私が「にんぎょひめ」だったころ

著者 :
  • 集英社インターナショナル
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本棚登録 : 76
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797671988

作品紹介・あらすじ

爆笑問題・太田光の"愛妻"にして、事務所の敏腕社長が過ごした衝撃の少女時代。特別付録・蓮舫さんとの友情対談を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 爆笑問題の太田光の妻にして彼らが所属する事務所の敏腕社長である太田光代さんのエッセイ集です。彼女の人柄がそのまま出た内容に癒されます。

    自身も時々テレビに出演して酒豪伝説や数々の酒の上での奇行をはじめとするその豪快なエピソードを開陳した爆笑問題、太田光の妻にして現在では芸能事務所をはじめとしていくつもの事業会社を持つ敏腕社長太田光代女史のエッセイ集です。ここでは彼女の生い立ちがかなり詳しくつづられていて、最初に読んだときには結構衝撃を受けました。

    彼女は先天性股関節脱臼症で、幼いころに病院ですごし、高校生ぐらいになってからは一人暮らしをしているのでアルバイトをして生計を立てていたときのこと、夫であり自身の事務所の看板タレントである太田光との出会いのなれ初め、爆笑問題の独立問題に端を発したどん底生活、そして起業、現在と怒涛の半生が文字通り赤裸々につづられています。

    特に泥酔して自分のお気に入りの木に登る話や、夫である太田光の話など、とても面白く書けかれていました。彼女のツイッターを読むとわかりますが、彼女の夫に対する愛は、並々ならぬものがあってそれはこの本の行間にもにじみ出ているような気がしてそれがまた読んでいていいなぁ、と思うのでした。

  • 図書館で見つけて気になったので読んでみた。
    ご夫婦とも有名なお二人。似たもの同士なのかと思っていたら全く違うらしい。普段見えない裏側を見られておもしろかった。出版がだいぶ前なので今ならどう考えていらっしゃるのかまた読みたいと思った。

  • 自分の生い立ちを本にするのも相当な文才がいると思う。普通だった人生を紹介するなんて面白くないじゃない。
    テレビで見て、この本を読んで、俄然この方に興味が沸いた。

  • 三田Lib

  • 太田光代さんについては、たまにTV番組で拝見する限り「すごく変わった人、でも頭イイ人なんだろうな」というイメージだった。
    この本を読んでもそのイメージはある意味変わらなかったが、ほんとに「独特」というか、ありきたりだけど「すごい」人だなーと。
    変に共感できる部分もいくつかあれば、えっそんなことまで…と思うような部分もありで、とにかく好きだ(笑)
    「悪女について(有川佐和子)」のきっかけを与えてくれたのも、太田さんだった!本当に感謝。

  • 語りがとても上手い。そして率直。
    特に愛娘というタイトルの話が印象的だった。

  • 太田光代さんはご存知『爆笑問題』の太田光さんの奥様であり『爆笑問題』が所属する『タイタン』の社長さんでもある。
    太田光代さん自身のドキュメンタリー番組もTVで何度か放送されているので目新しいものは発見出来ませんでしたが、笑える箇所がところどころありました。

  • 重い本を、読んだ後だったから、軽くサラッと読めました。
    期待感が大きすぎて、ツボにはまる所は無かったけど…まぁ
    エッセイタイプの本を、あまり読む事が無かったので、こんな感じかな?と、思いました。

  • 爆笑問題の事務所の敏腕社長という立派な肩書きをお持ちである反面、お酒が大好きで、度を越してしまうと、とんでもない奇行に走ってしまったりと、とてもユニークな一面も。
    太田さんとのエピソードなども紹介されていて楽しい。
    ただ、お仕事が多忙なあまり、精神的なストレスや睡眠不足、深酒など気になってしまう。
    酔って木に登ったりなど日常茶飯事らしく、枝が折れて落下し、その家の方や周りの人にも迷惑をかけた話など、もう少し節度を持ってほしいとは思うのだが。
    これからも元気にご活躍されることを願う。

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