老化と脳科学 (インターナショナル新書)

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  • 集英社インターナショナル
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本棚登録 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797680423

作品紹介・あらすじ

認知症、アルツハイマー……、私たちの頭の中でいったい何が起きている!?

超高齢化社会を迎えた今、老化研究はどこまで進んでいるのか? 老化による脳の衰えや病気を遅らせることはできるのか?
海外の一流学術誌『ネイチャー』や『ランセット』などから老化研究の最先端情報を、細胞生物学者である著者が吟味し、脳の老化に対していったい何が有効なのか紹介する。さらに、運動、睡眠、食事など「脳を老けさせないため」の日常生活へのアドバイスも掲載。

――(本書「はじめに」より)
“頭の中がどうなっているか"が目に見えないので、皆が不安を感じ、ボケないためにはどう生活するのが良いのかを知りたがります。
同じような不安を持つ多くの人達のために、「現在の科学で脳の老化現象である認知症やアルツハイマー病がどこまで分かっており、それを止める治療法や生活習慣にはどのようなものがあるか」をお伝えしようと書いたのがこの本です。〈中略〉
本書では、一流学術誌などに掲載された「脳の働き」と「老化」の関りについての最新の研究を紹介しつつ、老化を防ぐために、生活態度、睡眠、食事などで注意すべき点について述べました。最新の研究についてさらに詳しく知りたい方のために引用元の文献の表題、雑誌名、巻号、ページも章末に入れておきました。

――(目次より抜粋)
第1章 脳と記憶
記憶/脳の構造と機能/海馬/海馬と記憶/大人の海馬では神経細胞増殖が起こらない?
第2章 海馬の老化と認知症
認知症と海馬神経細胞/メカニズム1 海馬神経細胞を活性化する物質Xが加齢により減る/臍帯血による若返り/血漿注入とアルツハイマー病/物質Xは何か/炎症反応とは/老化した細胞を除去すると若返る
第3章 アルツハイマー病
アミロイド斑/アルツハイマー病の原因/抗体による治療/炎症反応と病気/オメガ3系脂肪酸と炎症反応
第4章 海馬の活性を維持するには
血漿輸血による若返り/生活改善による老化防止/日常生活での運動/長時間同じ姿勢は良くない/人付き合いも必要/カロリー制限/肥満と寿命
第5章 睡眠と脳
なぜ睡眠が必要か/動物の睡眠時間/睡眠とアルツハイマー病/眠りにつきやすくするには/
第6章 海馬の老化を防ぐ食事
タンパク質の重要性/高齢者の食事/炭水化物(糖質)が身体に悪いというのは間違い/炭水化物と脂質のバランス/腸内細菌の働き/飲酒、アルコール/認知症に効くサプリメント
第7章 脳の死と人の死
人が死ぬとき/人の死と細胞の死/人間、皆兄弟

■著者略歴
山本啓一(やまもと・けいいち) 細胞生物学者。1948年東京生まれ。千葉大学名誉教授。専門は生化学と生理学。理学博士。東京大学大学院相関理化学専門課程修士課程修了。79〜81年スタンフォード大学に博士研究員として留学。帰国後、順天堂大学、放送大学、創価大学の教員を経て、95年に千葉大学理学部教授となる。著

著者プロフィール

北陸大学 経済経営学部教授 学部長
1999年一橋大学法学研究科博士課程修了。2001年九州国際大学法学部に専任講師として着任。2008年から2012年まで同大学法学部長をつとめ、公務員育成コース(リスクマネジメントコース)の立ち上げ、初年次教育改革、カリキュラム改革等を手がける。2016年より北陸大学に着任、経済経営学部の入学者を2倍に増加させた。初年次教育学会理事。近著に『学部マネジメントと学部長の役割』(大学マネジメント2018年7月号)などがある。

「2018年 『今選ぶなら、地方小規模私立大学! ~偏差値による進路選択からの脱却~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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