がない人には新たな発見が多いと思う。
    文中に出てきた言葉、
    「知性は万人に開かれている」は読書の楽しさを子供に伝えるのに勇気づけられる言葉です。

  • 大好きな齋藤先生の本。
    本を読むことの大切さ、良さは分かっていても、なかなか読む時間がないと言って、読まない人も多いと思います。そんな方は、まずはこの本を手に取るといいと思います。人を豊かにする読書をせずにはいられなくなると思います。

  • これまで読んだ「読書本」のなかで、いちばん読みやすく、ためになったと感じました。具体的な本のタイトルもいくつか載っていて、自分も読んでみようかなと思える書籍がいくつかありました。
    読書術を偉そうに語っている読書本が多いなかで、この齋藤先生の本は「もっと本を読んでみたいな」と思わせてくれる一冊だと思います。

  • <目次>
    まえがき
    序章   なぜ、いま本を読むのか
    第1章  読書をする人だけがたどり着ける「深さ」とは
    第2章  深くなる読書、浅く成る読書 何をどう読むか
    第3章  思考力を深める本の読み方
    第4章  知識を深める本の読み方
    第5章  人格を深める本の読み方
    第6章  人生を深める本の読み方
    第7章  難しい本の読み方

    <内容>
    どちらかを言うと、本を読まない人のための指南書。第3章以降はブックガイドが付いている。自分は本を読む方だが、結構無手勝手流で、いい加減な選択と流し読みが多いので、注意する意味でもよかった本です。  

  • なかなか届かない境地だな。
    齋藤先生おすすめの本も沢山載ってたので読んでみようと思う。

  • 読書する人だけがたどり着ける場所 齋藤孝

    2019 1/5初版 SB新書
    2019 4/13 第8版 2019 5/28読了

    第1回読書部に向けてこれほどうってつけの本もなかろう!って本でした。

    齋藤孝さん…ぼくより3歳年上東大法学部卒!
    現在、明治大学文学部教授

    この方の読書に対する思いには感動すら感じました。

    ネットに溢れている情報や
    紙媒体としての本に対する向き合い方なんか

    ぼくの普段読書に対するゆるっとした思いを表すならこんな感じだなぁって思いながら

    齋藤孝さんの圧倒的な読書量には驚かされると同時に

    賢い人ってこんなんなのねー^^;

    紹介されている「おすすめ本」超有名な本から初めて見たわって本の中に

    太宰治やら…

    読んだことある本がほぼほぼ無くて笑いましたが

    どうせ読むなら
    こんな方向性や方法も意識すると
    さらに有意義な読書になるよ的本でした。

  • 読書法の本を読む時間があれば、少しでも何か読めばいいと思いつつやめられないのは、このたぐいの本にはおすすめの作品が書かれているから。
    1章から、思考力を深める本の読み方、知識を深める本の読み方、人格を深める本の読み方、人生を深める本の読み方 と続く。
    私の読書は思考力を深めたり知識を深めるものではないが、それはそれでいいと思ってしまう。この本を読んだ意味はなくなるが。

    ・オイディプス王
    ・東京オリンピック
    ・詩のこころを読む 茨木のり子
    ・論語物語 下村湖人
    ・カラマーゾフの兄弟
    ・夜と霧

    『人間失格』マンガ版 古屋兎丸

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著者プロフィール

齋藤 孝(さいとう たかし)
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。学者、作家、文化人の役割で多くのメディアに登場している。
2001年『身体感覚を取り戻す』で第14回新潮学芸賞を受賞。2001年発行の『声に出して読みたい日本語』は250万部を超えるヒットとなり、第56回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
その他、『語彙力こそが教養である』など多くの著書があり、発行部数は1000万部を超える。『こども孫子の兵法』など監修作のヒットも多い。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

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