東大首席・ハーバード卒NY州弁護士が実践! 誰でもできる〈完全独学〉勉強術 (SB新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797398502

作品紹介・あらすじ

●東大法学部を首席卒業後、財務省を経て弁護士に。
そして、ハーバード大学ロースクールを卒業。
そんな著者をつくりあげたオリジナル勉強法を大公開!


◎東大法学部に現役合格
◎東大3年生で司法試験に一発合格
◎東大4年生で国家公務員I種試験に一発合格
◎東大卒業に必要な162単位はすべて「優」の評価
◎法学部における成績優秀者として「東大総長賞」を受賞し、首席で卒業
◎財務省入省後はエリートコースの主税局で活躍
◎2年後に退職して、弁護士に転身
◎ハバード・ロースクールに留学
◎ニューヨーク州弁護士に登録

――非の打ちどころのない完璧な経歴を誇る著者。

誰もが「きっと地頭がいいんだろう」
と天才扱いするが、実はそうじゃない。
実際、抜きん出たIQを持ち合わせているわけではない。

桁外れの結果を残してきたのは、
いずれも「教科書を7回読むだけ」という著者ならではの勉強術だ。

塾に通ったり家庭教師についたりしたことは、
過去に一度もない。

本書では、そのシンプルにして合理的、
かつ安上がりな独学法のすべてを公開。

社会人の資格試験や独学にも必ず役立つ一生モノの勉強メソッド。

感想・レビュー・書評

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  • さっと通読、うん、この勉強法は納得。
    基本的に一回で教科書や参考書を覚えようとすること自体が間違いなんだよね・・・ま、そういう人の気持ちはわかる。
    興味ない本を何回も読みたくないしね。
    でも、それ以上に勉強の先にある目標達成が大事、そのためにはやっぱり何度も読まないと!、なんて思ったね。

  • ☆4.0
    タイトルはチープですが(そのタイトルにつられたのですが)内容はしっかりしています! 複数回読む記憶法はよく聞きますが、ここまで丁寧に説明してくれることはなかなかありません。イメージ・場所法・記憶の想起など様々な記憶法が混ざってて説得力がありました(作者がそう述べたわけではありません)。

    また、作者さんのスケジュールなども載っていて、こんな人生を歩む人もいるんだなあと興味深いです。19.5時間×2週間勉強したら幻聴が聞こえたという話は凄まじくて「いけ!やれ!限界までやるんだー!」みたいなマッチョなやり方に憧れてた私の目を覚ましてくれました。無理だわ。

    これは皮肉ではなく、極端な例を知れたことで自分の限界を自覚できました。とはいっても役立つことはたくさんあります。部分的に取り入れててアレンジしようと思います。

  • この本には、勉強法も記載されているが、勉強に対する筆者の考えが主なもののように感じられた。
    筆者が言うように、「勉強のための勉強」ではダメで、「勉強は夢をかなえるための手段」であることを意識することが大事だと理解した。
    筆者の「昨日の自分に勝つ」という決心をして、勉強により自身を成長させる手段として活用していく必要がある。

  • 東大法首席、弁護士、キャリア官僚、NY州弁護士
    どれをとっても超級の経歴。
    にもかかわらず、著者はいたって謙虚、自分は天才じゃない、努力の人間と一貫している
    ここに書かれている勉強法は、基本の忠実に、100点ではなく合格できる点を取る事。ルーティンを作り、それを崩さない。目的を持ち、それへ向けて目標を立て進む。目的と夢を混同しない。
    地道でシンプルだが、出来そうで出来ない。そして、成功者の多くが実践している事。
    受験生に向けた本だが、ビジネス書とも重なる部分が多い。
    成功への近道はやはり基本に忠実に、焦らず反復練習を続ける事なんだな、と再確認。これが1番難しいんだが。

  • 題名には嘘、偽りは無いと思います。
    本当に独学で自分のキャリアを磨いたのだと
    信じます。

    これをやっかむか、「本当にそんな方法で
    頭に入るのか」と思うかは、読者次第で
    しょう。

    もしかしたら単に実践していないだけで
    本当は勉強の王道かもしれないです。
    とにかく方法論として知っておくべき一冊
    です。

  • <目次>
    はじめに 新装版の刊行によせて
    プロローグなぜケタ違いの結果を出せるのか
    パート1レベルの高いところに身を置くと楽
    パート21番にならなくてもいい大切なのは“上位3割”
    パート3私の東大合格法
    パート4目標達成のメンタルトレーニング
    パート57回読むだけでインプットする技術
    パート6理系科目が完璧になる「7回解き」
    パート7苦手は守り、得意で攻める
    パート8苦手は発想の転換で克服する
    パート9読む、書く、聞く、話す、4つのどれが得意か
    パート10集中力を最大限に高める方法
    パート11自分にスイッチを入れる方法
    パート12パフォーマンスが劇的にアップする時間術
    パート13社会人にパフォーマンスアップ術
    エピローグ昨日の自分に今日は勝つ!

