ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45

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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797399967

作品紹介・あらすじ

7万部突破『最高の体調』著者最新作!
脳に眠る「獣の力」を解放して、面倒な仕事を秒速でブッ潰せ。
最新の科学的エビデンスによって導かれた「一日中パワーがみなぎる最強の方法」を収録。

★あなたの脳には2つの力がある

「獣」:本能。超パワー。省エネ。難しいのが嫌い。いにしえの力。

「調教師」:理性。非力。大飯食らい。論理的。最近できた力。


★ありがちな集中力の悩みの構造

「やるべきことに取りかかれない! すぐ誘惑に負けてしまう!」
→ 獣の力が強すぎて、調教師が負けている

「疲れやすい、集中が続かない」
→獣の力を使えておらず、調教師だけで頑張っている


★本書を読むと「ヤバいほど」集中力が上がる

1.獣の力を使いこなし、超集中状態でやるべきことがドンドン片付くようになる

2.調教師が鍛えられて、やるべきことをストレスなく計画的に進められるようになる

感想・レビュー・書評

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  • 私たちから集中力を奪うストレスや誘惑を獣と例えその獣を飼い慣らすためのノウハウを教えてくれるのが本書の主旨です。
     私が本書で面白いと思ったのは集中力を上げるのはまず体調を整えることからと言うことでおすすめの食事や睡眠方を教えてくれました。その後に集中するためのテクニックを教えてくれます。小手先のノウハウを教えるだけでなく、根本の体調メンテナンスからケアしていただけるのはありがたい限りです。
     本書で紹介されているテクニックはスパルタ、根性論は一切なしで誰でもできる方法をたくさん紹介されているので、本書を読んだけどどれも自分にはハードルが高すぎると言うことはないと思います。
     私が実践に移そうと思ったのは
    ・5秒ルール:やる気が起きないなら5カウントをして、5秒以内に行動する
    ・感情の物質化:自分の中のよくわからない感情に色や大きさ感触を想像する
    ・マイ儀式(ルーティン):マイ儀式を週4回2ヶ月続ける
    以上3つです。みなさんもぜひ本書を読んで1つでもいいので心の中の獣を飼い慣らしてみませんか。

  • 人は集中すると、仕事がはかどる。しかし、集中力とはなかなか持続しないもの。
    どうすれば、集中力を保てるのか。本能と理性を、それぞれ獣と調教師に例え、どう付き合っていくか、コントロールしたら集中力が保たれるのかが書かれている。
    獣は超絶なパワーを発揮する一方、難しいものを嫌い、他の刺激に敏感なため、すぐ別なことに反応して、持続性を保つのが難しい。
    調教師は倫理性を武器にする。正論を考え、獣のパワーを抑えようとする。しかし、調教師の働きは脳のワーキングメモリを多く使うため、多くの処理は出来ない。

    具体的に何をすれば良いのか書かれているため、自分が取り組みやすいものからやってみたい。
    まずは食事の改善。MINDの食事法。そこまで厳格にやる必要はないようだが、脳に良い食品、脳に悪い食品をイメージできるだけでも、食事改善にはなりそうだ。

    質問型アクション。自分が何をするのか質問形式で設定する。
    「自分」は、「時間」に「場所」で「デイリータスク」をするか?
    具体的に自ら問いかけることで、抽象度高め獣に理解させる。

    一度読んだだけでは、全ては理解できないし、試すこともできない。ステップごとに試しやすいものから試して、何度か読みたい。

  • 「本能」を獣(ここではライオンが近いかもしれないです。)と、「理性」を調教師とし、集中力を持続させるためにどう獣と向き合うかを記した本です。

    獣にはエネルギーがあり、これを味方にすれば莫大な集中力を得られる。
    ただ気まぐれなのでいろんなところに目を向けてはそちらに注意をむけてしまいます。
    それを制御するために必要なのが調教師。

    でも調教師は力が弱いのでそのままだと獣に引きずられてしまいます。
    そうならないために調教師の使える技術を記述したのがこの本です。
    獣と向き合い、どういなすかについて書かれているので、
    集中力が最近続かない…

    勉強しようと思ったらいつのまにかゲームをしていた…
    という経験を持っており、一日中集中力を持続させる人間になりたい!といった人にはおすすめです。

    実践しながらこの本を読んでいきたいという人は、248ページに書かれているロードマップの順に本を読んでいき、技術を身につけるのが良いかもしれません。
    ページ数も書かれているためとてもわかりやすいです。

