日本人のための儲かる農業

著者 :
  • 秀和システム
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798038476

作品紹介・あらすじ

日本の農業は、複雑な前提条件を巧みに生かして独自の進化を遂げてきました。進化の結果、「日本農業と一括りにまとめられる実体が存在しない」「日本には、多様で個性的な地域農業が多数存在しているだけであり、その集合体があえて言えば日本農業ということになる」のです。したがって、日本農業の強化には、この条件に立ち返る必要があります。

感想・レビュー・書評

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  • 日本の農業の全体像、農業改革の流れ、問題点と事例を交えた再生のポイント。わかりやすくまとめられているので、日本農業の概要をざっくり勉強するのに良い一冊。

  • 日本農業の現状(農地・高齢化・販売額減少・食料自給率)、政策、業界団体、TPP、流通などについて説明を行い、農業再生のための論点、事例(JAおちいまばり直売所「さいさいきて屋」など)を解説している。
    ◯日本農業が元気になるための三つの前提
    ①日本の国土と気候の複雑さ→日本一本の画一的な農業というものは存在しない→「小さくとも完成度の高い」、「高付加価値追求」、「付加価値に見合った高価格」な農業を重視すべき。
    ②国の仕事を明確化する。→地方分権を進める→日本農業はその前提が地域により複雑に異なっているので、地域が自己責任のもとで、強い権限を持って、農業政策を組み立てていかないといけない。
    ③世界最大の農産物マーケット「首都圏の潜在力」→「小さくとも完成度の高い」、「高付加価値追求」、「付加価値に見合った高価格」の農業が実現すれば、まさに最適なマーケットはそこにある。

    【所見】
    「農家は自分の作った農産物に、自分で価格すらつけられない」とよく言われているが、その解決策が鍵。地域の実情に合わせて、また、市場だけではない広い意味でのマーケットニーズを掴み、需要を創造していく地道な活動が必要。・・・抽象的で曖昧になっちゃうな。。

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プロフィール

大澤 信一(オオサワ シンイチ)
経済評論家
1980年、東北大学経済学部卒業。コンサルティング会社などを経て、1995年から日本総合研究所(日本総研)に勤務。研究員として調査研究・コンサルティングに従事した後、2011年に55歳で独立。主な著書に『プロフェッショナル農業人』(東洋経済新報社)、『「団塊」退職で変わる経済 伸びるビジネス』(同、共著)などがある。

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