新書版 性差の日本史 (インターナショナル新書)

  • 集英社インターナショナル
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本棚登録 : 521
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797680836

作品紹介・あらすじ

話題の展覧会がコンパクトな1冊に!――ジェンダーの歴史1800年の旅

2020年秋、国立歴史民俗博物館で開催され、注目を集めた「性差(ジェンダー)の日本史」展の内容をダイジェスト。展示の見所を解説した、読みやすい新書にしました。

古代から現代までのジェンダーを示す貴重な資料130点の図版を掲載。
執筆は第一線で活躍する歴史研究者たちによるものです。

◇◇◇◇◇

無意識のうちに私たちを強く捉えているジェンダー。その歴史は驚きと発見に満ちています。
日本の歴史のなかで「男」と「女」という区分はいつ、どのようにして生まれたのか?
日本の社会のなかでジェンダーがどのような意味を持ち、どう変化してきたのか?
ジェンダーをめぐる悩み・葛藤――歴史のなかに自分をおいてみると、その先がみえてくる!

日本のジェンダー史を知るための必読書!
こんな方におすすめです。
◇最近よく耳にする「ジェンダー」とは何なのかを歴史的に知りたい
◇確かな資料をもとにジェンダーについて考えてみたい
◇なぜ、日本のジェンダー平等が進まないのかを考えてみたい

【本書の目次】
プロローグ 倭王卑弥呼
第1章 古代社会の男女
第2章 中世の政治と男女
第3章 中世の家と宗教
第4章 仕事とくらしのジェンダー ―中世から近世へ―
第5章 分離から排除へ 近世・近代の政治空間とジェンダーの変容
第6章 性の売買と社会
第7章 仕事とくらしのジェンダー ―近代から現代へ―
エピローグ ジェンダーを超えて―村木厚子さんに聞く

監修:国立歴史民俗博物館
千葉県佐倉市の佐倉城址にある、日本の歴史と文化について総合的に展示する博物館。通称、歴博(れきはく)。「大学共同利用機関」として、歴史学・考古学・民俗学と関連諸科学の連携による共同研究を行い、その成果を展示や出版物などで広く公開している。
2020年秋に開催された企画展示「性差(ジェンダー)の日本史」は、2016年から3年間かけて行われた共同研究の成果を発表したもの。

感想・レビュー・書評

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  • とても面白かった。読了して印象に残った点は遊女の売買春を巡る法規制と現状がものすごく乖離されており、科学技術の進歩・変化スピードが激しい現代社会に適当ではないのではないかと感じた。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/803367

  • ▼推薦科目/推薦者
    グローバル時代の国際協力/渡辺敦子先生

    ▼推薦理由
    「ジェンダー」は、多様性を考える上で最も重要な視点の一つです。しかし、日本における我々の社会生活を考えた時、なかなかピンと来ないこともあると思います。日本の性差を歴史的に説明する本書には、そんな疑問を解決するヒントが多々あります。

    ▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
    http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BC10298155

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 367-K
    閲覧新書

  • 国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11503784

  • 3.77/385
    『日本のジェンダー1800年の旅へ
    2020年秋、国立歴史民俗博物館で開催され、注目を集めた「性差(ジェンダー)の日本史」展の内容をダイジェスト。展示の見所を解説した、読みやすい新書にしました。
    古代から現代までのジェンダーを示す貴重な資料130点の図版を掲載。
    執筆は第一線で活躍する歴史研究者たちによるものです。
    無意識のうちに私たちを強く捉えているジェンダー。その歴史は驚きと発見に満ちています。
    日本の歴史のなかで「男」と「女」という区分はいつ、どのようにして生まれたのか?
    日本の社会のなかでジェンダーがどのような意味を持ち、どう変化してきたのか?
    ジェンダーをめぐる悩み・葛藤――歴史のなかに自分をおいてみると、その先がみえてくる!』
    (「集英社インターナショナル」サイトより)

    『性差の日本史』
    監修:国立歴史民俗博物館
    著者:「性差の日本史」展示プロジェクト
    出版社 ‏: ‎集英社インターナショナル
    新書 ‏: ‎224ページ

  • 2022.02―読了

  • 展示に行けなかったので。
    展示で見たかったなぁ、という思いを強くさせられました。

  • プロローグ 倭王卑弥呼
    第1章 古代社会の男女
    第2章 中世の政治と男女
    第3章 中世の家と宗教
    第4章 仕事とくらしのジェンダー―中世から近世へ
    第5章 分離から排除へ―近世・近代の政治空間とジェンダーの変容
    第6章 性の売買と社会
    第7章 仕事とくらしのジェンダー―近代から現代へ
    エピローグ ジェンダーを超えて―村木厚子さんに聞く

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