ステキな自分を見失う本

著者 : ゲッツ板谷

• 新風舎 (2001年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[hawaii0521さんの感想 · 2017年2月2日]

ゲッツ板谷、松尾スズキ、 直崎人士、 根本敬、 唐沢俊一という5人の著者によるエッセイを一冊にまとめた本。2001年発行。
10数年ぶりの再読だが、ちょっと古くなった感じは否めないものの、それを差し引いてもやっぱり面白かった。
特に特殊漫画家の根本敬先生のは相変わらず秀逸。
他の著者もクセ者ぞろいなので、いわゆるサブカル好きで今まで本書を読んでいない人は、今からでも遅くないので一読をおすすめします。

[F本さんの感想 · 2013年9月14日]

学生時代、『知的Ｃ級生活のすすめ』『知的Ｄ級生活のすすめ』が大好きだったので、その系譜として購入。

「本を読んでいる」というよりも、「めちゃめちゃ話上手な先輩の鉄板ネタ『オレの知り合いがさぁ……』を心ゆくまで聴いている」って感じ。オチが解っていても、何度でも笑える。

唐沢俊一の「少女と悩み」には感動すら覚えます。

[outofsightさんの感想 · 2013年6月9日]

この面子であることも疑問だし、そもそも本の趣旨と外れてるものが多すぎる気がします。テーマは別として文章自体はエッセイとして面白かったのですが。

[shimada385さんの感想 · 2010年6月5日]

濃いぜ

[■蛇女■さんの感想 · 2009年5月11日]

世の中にはこんな変な奴もおるから
理想の自分じゃなくて現在のどうしょもない自分を見てやろうぜ的な。
徹子のサヴァン症候群の話もよかったけど
妄想者の戯言が最高に良かった！

[はえさんの感想 · 2005年1月11日]

なぜにこのメンツ？

[海馬庵さんの感想 · 2004年11月26日]

このほんの著者はいずれも私の好きなタイプの書き手。下らないことに心血を注ぐその真摯な姿勢には頭が下がる。夢や希望という名の勘違い、妄想から目を覚まさせてくれる良書。結局、人生はどうしようもなく下らないことを再認識。

著者プロフィール

1964年東京生まれ。フリーライターとして活躍。2006年に脳内出血で倒れるも無事生還。著書に『タイ怪人紀行』『板谷バカ三代』『わらしべ偉人伝』など多数。

「2018年 『とことん板谷バカ三代 オフクロが遺した日記篇 』 で使われていた紹介文から引用しています。」