戦争と農業 (インターナショナル新書)

著者 :
  • 集英社インターナショナル
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本棚登録 : 81
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797680157

作品紹介・あらすじ

トラクターと戦車、化学肥料と火薬、農薬と毒ガス。農業を変えた発明は、戦争のあり方をも変えた。増大する人口を支えるシステムの闇に光を当て、飽食と飢餓の狭間で、危機に瀕した食の本質を考える。

感想・レビュー・書評

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  • 610.12||Fu

  • トラクターなどの発展と戦車への転用など、タイトル通りの興味深い内容もあるが、ところどころ筆者の個人的な世界観が散りばめられており、しかも本筋と関係ないことが多いため白ける。たとえば20世紀の戦争は簡単に人が殺せて、罪悪感が薄いらしい。19世紀以前の戦争はちがっていたという根拠は?知識人とは思えない認知バイアス。後半になると民主主義のありようや、食糧廃棄問題など、タイトルと関係のない筆者の語りがメインになって、挫折して読了。タイトルの着眼点は面白く、論点をずらさずにまとめれば良書になった可能性もあるのに非常に残念。

  • 食と農業と技術、これからの事について。

    害虫の誕生と併せて読みたい本。


    薬剤の歴史は戦争と深い繋がりがありますが、現業と過去の趣味が今交わるのが不思議なもんを感じます。

    しかし藤原彰『餓死した英霊たち』は色んな参考文献に名前がでますなぁ

  • 本当は著者のトラクターの世界史を読みたかったのだが、なかったのでこちらへ。
    (おそらく重なる部分が多いと思われ)
    いつも思うのだが、技術の進歩をた無意識的に受け入れているマジョリティがいる日本、つくり手の側に立つ人とが随分と減ってきている日本の実態こそが問題じゃなかろうか。より便利に、速く、手軽にを求めているのはそういった消費者だ。僕もそうだけどね。
    述べていることに納得する部分も多かったけど、最後のまとめについては悶々としたものが残っている。
    サピエンスのほうが読んでいて人間と技術の進歩についての考察が(比較すること自体があれだが)よっぽどぐっと来た。

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プロフィール

藤原 辰史(京都大学人文科学研究所准教授)

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