最も危険なアメリカ映画 『國民の創生』から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』まで

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  • 集英社インターナショナル
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本棚登録 : 294
レビュー : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797673340

作品紹介・あらすじ

全米に人種差別を蘇らせた「名画」、米軍が封印した「巨匠の記録映画」、今も論争が続く「感動作」、トランプ現象を予告した「問題作」──アメリカ映画の中に潜む「超大国の暗部」を徹底解説!

感想・レビュー・書評

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  • 思ってもみなかったビジョンを捻り出し提示するその視座には驚かされるばかりだ。

  • 目からうろこの連続。無邪気に観ていた「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にこんな意味があったとは。

  • アメリカという国は黎明期から深刻な問題を抱えているけれど、戦争はもちろんカルチャー面でも激動の歴史の連続だったのだなと知った。
    映画を手掛かりにアメリカ史が完結に書かれているのでわかりやすい。
    撮り手が語っているのを抜き出しての町山氏の考察も、こんな見方もあるんだなと新しい発見だった。

  • 『1961年1月、アイゼンハウアー大統領は退任時のテレビ演説で「軍産複合体」に気を付けろ、と言い出した。政府内のタカ派と軍事産業が結託して冷戦状態を作り出して、税金を軍事費に流す利益共同体になっている。』『冷戦を作り出すもうひとつの目的は国民のコントロールだ。戦時下であれば国民は政府に従順になる。』

  • アメリカ映画の古典的名作といわれている作品から、敵視的背景を読み取り社会にどのような影響を与え合ったのかを考察した一冊。

  • アメリカ社会の差別の闇も深いという事を改めて感じる。映画が、その後の社会やまた新たな映画への影響を与えてること、そのエッセンスが入っていることなどは、この本を、読まなければけっしてわからなかった裏話も多かった。

  • アメリカの50~70年代のことがわかった。

  • 町山さんは面白いけど、偏ってるところもあるからちゃんと自分でも調べながら読みました

  • 様々な映画を引き合いに、差別と隠蔽に満ちたアメリカ史をさくっと解説する。
    「国民の創生」のような事実の塗替えによる隠蔽もあれば、告発もある。
    人種のサラダボールに保革、階層間の政治的な思惑が裏で揺らめく複雑な国アメリカへようこそ

  • 思想的にアブナイ映画の紹介。
    アメリカの歴史的背景が判らないと理解出来ない話が多い。インディアンくらいなら判るけど。
    「國民の創生」は見たことも無いけど名作だとの認識は有る。「バックトゥザ・フューチャー」まで歴史を歪曲していると言う。
    難しいね。ところで私が若い頃は歴代映画の一位になっていた「天井桟敷の人々」は最近はあまり評価されてないような気がするんだけれども、やっぱり何か背景が有るのかしらん。

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著者プロフィール

1962年生まれ。映画評論家・ジャーナリスト。早稲田大学法学部卒。『宝島』『別冊宝島』などの編集を経て、『映画秘宝』を創刊。後、アメリカに移住。著書に『トラウマ映画館』『さらば白人国家アメリカ』など。

「2019年 『町山智浩・春日太一の日本映画講義 戦争・パニック映画編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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