進化論の最前線 (インターナショナル新書)

著者 :
  • 集英社インターナショナル
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本棚登録 : 134
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797680027

作品紹介・あらすじ

ダーウィンの進化論に真っ先に異を唱えたファーブル。進化論の本流とされているネオダーウィニズムは、いまだファーブルの批判を論破できていない。進化論の問題点とゲノム編集など最新研究を解説。

感想・レビュー・書評

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  • 最新なのだろうけど新知見と言うより既知の粗探しが多い

  • 勉強用。

  • ネオ・ダーウィニズムに批判的なもろもろの言説が勉強になった。結構完璧な理論と思ってたんだけど、いろいろと瑕疵があるのね。

  • 進化論について、テレビで有名な池田清彦が語った一冊。

    進化論についての最新の学説を知ることができ、非常に勉強になった。

  •  進化論をめぐるダーウィン、ファーブル、メンデルの関係性や進化論がどう信じられるようになったのか、進化論懐疑主義者の言い分(交雑により一気に新種が生まれる事例は、生物が徐々に進化するネオダーウィニズムでは説明がつかないことなど)が書かれている。またips,stap細胞についても書かれている。 
     実際に生物が種の壁を乗り越えて進化した場面を見たことはないのに、進化を事実として受け入れがちな日本人と、すべての生き物は創造主がつくったとするキリスト教原理主義の創造論の影響で進化論を疑う人達のこと、ゲノム編集のこと、ネオンデオタール人と現生人類が交配していたかもしれないこと、ファーブルがどうダーウィンの進化論を疑ったのか、ネオダーウィニズムでもいまだ進化のなぞは解けていないことが書かれていた。
     どうして学校でこういう風に教えてもらえなかったんだろう。疑うということを禁じることは、科学的探求心の芽を摘むことだ。日本の教科書はどうしてこれほど面白いトピックをあんなにつまらなくまとめられるのだろう。勉強嫌いの子が多いのは教科書がつまらないからなのでは。
     こういう本の児童書版を日本の子どもたちに届けたいとこれを読んで強く思った。

  • 突然変異と自然選択で小さな進化は説明できるが、種を越えるような大きな進化は、できない。

    人類はこれ以上進化しないのだろうか。

  • 読みやすい章と難しい章のムラが激しかった。最後の方の猿人から現生人類の流れのところが一番面白かったかな。

    専門用語というより、(私の読解力が低いのかもしれませんが、)文脈の読解が難しいことが多々ありました。

  • STAP細胞の話はやはり夢でありあってほしいと思います。ああいう形で公表されるのも科学者としてはつらいんだろうな。

  • 17/02/01。

  • 「ホンマでっか!?TV」でお馴染み、池田清彦さんの『進化論の最前線』

    ダーウィンの自然選択説とメンデル遺伝学が融合した「ネオダーウィニズム」。生物の進化の主な要因は突然変異と自然選択であるともっともらしく言われることが多いそうですが、実際はまだまだ解明できていない謎がかなりたくさんあるとのこと。そんな生物の進化について、「わかっていること」と「わかっていないこと」を池田先生が平易な文章で教えてくれました。

    約700万年前に分岐したヒトとチンパンジー。DNAにおける塩基配列はたった1.2%の違いしかないそうですが、ヒトが大きな脳を持つことができたのは脳の肥大化を抑制するDNAを失ったことによる可能性が高いそうです。

    などなど、面白い話がたくさん載っていました。

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著者プロフィール

1947年、東京生まれ。東京教育大学理学部卒業、東京都立大学大学院理学研究科博士課程単位取得満期退学。理学博士。生物学者。早稲田大学名誉教授。構造主義生物学の立場から科学論・社会評論等の執筆も行う。カミキリムシの収集家としても知られる。著書は『ほんとうの環境白書』『不思議な生き物』『オスは生きてるムダなのか』『やがて消えゆく我が身なら』『生物にとって時間とは何か』『真面目に生きると損をする』『正直者ばかりバカを見る』『いい加減くらいが丁度いい』『生物学ものしり帖』など多数。

「2020年 『本当のことを言ってはいけない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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