読書する人だけがたどり着ける場所 (SB新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797398489

感想・レビュー・書評

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  • 読書が好きだからこそ、タイトルに惹かれて購入しました。

    「深い人」「浅い人」って何のことを指しているのかと、探しながら読んでいましたが、答えは初めから目次に書いてありました。てっきり1つなのかと思い込んでいた…。

    本を読んでいるけど、まだまだ知識も思考力も人格も「浅い人」だなと思うことばかり。むしろ、読書する人でも深い場所へ辿り着ける人はそういないのではないでしょうか。でも、いつの日か昔と比べたら随分深いところまで来たなと思いたいものです。

  • 「読書力」の内容と重なる部分が多く、齋藤孝の読書に対する熱い思いをひしひしと感じる。
    最近、読書へのモチベーションを上げるための足掛かりとして齋藤本を読んでる(笑)

  • どんな本にも書いてあるようなことしか書いてないかな。
    ほんとに本を読んでない人がこの本を読んで読書するだろうか?なぜ読んだらよいかは皆わかる。問題なのはどうやって読んだらよいかわからないことだと思う。
    教養を深めるには古典を読むのが手っ取り早い。

    読むべき本リストはありがたい。

    五輪書、風姿花伝、老荘3000年の知恵、魔女、弓と禅、ホモ・デウス、オイディプス王

    この辺は読む。

  • 「読書する人だけがたどり着ける場所」
    Hint本。


    ・驚いて、深めていくことが人間らしい行為と言えるのではないでしょうか。
    ・1テーマ5冊読めば結構詳しいAランク。スーパー詳しいは20冊でSランク(勿論、一般人基準で)
    ・出会い頭で読む。何か一つでも知識を吸収しようと考えて読む。一つでも知らなかったことに触れ、考えることができたらその本の価値がある。


    好きな文章を3つ選ぶ。思考力を高める一手段で紹介されている。小学生同士でやらせてみて、互いに何故その文章が好きなのか?を共有すると大変盛り上がるらしい。で、大人たちでも出来るはずなので、大人version会に備え、私も実践し、本書内の好きな文章をpickしてみた。


    好きには個人差が出るから、何故その文章なのか?を聞き合い、その視点はなかったな?と自分で思えることが、ポイントであるから、違う意見だからと言って喧嘩しないように気をつけねばならない、子供達、大人達よ。と言うのは、齋藤先生も思っているはず。


    後半に言及されているが、本にどっぷりハマりすぎて、私はこの考えに共鳴した!それ以外はナンセンスだ!わからない奴は敵だ!といった風にのめり込む危険性にも指摘をしている。


    若い世代に愛読書を聞いたら、ヒトラーの我が闘争を挙げた人がいたらしい。歴史の中では、禁書坑儒があったが、時代が時代だったら我が闘争もその対象になり得た訳だ。その時代の背景や文学的な面から読み解くには良いが、ハマりすぎて、他が見えなくなるのは良くない。というか、何故数あるはずの本の中で、我が闘争なのだろうか。偏りを感じずにいられない。


    著者はそんなハマり具合を避けるために、批判的に読む大事さにも言及している。正確には、没頭しながらも、批判的に読むこと、つまりは、バランス良く向き合うことが大切と言う。


    確かに大切だ。しかし、このバランス良く!と言うのが、大変難しい。どうしても没頭しがちになるのだ。著者は、簡単ではないことだから、とりあえずたくさん読むことで慣れることが肝要らしい。


    はて、私もだいぶん読んでると思ったのだけど、やっぱまだまだだなぁ。最後に一文。


    本か、漫画というわけではない。orではなく、and。本も漫画も読めば良い。


    好きな文章は3つまで、と言うのを破ってしまった。でも仕方がない。これはとてもしっくりくるものね。さて、ゴールデンカムイを読もう。

  • 私の知人に本が読めない人がいる。読書してみませんか?と誘ったら、文字が読めないという。彼は明るく自由の精神をもち魅力的だ。おおらかにありたいと彼は言う。彼の年齢を聞くと、多くの人がおどろく。人の魅力には深さはあまり関係ないのではないのかと思う。読書で得た深さなど、彼を前にしたら無意味だと思うのだ。読書で得た知識や体験は自分を縛るものではないのかと思えるのだ。そう彼は今を一生懸命生きている。彼から見ると、読書をして過去を覗き見る私は、今を楽しんでいない人に見えているのではないかと、少しおののいた。ということに気が付いた本。

