我が師・志村けん 僕が「笑いの王様」から学んだこと

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797673951

作品紹介・あらすじ

新型コロナで急逝した「笑いの王様」――
その絶頂期を付き人として仕えた著者が語る「知られざる素顔」。
底抜けに優しく、笑いにはとことん厳しい天才の姿に感動!

2020年3月29日、日本からまた「笑いの王様」が天へと旅立っていった。
その名は志村けん――享年70歳。まだまだ、テレビに舞台に精力的に活動を続けていこうとしていた矢先に襲った新型コロナ。その第一報の衝撃はいまだに生々しい。
多くの大物芸人たちが司会や役者などの道を切り拓いていったのに対して、あくまでも「お笑い芸人」を貫いた師匠は、自分自身の「笑いの哲学」を語ることもほとんどなかった。
しかし、そんな口数少ない志村けん氏の毎日を付き人として7年間、朝から晩まで、海外へも同行した男がいた。鹿児島出身の若者・櫨木新一(はぜきしんいち、後に乾き亭げそ太郎)。
志村けん氏に憧れ、上京した櫨木は運良く、ドライバー兼付き人として採用される。
「笑いは正解のない世界だから、俺から教えることは何もないぞ」
その一言に新人・櫨木は「これこそが本物の芸人だ」と感動した。惚れた。。
若者から見た志村けんは、どこまでも優しい男だった。どんなに仕事上のミスをしても怒らない。「そういうこともあるさ」と飄々としていた。だが、「笑い」の上での間違いに対しては、徹底的に問い詰める。
「お前のやった役は端役のように見えるかもしれない。しかし、そんな端役にもきっと人生や悲哀があるんだ。そこを徹底的に考えろ。そうしたら答えはかならず見える」
櫨木はその教えを真正面から受け止めて育っていった。


序章 動いてみれば、答えは出る
第一章 仰げば尊し
第二章 常識を知らなきゃ「非常識」はできない
第三章 芸人修業
第四章 やさしさのカタチ
第五章 いつか「だいじょうぶだぁ」と言ってもらう日まで

〈著者略歴〉乾き亭げそ太郎(本名・櫨木新一)。1971年、鹿児島県生まれ。94年、上京して、志村けんの属するイザワオフィスの門を叩き、ドライバー兼付き人となる。最初のころはひたすら付き人稼業だったが、徐々にテレビや舞台の端役を与えられることになる。「志村けんのバカ殿様」のレギュラーとして「メガネをかけた家来」役として記憶している人も多いはず。一度聞いたら忘れられない芸名の命名は、ネーミングの天才・有吉弘行氏。2011年からは鹿児島に戻り、ローカル芸人としてレポーターやライブ活動を続ける一方で、志村が逝去するまで、彼の番組や舞台(「志村魂」)のキャストとして出演を続けていた。

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