- Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797494525
感想・レビュー・書評
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お互いの祖父同士が逆の立場(殺人)だったエピソードや、事件後碑を近くの公園に建てたエピソード(発見出来なかった)
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スタイリッシュとか美の欠片もない川俣の写真には底知れぬ狂気とそれへの嫌悪を感じ、彼があくまで「異常性格」の持ち主であり、決して分裂病ではないという驚愕の鑑定に、精神の常軌とは何かと思ってしまう。
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白昼の商店街で発生した無差別殺人。犯人の生い立ちから事件までを述べた後、裁判記録を元にこの事件を検証する。
公判では、被告が責任能力を持つのか、精神鑑定のあり方を中心に争われている。 -
これはすごいですね。社会から疎外された人間が被害妄想を膨らませていく。その挙句の凶行。人って、やっぱ少しでも社会と繋がってないと不安定になる気がする。申し訳ないけど、彼の主張はホントにわかんないです。理解できません。がんばったんだけど・・。
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俺の中では、宮崎勤事件前夜に起きた事件で、特に印象に残るもの。詳しくは知らないが、電波がらみの冗談はこっからじゃないか? 違ってたらごめん。だけど、本物はやっぱり言うことが違う。電波に殺人指令を受けたのではなくて、電波を送る黒幕を表にひきずりだして恥をかかせるために事件を起こしたのだという。「電波がひっつく」という表現も秀逸。