    もともと2014に発行された本の新装版、2018/10/15初版
    丸善の新書コーナーの奥に立てかけられていた。
    2014に山口さんはもう本を発行していたのか。
    リベラルという病、は2017年だから、そんな前から有名だった
    のか。。。。

    7回読み、これで、勉強したい資格試験が2つあるから、
    立ち読みしないで、本を買いました。

  • 7回読む
    7回解く
    はわかりやすい方法論だけどそれだけなのかな東大で全部優って

  • ・ 7回の読書で内容を記憶する
    ・ 1~3回は全体を眺める(文字は読まない、目でなぞる、4秒/ページ、見えた単語を心で唱える)
    ・ 4回目以降は読む(40秒/ページ)
    ・ アウトプットを書く。但し整理しない
    ・ 途中必ずプラトーが来るが絶対に乗り越えられる
    ・ その後しばらくすると今度はスランプが来て以前より成績が落ちる)
    ・ しかしこれを乗り越えたら成長する
    ・ 目的と夢を混同しないこと→意味するのは「最終のイメージ、ゴール」とそれに至る「手段」とを混同しない事。筆者は「東大に入る」ことは「官僚になって活躍する」
    ・ 周りに(クラスメイトや同僚や友人)に優秀な人がいるとその人たちに引っ張られて自分も良い成績が維持できる
    ・ 入試なら成績が1位にならなくても合格ラインより1点でも上回ればよい。そういう考え方でよい。
    ・ 教科書のみを勉強すればよい!

  • (2019年8月再読の感想)
    せっかく知った7回読みのテクを盗みたく、再読してみました。
    で、再読しての感想は、「勉強方法は人それぞれ」、だなと。
    著者は、「ノートにまとめない(まとめノートは原書の情報量を下回る)」、「線を引かない(その他情報を見落としやすくなる)」と言ってますが、これは記憶力と論理思考力がめちゃくちゃ高いからできる訳で、自分は絶対真似できないなと...。
    自分は、まず最初に本当に大事だなと思うポイントを整理して、そこから少しづつ肉付けしていく感じでしょうか。記憶力も論理思考力もやや低めなので、とてもじゃないけどノートまとめなしに隅から隅まで的確に内容を整理し理解する能力を持ち得てないとゆうか。。。
    ともあれ自己啓発書は気分転換的にこれからちょこちょこ読んでいこうと思います。

    (2019年8月初読の感想)
    仕事にプライベートに英語が必要で、ここ数年積極的に鋭意勉強中なのに一向に上達しないため、藁にすがる思いで本書を読んでみた。

    「進学校」、「東大」、「キャリア官僚」、僕と全く無縁なバックグランドの著者ですが、頭はめちゃくちゃ良いとして、ここぞの集中力が桁違いに凄いのかなあと少し考えてみたり。

    さて、7回読み、いきなりパーフェクトは無理でも、自身の独学に取り入れてみようかと。結果がついてくるかどうかは自分の頑張り次第、かな...。
    また、本書を読んで、自身の英語勉強でノート整理に時間かけ過ぎてたかもってことに気づいた…。そこらへんは修正していかなきゃだなって思った。

  • 東大首席で卒業した山口真由の一冊。

    7回読み法というのが実践的で、とても勉強になった。

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著者プロフィール

1983年、札幌市出身。2006年3月、東京大学法学部を卒業。同年4月に財務省に入省。08年に退官し、15年まで弁護士として法律事務所に勤務。15年9月~16年8月、米ハーバード大学ロースクールに留学し、卒業。17年4月、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程に入学。17年6月、米ニューヨーク州弁護士登録。20年3月、東大大学院を修了。20年4月から信州大学特任准教授となり、翌年、特任教授に就任。

「2023年 『挫折からのキャリア論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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