    この本を読んで実践していけば、皆さんの集中力が一年後には一日中続いていること間違いなしです。

  • おもしろかったし勉強になる。良書です。

    集中力の特性をわかりやすく説明してくれている。コーチングの技術にも活用できそう。

    手元に置いて何度も読み返したい本。

  • 集中力という得体の知れないものについて、医学的、脳科学的にアプローチする本。タイトルのわりに固い。カフェインはコーヒー2杯まで。起き抜け90分は飲まない。地中海食、ナッツ、チーズ、ワイン、オリーブオイルなどがよい。これはどこかの本でもよんだ。タスク管理はサブゴールを想定、集中を妨げるものを予め想定し、対策を考える。やりたいことが決まったら、自分に語りかける。語りかけるメッセージを自分の目のつくとこにはる。
    ダイエットを続けるなら食事の記録か体重の記録かどっちかに絞る。
    やめたくなったら5の倍数だけ続けてみる。仕事に入る前にルーティンを実施。
    獣(欲望)と調教師(理性)の感覚はよくわかる。

  • 手っ取り早く集中力を上げるのはコーヒー。

  • 【内容紹介】
    脳に眠る「獣の力」を解放して、面倒な仕事を秒速でブッ潰せ。最新の科学的エビデンスによって導かれた「一日中パワーがみなぎる最強の方法」を収録。

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    一度集中を乱されるとなかなか元に戻れない…最近の私の大きな悩みです。この本では、本能を「獣」、理性を「調教師」に例えつつ、世界中のさまざまな研究結果を元に、いかに集中力を保つか、その方法を説いています。
    そもそもですが、人間の集中力というものは基本的に短期間しか保たないようです。そのため、クヨクヨしても仕方がありません。まずは健康な食事と睡眠で体調を万全にし、一つ一つ作業に落とし込むレベルまで緻密な計画を立て、常に前向きな気持ちで取り組み、気を散らせるものを排除した環境を準備し、それでも失敗することがあるので、自責の念にかられないメンタルを保つ…そこまでして、ようやく手に入れられるのが「集中力」なのです。

    全てを一斉に実践すると「うん、集中力はほどほどでいいや」と投げ出してしまいそうですので、無理せず一つずつ始めるのがコツだと思います。ご丁寧にも、この本の最後に〝ロードマップ〟として一つ一つ手順がまとめられていますので、何から始めるべきかはそれを参考にすると良いと思います。

  • 集中力を続けるためには?科学的根拠に基づいた著者の見解とノウハウが書かれた本。

  • タイトルは嘘くさいが、
    実践しようと思うこともいくつか発見。

    ■出来ていたこと
    ・小さい達成感を積み上げる
     →達成バイアスを有効活用


    ■実践したいこと
    ・質問型アクション
     →私は2kmランニングをするか?
    ・ステレオタイピング
     →自身に優秀な人間イメージを重ねる
    ・指示的セルフトーク
     →獣が現れたら、なぜそうなったのか?を
      自問自答し続けて、集中モードに戻す。
    ・感情の物質化
     →ムードスコアリング
    ・感情から距離を置く(想像する)
     →メタファーで掴む。雲がながれる。
      駅のホームで電車を眺める。
      牧草地の牛を眺める。
    ・聖域を作る

    ■その他
    ・マイ儀式
     →試験前に指を10回鳴らす
    ・小さな不快で獣を刺激する
    ・優秀な人の場に身を置く

  • 題名や表紙デザインはインパクトが強いが、内容は論文をベースに集中力が継続する方法を、根拠とともに具体的に説明している。

    本能と理性を、獣と調教師に当てはめ、それぞれの特性を理解してた上で、どのように集中力をコントロールすればよいかを解説しており、わかりやすい。

    栄養面、環境面、報酬プランニング、儀式、物語を活用した集中力の持続方法、および、集中力が途切れそうになった時の、自己観察と休養から構成される。

    本書を読んだメリットとして、現在行っている作業から脇道にそれた瞬間に気付く事ができるようになり、なぜ脇道に逸れたのか分析し、ではどうしたら良いかを自分で考えられるようになった。

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著者プロフィール

新進気鋭のサイエンスライター。1976年生まれ、慶應義塾大学SFC卒業後、出版社勤務を経て独立。10万本の科学論文の読破と600人を超える海外の学者や専門医へのインタビューを重ねながら、現在はヘルスケアや生産性向上をテーマとした書籍や雑誌の執筆を手がける。自身のブログ「パレオな男」で心理、健康、科学に関する最新の知見を紹介し続け、月間250万PVを達成。近年はヘルスケア企業などを中心に、科学的なエビデンスの見分け方などを伝える講演なども行っている。著書に『最高の体調』『科学的な適職』(クロスメディア・パブリッシング)、『ヤバい集中力』(SBクリエイティブ)他多数。

「2020年 『ヤバい集中力ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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