僕たちは14歳までに何を学んだか 新時代の必須スキルの育み方(SB新書) (SB新書 464)
- SBクリエイティブ (2019年2月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797398656
感想・レビュー・書評
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lalamama1さん詳細な感想プラス内容紹介ありがとうございます。大変参考になります。詳細な感想プラス内容紹介ありがとうございます。大変参考になります。2019/06/26
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きのPさん初めて他のユーザーの方からご感想を頂きました!有難うございます!初めて他のユーザーの方からご感想を頂きました!有難うございます!2019/06/26
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東大を出てリクルートで働いてから、民間校長をされた藤原和博さん(1955生)が、卓越した四人の革命家にインタビューしたもの。
キングコングの西野亮廣(1980生)、ホリエモン(1972生)、SHOWROOMの前田裕二(1987生)、DMMの亀山敬司(1961生)。
思ったより金持ちじゃないし、親が教育熱心じゃないし。
前田裕二には驚いた。
私立名門から東大みたいな雰囲気だったのに
じつは都立高校(創立以来初めての→)早稲田政経。
彼は幼い頃両親を亡くし、『フランダースの犬』や『小公女セーラ』のような暮らし。
彼らがなぜこのように成功したかは
この本で学んでいただくとして。
〈自分の子の精神的基盤に、義務教育を修了する15歳ぐらいまでに、最低限「根拠のない自信」が芽生えていればいいのだと思う〉
〈この「根拠のない自信」のことを、教育界では「セルフ・エスティーム」とよぶことがあり、日本語に直訳すれば「自己肯定感」。〉
それでビックリ。
というのは、私はこの数年いろいろな本をよみ
「私がこんな性格なのは、自己肯定感が低いから」
と結論づけ、上げるべく努力してきた。
おかげで今は楽しく生きている。
でもじつは私「根拠のない自信」を幼い頃からずっと持っていて、そのせいでずいぶん痛い目にあってきました。
なのに、いまでも「根拠のない自信」が時々湧きあがる
!
あきれる、自分!
恥ずかしくて他人には言えません。
ですから「根拠のない自信」=「自己肯定感」と断定されてしまうと、ちがうんじゃないかなと思ってしまうのです。
他の方のレビューを見てみたいと思います。 -
藤原さんの本は何冊読んでも面白い。
あまり一人を追いかけるように読書をしないが、藤原さんの本を何冊も読むと、伝えたいこと、考えがより分かるようになってきた気がする。
この本は4人との対話形式もあり、すごく分かりやすかった。 -
藤原和博氏以外は流石に凄いと感じた‼️
藤原氏はチョットネ⁉️ -
著者がチョイスした、令和の時代において稀有なプレゼンスを放っている4名それぞれと筆者との対談と、5人の生い立ちや少年時代に何を感じ何を考えていたのか、その頃のエピソードを交えてのエッセイパートから構成されている。皆に共通する根拠のない自信と、それに裏打ちされた行動力の源泉は何なのか、5者5様のパターンから色々なヒントを得ることができる。
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革命家とされる4人の幼少時代をインタビュー形式で紹介している本日。
簡単なインタビュー形式のものだったので、思ったよりも内容は浅かったが、共通して言えるのが
★何かに夢中になった経験がある
★行動力がある。(思い立ったらすぐ行動に移す)
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4名の起業家+藤原さんの子供の頃のエピソードを元に、子育てのチップスを語る本。
新たなチャレンジをする人間に共通する「根拠なき自信を得る」には、子供の頃に「親の愛情」を受けることが必要であること。
その他に、藤原さんの薦めとしては、
・自然の体験から人間性を育む
・一生懸命遊んで、熱狂する集中力を磨く
・子供の頃に夢を持っている必要は必ずしもない
缶蹴りや木登りから空間認知力等を学ぶ
・オセロや将棋、碁等で論理力を磨く
・正解を見つける情報処理力(学力)だけでなく、情報編集力(創造性)を磨くことがこれからの時代重要。
例、レゴ
・スマホは10歳くらいから
・ナナメの関係の中で子どもがコミュニケーションを学ぶこと(SNSのコミュニケーション、コミュニティとは違う)
・レアカード(希少性)を目指せ
■西野さんから
・家が貧乏&次男であったから、自分で創り出すことをしていた
・父親がお手製の虫取りをつくっていた
→買い与えるのではなく、工夫することを子供に見せる
・ふすまへの絵描きを父親怒らなかった
→モンテッソーリの実践
・子供にクラウドファンディングをさせ、他社目線や金の勉強をしてもらう
・AI時代だからこそ重要になる人間性。しょうがねーなっていって協力してもらう
・良いエネルギーを得られるコミュニティに所属
■亀山さん
・父親は禁止されてても大丈夫、大丈夫てやらせてしまう人 -
10歳までの自分で工夫した遊びの経験こそが大人になってからの創造力を作る。子育て世代におススメの一冊。
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私は典型的な「上質の普通」だと思う。
希少性を高めるためにどのような訓練が必要か、そして結果変えることができるのか、生涯を通して実験をしようと思えた。
「印象的だった言葉」
ゲーム感覚を身につける
ルールを作る遊び
圧倒的な努力
ナナメの関係を豊かにする
(親子先生生徒はタテ、友達はヨコ、先輩後輩、血縁関係にない人はナナメ)
情報処理力と情報編集力
(仮説を自ら導き出し試行錯誤を繰り返し納得できる仮説にまで協働的にたどり着ける人材)
子離れ
松下幸之助(成功するまでやめなければいい。やめるから失敗と呼ばれる)