- 本 ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797671247
感想・レビュー・書評
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2年ほど前に出版された「痛快!コミュニケーション英語学」の軽装版。いつも通りのピーターセン節で、受験英文法を笑い飛ばしながら、冠詞や時制、関係代名詞など日本人が苦手な英文法を目から鱗の名調子で解説していく。まえがきで、「英語は通勤のときしか勉強する暇がない人が多いのに、『痛快!...』は、大きく、重く、容易に携帯できるような本ではなかった」と喝破するなど、彼の日本人理解の深さは同種の経済学本の二番煎じで「痛快!...」を出した集英社の編集者を遥かに凌駕する。この装丁も好きだなぁ(見返しにある著者の写真とソックリ...)。
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少し読みにくく感じたが、参考になった。
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制限&非制限用法の違いがわかったような・・・でもまだ怪しいので読み返したいと思います。
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時制と仮定法の説明が秀逸。
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すごく分かりやすい。英文法の勉強するのにいい本だと思います。
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内容は日本人の英語3冊シリーズと結構かぶっていると思います。
学習本形式に少しなっているのでいまいち読み進まず、私はお話形式のほうが好きだということが分かりました。 -
[図書館]
読了:2010/5/19
・日本語に時制なんかない。これは目からウロコだったが、英語のように「時」に厳密な言語のネイティブからすれば当たり前のことらしい。
・willに「〜だろう、〜でしょう」なんて意味はない。英和辞典の例文訳を見ても分かるとおり。willで表現されるのは、単に「これからの話である」ということだけである。
・日本語の「〜ので」がthereforeに訳せる場合はきわめて少ない。
・関係詞の制限/非制限用法は「限定/非限定」とすべき。
・制限用法の関係詞文の説明に、
Alice likes rabbits.
Rabbits are sweet-tempered.
の2文をくっつけたものだ、なんて嘘を学校と参考書が言うから混乱のもと。この2文をくっつけたら非制限用法の関係詞文になる。
・I ではなく you を使って話を一般論にすることによって、「何も俺だけのことではなく、誰もが、同じ立場だったら同じ気持ちになるだろう」といった謙虚なニュアンスが加わる。 -
Wonderful!!!
読みやすくなってまとまってる。ウィットに富んだ各章のタイトルとか好きだ。 -
英語がちょっと分かったつもりになれる本。
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日本在住のネイティブの大学教授による、文法本。こんなに実戦的な文法だったら、喜んで読める。
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