  • とてもいい本だけど、読書家には再認識する程度になるかもしれません。読書初心者はとてもためになると思います!
    私はこの本をよんで、読みたい本がぐーんと増えました。齋藤孝さんおすすめの本はどれも難しそうで避けてしまっていたけど、この本を読んで読んでみよう!そう思わせてくれました。著者はたくさんの本を読んでいて尊敬しました。(当たり前かもせれませんが知識の幅広いさには感銘を受けます)
    この本のいいところは読みやすい!スラスラ読めてしまいます。こういう読み方をすると、もっとおもしろく読める!もっと深く理解出来る!そういうことが書かれている本の読み方マニュアルみたいな感じです。
    星3つ分にしたのには、やはり読書をある程度してる人であれば分かると思いますが、物足りなさが…はい(笑)

    深い読書 浅い読書 読書をするならやはり深い読書をして人生を豊かに生きたい、そう思います。そして魅力的な人になるためにこれからも深い読書を心がけて行きたいと思います。

  • この手の本は、初めて読んだ。
    普段本を読むことについて考えていることがまとめられている感じ。アウトプットについても少し書いてある。
    溜め込むだけでは意味がないのは、読書好きならわかっていることだろう。

    この本は、読書なんて面倒だという人向け。
    子供の頃から、一冊の本を書くには行間にどれだけの知識と経験が詰まっているのだろうと思ってきた。
    よく、誰でも一冊は本が書けるという。
    そのくらい、一冊の本というのは、人生が意識無意識に関係なく入っているもの。
    本を読むというのは、自分が歩まないたくさんの人の人生を垣間見る参考書のようなものだと私は思っている。本から、いろんな人生を見ることが、もしくは体験すらしているような想像をすることができるのだ。
    だから人生で何かにぶち当たった時、たくさん人の人生を自分のものとして引きつけながら読む読書をしてる人は、様々なヒントを持つことができ、結果、ものの見方の多様性を本を読まない人よりは得られる貴重なものなのだ。

    しかし、なんでも読めばいいというものではない。
    やはり良いものを読むことが大事。それは音楽でもそうだ。
    そして、何を読めばわからないならまず古典的なものを。

    現代は、昔と違い、ある程度みんなが知っているものを読まない。誰でも知っている童謡が昔あったような時代ではなくなってきた。共通語がなくなってきたのだ。これは非常残念なこと。

    もっと教育の場で、みんなの共通語になるような作品を日本全体として選んで子供に与えるべきかとも思う。

  • 大好きな齋藤先生の本。
    本を読むことの大切さ、良さは分かっていても、なかなか読む時間がないと言って、読まない人も多いと思います。そんな方は、まずはこの本を手に取るといいと思います。人を豊かにする読書をせずにはいられなくなると思います。

  • <目次>
    まえがき
    序章   なぜ、いま本を読むのか
    第1章  読書をする人だけがたどり着ける「深さ」とは
    第2章  深くなる読書、浅く成る読書 何をどう読むか
    第3章  思考力を深める本の読み方
    第4章  知識を深める本の読み方
    第5章  人格を深める本の読み方
    第6章  人生を深める本の読み方
    第7章  難しい本の読み方

    <内容>
    どちらかを言うと、本を読まない人のための指南書。第3章以降はブックガイドが付いている。自分は本を読む方だが、結構無手勝手流で、いい加減な選択と流し読みが多いので、注意する意味でもよかった本です。  

  • 読書法の本を読む時間があれば、少しでも何か読めばいいと思いつつやめられないのは、このたぐいの本にはおすすめの作品が書かれているから。
    1章から、思考力を深める本の読み方、知識を深める本の読み方、人格を深める本の読み方、人生を深める本の読み方 と続く。
    私の読書は思考力を深めたり知識を深めるものではないが、それはそれでいいと思ってしまう。この本を読んだ意味はなくなるが。

    ・オイディプス王
    ・東京オリンピック
    ・詩のこころを読む 茨木のり子
    ・論語物語 下村湖人
    ・カラマーゾフの兄弟
    ・夜と霧

    『人間失格』マンガ版 古屋兎丸

著者プロフィール

齋藤 孝(さいとう たかし)
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。学者、作家、文化人の役割で多くのメディアに登場している。
2001年『身体感覚を取り戻す』で第14回新潮学芸賞を受賞。2001年発行の『声に出して読みたい日本語』は250万部を超えるヒットとなり、第56回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
その他、『語彙力こそが教養である』など多くの著書があり、発行部数は1000万部を超える。『こども孫子の兵法』など監修作のヒットも多い。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

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