- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798040363
作品紹介・あらすじ
普通の「ITエンジニア」が、デキる「ITプロフェッショナル」に変わるために、世界の先達から学ぶ今こそ身につけたい50の習慣。
感想・レビュー・書評
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読んでいる間はいいこと書いてあると思ってたけど、
インパクトがなく、あまり印象に残らなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ハッとすることばかりだ。
何のために仕事するのか?
後悔しても仕方ない、これから変わっていくしかない。 -
ITエンジニアは高度な専門職であることから始まり、心構え、マネジメントの仕方・考え方などについて広く考えてあった。マネジメント層でなくとも自分の振る舞いなどに応用できそう。
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著者がITエンジニアはドラッカーの教えに通ずるものが多いということでこちらのタイトルに。
ITエンジニアは技術だけでなくコミュニケーションも非常に大事です。 -
とても久々に仕事に関する本を読んだ。
この本の著者は、デージーネットという会社の代表取締役。Unix/Linux周りに明るい人らしい。IT業界は幅広いので、よく「この本に書かれていることは自分でも当てはまるんだろうか?」と考えたりする。今回はどうだろう?
ざっくり書かれていたことを思いつく限りでまとめてみる。
・労働のタイプには、肉体労働・単純労働・知識労働の3つがある。SEは知識労働に当たるが、知識労働は感情の影響を受けやすい。「疲れた、帰りたい」という思いから「これで問題ない。何とかなる」という誤った判断をしてしまったり。
→自分を軸にしてしまうと、そういった考えになりがち。他者への貢献を考えれば、どうするのが正しいかを考えることができる。
・とりあえずの目標を立てる。それを達成するための行動を習慣化する。
・仕事を分解する。理想は15分や30分単位まで分解する。まず計画を立ててから、作業に入るようにする。
・自己主張のスタイルには、服従型、攻撃型、アサーティブ型の3つがある。
→自分は服従型だろうなと思う。はっきりと文章で書かれていると、自分にも当てはまる特徴を省みることができる。 -
自分の仕事を作品だ、丹念に磨こう: Meet Up 大阪 @ blog
http://www.meetuposaka.com/article/456347281.html -
同じことが繰り返し書かれている感じがあったが、IT担当者なら、何となくイメージができることが多かった。
ドラッカーさんの教えは、知的労働者に当てはまる。
そして、システム担当者は、まさに知的労働者なのだから、その教えを活かせば、自ずと成長できるし、生産効率も上がるだろう。
時間マネージメントが一番大切というのは、誰にとっても、どの職種にとってもそう。
まずは、時間の使い方の見える化からスタートしないと! -
すごいソフトウェアを、
IT技術者が一人で開発して、
維持し続けることなんてことはない。
オープンな世界で競争しながら、協調するために、
必要なことをドラッカーは教えてくれているのかもしれない。
(以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
○不得手なことの改善にあまり時間を使ってはならない。自らの強みに集中すべきである。まったくの無能を平均以下の水準にするには、一流を超一流にするよりも、はるかにエネルギーと努力を必要とする。「明日を支配するもの」(P.68)
○ここで言う強みとは、「得意分野」とは少し違います。私は、自分が仕事で成果を出しやすい特性や成果のことだと考えています。(P.70)
○「強み」というのは、「得意分野」のことではありません。したがって、「強みに集中する」というのは「苦手な分野の仕事はやらない」ということではありません。(P.72)
○時間管理の基本は、時間を記録することです。(P.100)
○生産性向上は、仕事を分解し、分析し、組み立て直すことによって実現できる「プロフェッショナルの条件」(P.126)
