- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797673159
作品紹介・あらすじ
千年の都は、ややこしいけど美しい。カリスマ案内人が京都の心を識ることができる「ツボ」を歴史や京都人の会話も交えて紹介。読めばたまらなく京都に行きたくなります。ガイドとしても使える一冊。
感想・レビュー・書評
-
京都行きたーい!
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
国内だけでなく、海外からも多くの人が訪れる京都。しかし、観光を楽しむのと同時に、しきたりや食など、京都には複雑な部分が多いと感じる方もおられるのではないでしょうか。
本書は、京都について理解を深めるための「ツボ」を紹介しています。生粋の京都人である著者だからこそ、その内容には説得力があり、読み進めていくうちに、本物の京料理を見極める方法や、地名の由来など、名所を観るだけでは分からない京都の素顔が見えてきます。本書で書かれている「ツボ」をおさえて、実際に街を歩けば、きっと京都本来の姿を感じさせられるでしょう。
京都外国語大学付属図書館所蔵情報
資料ID:610602 請求記号:291.62||Kas -
京都人の語るツボ。
-
柏井先生の本は2冊目です。
語り口調のようで読みやすいです。
観光としてではなく、生活の中の京都を感じます。京都人から見た京都、興味深いです。 -
そこまで深くなかった
-
京都は苦手なんだけど、行きたくなった(苦笑)。
あんなにわかりやすいところ…というけれど、
西の方がいう、東へとか西へ、北へ南へ、という方向感覚がないのを自覚しているので苦手意識があるんだと思う。
私がおもしろかったのは、鍾馗さんの話と応仁の乱の話。あと、鯖街道とおいどかましの話かな。
久しぶりにほわほわと湯気があがる蒸し寿司が食べたくなった。 -
読むガイド本。図書館でふらりと手にした。京都人からみた祭事や季節感、京ことば、名所、美味しいお店などなど。美味しいお肉の三嶋亭って京都だったんだ!パン屋さんについては皆無だった……
-
京都に行く前に読むことをおすすめします。
大学生の頃、京都に住んでいたのだけれどその頃にこんな本と出会えてたら良かったなぁと思いました。
作者の柏井壽さんは鴨川食堂という小説を書かれています。そっちは読んだことないんだけど、今度読んでみようかな。
ただ、やはり我々京都以外の人間と京都で生まれ育った人とはやはり感覚が違うのか、ちょいちょい京都人らしいなと思うところも。
あくまで私個人の感想ですが、観光客向けのナンチャッテ京都らしいお店とかそのお店に並ぶ観光客を上から目線で語られているところもあるなぁと感じました。
観光で潤っている都市なのだから、そういう部分もあるのは仕方ないよね。
そういった、分かりやすく京都らしい表面的な部分を見るのではなく、もっと本当の京都の良さを知って欲しいという作者さんの思いが伝わってくる本でした。 -
地元民から見た京都。
-
食のツボ、地のツボ、しきたりのツボ。
と、大項目が3つあり、それぞれ10〜14の章が書かれている。
全てに、昔からの伝承や、文化が関連付けられており、「たまごサンド」の話題だけのはずなのに、京都を少し知った気になれる。
スラスラと読める文体なので、ちょっとした観光の前に目を通すのも面白いかも。