図解入門よくわかる最新パワー半導体の基本と仕組み 材料・プロセス編 (How-nual図解入門Visual Guide Book)

著者 :
  • 秀和システム
3.29
  • (0)
  • (3)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 23
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798035758

作品紹介・あらすじ

メイド・イン・ジャパンの逆襲、注目技術の核心。"スマート"な世界で活躍する最新テクノロジーの展開が豊富なイラストで手に取るようにわかる。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • タイトルの通りパワー半導体の入門書として基本的な内容のみで知識がなくても理解できるレベルに読みやすい。初めて半導体を触れる人向け。

  • 「パワー半導体」は、電力の制御・供給を行う半導体で家電、太陽光・風力発電、LED照明などに広く使われている。
     近年は、新しい半導体材料として、SiC(炭化ケイ素)とGaN(窒化ガリウム)の2種類が「次世代パワー半導体」の素材として注目され、実用化に向けた研究開発が勧め合っれている。 

  • 結構最新の話もあっておもしろい

  •  パワー半導体の材料・ウェハプロセスなどを一般的な半導体と比較して解説している。図が豊富で分かりやすいものの、従来の半導体プロセスをある程度知っていることが前提となっている。シリコンウェハの製造法やダイシング、ボンディング、パッケージングと半導体関連書籍では余り扱われることのない話題にも触れていた。一方でイオンインプラントや半導体マスク、ウェハプロセスそのものについては触れられていなかった。おそらく従来プロセスと同じなのだろうけど一言ぐらいは触れておいたほうが同じなのか違うのか迷わずにすむと思う。あと、パワー半導体に関わる企業にかなりのページを割き、各項目においても随時触れていた。業界動向を知ることができるのは良かったが物足りなさも感じた。せっかくなので同シリーズで業界動向をしっかりとまとめたものも期待したい。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科教授。1963年生まれ。
東北大学工学部、武蔵野美術大学短期大学部卒業。1987年より日本楽器製造(現ヤマハ)において音響機器の設計に従事。独立後、電子機器、デジタルフォントなどのデザイン業務、コンピューターネットワーク構築業務を経て、ネットワークメディア表現の実践的な研究を行うに至る。
同時に写真作家として活動。1995年より個展、グループ展、Webコラボレーションを開催。
著書『マルチメディア』(武蔵野美術大学出版局、2002年)、『電脳の教室』(同、2005年、新版2011 年)、『恋する水門 FLOODGATES』(ビー・エヌ・エヌ新社、2007年)、『ドボク・サミット』(共著 武蔵野美術大学出版局、2009年)、『カワウソ』(東京書籍、2010年)。

「2018年 『コンピューターと生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤淳一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×