お釈迦さま以外はみんなバカ (インターナショナル新書)

著者 :
  • 集英社インターナショナル
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本棚登録 : 91
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797680256

作品紹介・あらすじ

作家が心にとめた言葉の意味を、選りすぐりの本から読み解くエッセイ集。震災時も酒のことしか頭にない落語家、大阪おばちゃん語で憲法を表現……。柔軟な思考や気負わない生き方を教えてくれる本。

感想・レビュー・書評

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  • 変わった本を紹介している。気楽に読めるけど、ためになるわけではない。だが、たまにはこのような力の抜けた本を読むのもいいかも。

  • 高橋源一郎は、2012年から「源ちゃんのゲンダイ国語」というラジオのコーナーを担当し、十五分程度で本を紹介し続けていた。本書はそこで紹介した本をまとめたものだ。タカハシさんは、紹介すべき本を見つけた後はぶっつけ本番でしゃべっていたと書かれている。本当にそうなのかどうかはわからない(周到に頭の中で準備をしているのかもしれないし、そうでもないかもしれない)けれど、結果として本としては比較的力の抜けた本になっている。少しそれぞれのエピソードの質にムラがあるのも、ラジオのぶっつけ本番(らしい)コーナーであるというとこになるのかもしれない。

    偶然短歌や大阪のおばちゃん語訳日本国憲法あたりは面白く、さすがの目の付け所。

  • ふだん何気なく使っている言葉も、その語源を知ることで、その言葉のまた違った側面が見えてきたり、あまりにトリビアなため、まともに関心を寄せたり取り上げようとはしない事柄にも、人間の人間たる所以が表出していることに気づかされたり、高橋源一郎のアンテナの感度は抜群である。

  • ブックガイド、書評集。対象は作者がラジオの15分のコーナーで取り上げた本なので、詩集句集辞典図鑑日記アイドル人生相談から様々な雑学までさすが多彩なラインナップだが小説は、ない。と思ったら唯一の村上春樹。ただし本ではなくて「ダサいと言われてきた比喩」に「再び生命を与えた」「手間も暇もかかった表現というしかない」比喩の実例紹介。既読本には嬉しくなるし(2冊あった ♡)、「あるかしら書店」「翻訳できない世界の言葉」を手に取るきっかけになった。ぶっとんだ題名は玄侑宗久「さすらいの仏教語」からとのこと。

  • NHKラジオ、スッピンのパーソナリティの高橋源一郎の著作。気楽に読めて読むと笑ったり、ふんわりした気持ちになって元気になる一冊。

  • まあ軽い新書だな。ファンとしては物足りないけど。偶然短歌いいよね。

  • 2018/08/12

  • 何このタイトル?ひねった宗教もの?と思って「まえがき」を見たら、NHKラジオ「すっぴん!」金曜日「源ちゃんの現代国語」コーナーの書籍化だった。「すっぴん!」はよく聴く好きな番組で、このコーナーもお気に入りの一つ。面白そうな本がよく紹介されているし、自分も読んで良かった本が登場すると何だか嬉しい。

    放送は、アンカーの藤井アナウンサーとの掛け合いで進むが(これが絶妙。藤井アナ大好き)、この本では高橋さんが一人で語るスタイルになっている。読みやすく楽しい紹介で、これは読みたい!と思う本がいくつもあった。
    「ラブホの上野さん」
    全然知らなかったマンガ。スピンオフ本「ラブホの上野さんの恋愛相談」と共に早速注文した。紹介されている相談への回答が、高橋さんの言うとおり「パーフェクト」で恐れ入りました。
    「忙しい現代人のための2秒で読める世界クイック名作集」
    名作を2秒で読む?どうやって? 答は「マンガでエッセンスを抽出する」。「かぐや姫」の例がのっていて、笑った。
    「どらごん-道楽言」
    これには大笑い。高橋さんも「書き写しながら、こんなに笑ったことは記憶にない」そうだ。ちょっと古い本なのでブック○フで注文。早く来ないかな。

    そのほか、「偶然短歌」(いなにわ・せきしろ)、「日本国憲法 大阪おばちゃん語訳」(谷口真由美)、「RAINBOW IN YOUR HAND」(カワムラマサシ)などなど、どれも読むのが楽しみだ。

  • お釈迦様は悟りを開いた凄いひと。
    源ちゃんも十分に凄いと思うけど、
    世界が転がり続ける間は、ずっと、
    書き続けるんだろうなぁ。
    自分自身のバカさ加減は笑える。
    大学翻訳センターはもっと笑える。

  • 引用とはいえ本のタイトルが秀逸。
    いわゆるブックガイド。
    「偶然短歌」や「へんな論文」あたりがそそられる。

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著者プロフィール

1951年、広島県生まれ。81年『さようなら、ギャングたち』で群像新人賞優秀作を受賞しデビュー。『優雅で感傷的な日本野球』で三島賞、『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞、『さよならクリストファー・ロビン』で谷崎賞を受賞。

「2018年 『作家と楽しむ古典 土左日記 堤中納言物語 枕草子 方丈記 徒然草』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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