図解入門ビジネスロジカル・シンキングがよ~くわかる本 (How-nual図解入門ビジネス)
- 秀和システム (2006年7月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798013862
感想・レビュー・書評
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ロジカルシンキングを学ぶために借りました。
分かりやすかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
論理的ですばやい問題解決手法が身につく。ビジネスに役立つ論理的思考法入門。何度も読み返す価値のある一冊である。
【本の流れ】
「知識」
ロジカルシンキング概要
ロジカルシンキングの思考法
ロジカルシンキングのツール
「実践」
顧客ニーズの把握 オープンクエスチョン、クローズドクエスチョン
問題・課題解決 論理的に分析し解決に導く
ロジカルプレゼンテーション 提案に活かす
ロジカルネゴシエーション 交渉に活かす -
ロジカルシンキングについて。
基本的な思考法としてゼロベース思考とフレームワーク思考があり、
MECEが基本ということ。
そのどちらもなんとなく知っていたけど使用例が載っており
理解が深まったと思う。
多くの事例が載っているのでイメージしやすかった。
ゼロベース思考:当たり前の事に対してどうして?なぜ?を突き詰めていく。
フレームワーク思考:3つ(漏れ、部分把握、解決遅延)のダメを防ぐ
STRACチャート:損益分岐点分析を図化
■ツール
ヒエラルキー(階層)ツールの代表、ロジックツリー
→WHYツリー:原因追求
HOWツリー:対策や方法論
Whatツリー:課題解決
ロジックツリー作成ポイント(トップダウン)
・メインテーマの定義づけを明確にする
・各階層がMECEになっていること
・各階層のレベルが同じウエイトである
・ツリーの下位層と上位層の整合性がとれている
・3・3の法則(第三層まで、各階層3ボックス)
箇条書きとロジックツリー、特性要因図の差異
ロジックツリー:問題点などを整理、思考する
箇条書き:狭いスペースにコンパクトに纏めることが可能
特性要因図:ロジックツリーの変形。階層が深くなると見づらくなる
ピラミッドストラクチャー:具体的な情報や事実からボトムアップで結論を導く
ブレインストーミングと組み合わせることもあり。
フレームワーク
・ABCDセグメント戦略立案表
A:Attack攻撃する(市場浸透:市場、商品ともに既存)
B:Bear生み出す(新商品開発:市場既存、商品新規)
C:Challenge挑戦する(新市場開発:市場新規、商品既存)
D:Develop創造する(新需要創造:市場、商品ともに新規)
・SWOT分析
S:自社の強み
W:自社の弱み
O:市場の強み
T:市場の弱み
マトリクス:PPM分析
市場成長率とマーケットシェアにてマトリクスを組み、
花形(ともに高い)、金のなる木(マーケットシェア高い)、
問題児(市場成長率高い)、負け犬(ともに低い)に分ける
フレーム:3Cから5Cへ
Customer,Company,Conpetitor,Channel,Cooprator
4P:Product,Price,Place,Promotion
フロー:AIDMAの法則
A:Attention
I:Interest
D:Desire
M:Memory
A:Action
オープンクエッションにてニーズを捉え、クローズドクエッションにて絞りこむ。
オープンクエッション:6W3H
クローズドクエッション:纏めると、要するに・・・
問題解決の基本的プロセス
問題発見→情報収集、現状分析→仮説→原因発見→優先順位の決定
→解決策立案、選択→解決策の実行→効果検証 -
企画を進める際や、問題解決の糸口を掴むのに参考になる本です。
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ロジカルシンキングを勉強するために読んだ2冊目の本。この本は図がとても充実しています。また、具体例を出して説明をしているのでとてもわかりやすいです。MECE、ロジカルシンキングの概念、ロジカルシンキングを行うためのツールなども詳しく書かれているためとてもわかりやすくなっています。この本を読むことで、どのような状況でどのツールを使えばいいのかが理解でき、実践にも応用できると思います。また、ロジカル・シンキングを用いたプレゼンテーション、交渉の仕方も記載されています。わかりやすい本です。