図解入門最新音楽の科学がよくわかる本 (How‐nual Visual Guide Book)

著者 :
  • 秀和システム
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本棚登録 : 48
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798032764

作品紹介・あらすじ

暮らしをいろどる音楽の物理、生理、心理、アート、テクノロジィわかりやすくビジュアルに解説。

感想・レビュー・書評

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  • 感覚ではなく分析して科学で音楽を紐解いてゆく、理系の本。こういう解説本も有り!ですね。

  • graph

  • 音楽の楽典等の知識をより科学的な視点で図解・解説している本。

    導入部の1章で概観し、音楽とは、メロディ、ハーモニー、リズムで作られていること、音は高さ、大きさ、音色でできているなどを紹介し、2~4章までは、メロディ、ハーモニー、リズムを詳しく解説している。5章からは、楽器、BGM等の音楽の活用、コンサート会場やレコーディングスタジオなどの空間、CD等のオーディオメディア、生理学・心理学、情報科学等についても述べている。

    音楽を波などの科学的な視点で見直すには、良い本だと思う。

  • 「音楽」に関連する科学を網羅的に浅くまとめた本。

    ・音の3要素 大きさ、ピッチ、音色
    ・聴覚の仕組み
    ・メロディ、音律、テンペラメント、協和・不協和
    ・リズム
    ・楽器の科学
    ・聴覚心理、音楽療法
    ・コンサートホール
    ・音楽メディア
    ・音楽の生理学、心理学
    ・音楽の情報科学

    自分の興味ある分野を知り、掘り下げるきっかけにはなるか。
    しかし紹介は浅すぎて、興味がわくレベルに至れない。

    p.57
    ・メロディは脳の中で構成される。音のまとまりを再構成することでメロディーとして認識。認知との関連が深いことを再認識。

    p.69
    協和・不協和について。
    協和感を決めるのは音と音の干渉。
    耳の臨界帯域幅の 1/4 の周波数差の音が同時に入力されると協和感が低下する。
    臨界帯域幅は音域によって異なるため、C4付近では、1.5半音程度が最も不協和、C3付近では3半音、C2付近では、6半音が最も不協和になる。
    (出典: Robert Frances and W.Jay Dowling, Music Cognition, Academic Press, 1985, 図3.11, p.83)

    p.93
    リズムのゲシタルト
    人間のリズムの認識課程「リズム・スキーマ」
    脳の中でまとまりを作り出し、「リズム」として認識する

    p.206
    音楽の展開を読むスキーマ
    スキーマによって予測された展開に適度に沿い、適度に裏切ることが快感につながる

    p.218
    メロディーでの音の推移確率 (マルコフ・チェイン)
    民謡や子守歌では、
    「ド」の後は1/3の確率で休符が来る、「ファ」の後は1/3の確率で「ミ」が来る、「シ」の後は1/3の確率で「ド」が来る。
    同様に和音の推移についても確率モデルが作成できる。

    モデルとなるマルコフチェインを用意し、自動作曲させる試みが1950懇ろ行われた。イリノイ大学で自動作曲された「イリアック組曲」。

    (最近の自動作曲に関する研究: 幸田拓也, 三浦雅展, 柳田益造, バス課題の自然さを考慮したバス課題の自動生成, 日本音響学会春季研究発表会講演論文集, 867-868, 2003)

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