- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797498226
感想・レビュー・書評
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独特で子供っぽいんだけど、読みやすい語り口で好みな作家さん。怖さや不気味さが生きていてよくできた作品だとおもう。
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嘘も恋も死も友情も、そして自分自身の心も、そういや見えないんだよね。存在してるかすら不安定なんだ。
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作者の名前に惹かれた。
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口が悪くて捻くれているけど、結構純粋だったのかな。ちょっぴり主人公の視点に違和感を感じつつ、でもそれなりには読める一冊。でもこの人たち、冷静に考えると、相当恥ずかしい事いってるよね。
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『(愛とか恋とか)思うに、わかろうとしちゃいけないんじゃないかな。わからなくてもそこにあるんだから』ってセリフがベボベの歌詞のまんまのようで驚いた。なんの曲かはちょっと忘れちゃったけど、そんな感じのニュアンスの歌があった。16歳の正直になれない少女がトラウマと戦って恋とか愛とかに正直になっていく話。小説の最後の最後でちょっとうまいこと言っちゃう辺りがコイツゥ~!!って思わせる。
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購入です。
内容も面白かったのですが、それ以上に高橋葉介さんによる表紙に惚れ惚れです。
それだけでも感動ものなのに、まさかのダブルカバー仕様とか・・・。
どうしたらいいんでしょう(笑) -
主人公が愛って何だろう、と悩む様を見ていると、なんとなく自分でも考えちゃうような感じ。
何より、カバーがすごく好き。 -
◎
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将来有望
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口癖は「下らない」。それは最凶の愛の言葉。
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オチがありがちな感じで、何かなぁー。
良いんだけど、何かなぁー。 -
かなりすばらしい幼なじみでした。実は好き、みたいな。恋愛がデーマだったのに恋愛らしいところがほぼないのも良かったです。内容は、悪い奴もいたもんだな、といったかんじ。
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主人公は子供。だけど、誰もがこの主人公にどこかで共感すると思います。
好き嫌いは分かれるでしょうが、よく出来た話なのは確か。
ストーリーとしては星2つですが、構成力というか、文章のまとまりのよさに一つ追加で3つです。 -
文章の荒っぽさと青臭さが凄いエネルギーな作品。恋愛小説っていうしっとりさよりがむしゃらな青春小説って感じ。
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嫌いじゃない。でもちょっと現実とかけ離れすぎちゃってる気がしないでもない。「くだらない」は自分もよく使ってます。
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日日日作品。
「下らない」と主役が言うたびにやり。特別よかった!感はなかったけれど、嫌いではない。 -
好きの意味が分からない。愛してるの意味が分からない。そんな少女は、周囲の全てに対し「下らない」と言って日々をすごしている。
そして、いつの日か自分自身すらも下らなく感じ、何が正しいか分からなくなり……。
実際、僕自身好きも愛してるもどんな意味だかわかりません。ある意味、人類の命題に挑んだ作品とも言えるでしょう。
何が下らないのか、何ならいいのか、そんなことはこの作品では描かれません。結局人一人の出来ることなんて、何言ってもたかがしれてるだろってのが、僕の印象。良いこといえばいくらでも言えるけど、それを感じさせる作品ではありませんでした。 -
kami
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日日日初の書き下ろし作品。恋愛というものに疑問を抱く、純愛否定純愛もの(?)
ちなみにこの作品、表紙だけ平成教育予備校のスペシャルで流れた。 -
やっとこさ読了。ちょっと中途半端な恋愛小説だったなぁ。
主人公竹宮輝夜の恋愛物語なんだろうけれど、恋愛というにはちょっとグロい。
グロいと言っても、スプラッタや猟奇とかじゃなくて、醜いのかな?
日日日は女の子キライなのか?とか、かんぐったり(笑)
でも、程度の差はあるにしても、恋愛観に悩むお年頃はあるからねぇ。
正直考えれば考えるほど、ロクなモンじゃないだろうけれど…。
それをそのまま文章にしたような感じ。
物語にしなければならないという制約みたいな部分がちょっと邪魔してるみたいで、あとがきで言っている「一般文芸」というジャンルを意識しすぎてるかな?と。
ジャンル的制約なんか取っ払って、物語を終わらせることに執着せずに書けば、いわゆる「文学作品」という評価が貰えたんじゃないかなぁ…。
まあ、それが欲しいのかどうかはまた別の話だからねぇ。