灰かぶり(シンデレラ) (グリム童話アーティストブックシリーズ)

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  • / ISBN・EAN: 9784797415605

感想・レビュー・書評

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  • 灰かぶり=シンデレラっていうのは
    普通に有名な話だと思うのですが
    久し振りにシンデレラなんて読みました。

    まぁ、お話の内容は置いておいて
    気になった表現が一つ。

    シンデレラが王子に気に入られ城に行く時に
    義理の姉達がシンデレラに媚を売るシーンがありました。

    そこに書いてあったのは

    「姉たちは幸せを分けて欲しかったのです。」

    っていう記述でした。

    普段だったら、確実に見逃すと思うのですが
    いろいろと考え事をしていた直後だったので
    気になってしまいました。

    気になった理由っていうのは
    幸せって分けるっていうものじゃないんじゃないかなぁという事。

    たとえば
    300円のケーキを食べて
    おいしくて幸せー!と思う人と
    まずいな。まぁ安いからしょうがないなって思う人
    がいると思うんですよね。

    つまり、前者にとって幸せでも
    後者にとっては幸せではないんだろうという話。

    だからこそ、幸せを分けるっていう概念自体が
    変じゃないのかなぁと思います。

    まぁ、ありえるとしたら、幸せな人を見たり
    話を聞いたりして、気分まで幸せになるって事。

    結婚式の帰り道に「何か良いよねー。」って話す感覚。

    あ、それでも、妬みを持つ人もいるかもしれないから
    やっぱり完全なおすそ分けではないですね。

    結局言いたいことっていうのは
    幸せは分けてもらったり、誰かを幸せにしたりっていう事では
    なくて

    「幸せになる」

    って事の方が大切なのではないかなぁという事。

    と、書きながら、めぞん一刻の最後の方の
    管理人さんのお父さんのセリフを思い出してしまいました。

    「幸せにするんじゃない。二人で幸せになるもんだ」

    っていうセリフですね。

  • グリムの残酷さがグルビのアートと有意義コラボ。

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著者プロフィール

グリム兄弟●
19世紀にドイツで活躍した文学者のヤーコブ・グリム(1785年~1863年)とヴィルヘルム・グリム(1786年~1859年)の兄弟。裕福な家に生まれたが、父の死で困窮、親族の援助で大学に学び、優秀な成績をおさめた。兄は法律家としての活動でも知られる。ドイツ各地の古い民話を収集し、創作を加えて『グリム童話集』としてまとめた。160以上の言語に翻訳されたと言われ、世界中で読まれている。

「2017年 『美女と野獣 七つの美しいお姫さま物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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