○チームの雰囲気を作るために、リーダーは自分のビジョンを口に出して語りましょう。私は「頑張っている人が報われるチームにする」とか、「計画性を持って仕事をして、残業が少ないチームにする」ということを伝えています。伝えなければ、絶対にそうなりません。(P.254) -
想定読者は、主に若手のエンジニアなのかも。こういう本を読んで分かることは、「とにかくドラッカーという人はすごい人だ」ということです。
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IT技術者でなくても役に立ちそうな、仕事の進め方。
スキル習得の段階とか、重要度・難易度に応じた仕事の振り方とか、いろいろと具体的でいい。 -
・論理的問題解決
Whereどこに問題があったのか
Whatその問題は、何が原因で起こったか
Howどうやって問題を解決するのか
・重要度と緊急度を考えて任せる相手を選ぶ
システム部門に一冊置いておくといいかもしれない。 -
◯何でも良いから目標を決めて、その方向に向かって行動することが大切です。(31p)
◯仕事は小さな仕事の積み重ねと心得よう。仕事を分解し一つ一つを効率的に実施しよう。(113p)
◯自分で品質を確認しなければ、品質が悪いことは、外部からの指摘で明らかになります。すると外的圧力で品質を高めなければいけなくなってしまいます。(127p)
★良い本である。しかし、ドラッカーはあまり出てこない。もちろん成果を上げるプロフェッショナルになることが目的であれば、必ずしもドラッカーでなくてもいいし、他の本からも学ぶべきである。しかしタイトルから受ける印象とは異なった。 -
資料ID:98131535
請求記号:007.35||T
配置場所:工枚普通図書
2015年ITエンジニア本大賞ノミネート -
IT開発・運用チームをマネジメントするうえで必要な考え方やアイデアが体系化されていてどれも頷ける内容ばかりだった。新卒入社した会社で、自分がリーダーになったらこういうふうにやってみようと思っていたことがけっこうあったけど、それに近い内容もかなり網羅されていた気がする。
ただ、今リーダーになってみて、ここに書いてあるやるべきことのほとんどが取り組めてないという状況にある。
ポジションが中途半端なのと組織が小規模すぎるというのもあるけど、何より大きいのはむかつく、嫌だ、被害妄想といった負の感情があまりにも先行してしまうこと。結局、こういった感情的問題をクリアできないと実践まで持っていけなさそう。もう少し大きいチームになっていけばこういうくだらない問題とは別れられる気もする。 -
20150325読了
ドラッカーだけでなく、自己啓発本のエッセンスを50の習慣としてIT技術者向けに纏めた本。
特にこれといった主張はないが、社会人としての教科書的な本になるのでは。
読みやすく纏まっているので、時々読み返すにはちょうど良い。 -
若いITエンジニア向けの働き方入門という感じ。自分が新人の時に読んでたら勉強になったと思う。
一方で、あまりドラッカー感が出てないので、別にドラッカーの名前使わなくて良いと思う。ドラッカーのちゃんとした本読んだ事ないけど、もしドラのほうがよりドラッカーの雰囲気が味わえるかも。
外発的動機付けでは、内発的動機を破壊してしまう。
不得手なことの改善にあまり時間を使ってはならない。自らの強みに集中すべきである。68
知覚レベル
5 個性、性格、アイデンティティー
4 価値観
3 スキル
2 行動
1 環境
行動など低いレベルでの話し方をすべき。自分が高いところから発信すると、相手もそれに合わせて話してしまう。 -
請求記号 007.3/Ts 77
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自分の感情以外で判断する。誰かの貢献のために判断する。目標を決めて行動する。仕事の楽しさを探す習慣を身につける。生産性向上は時間を短縮するのではなく効率をあげる。組み立て直したり分解して仕事のやり方を見直す。聴くスキル。議論の際は主語を私たちにする。
環境や行動に影響力を行使する。 -
いまの仕事の仕方などに関する基本を見直すのによかった。
たとえば、緊急の仕事に追われずに、重要な仕事を進めること。
ニーズを意識すること。
仕事を細かく分割して管理すること。 -
何もドラッガーという冠をつける必要ないと思うのだが、日本人は一つの物を尊重しすぎてその裏にあるものに目がいかなさすぎる。この本も読まれて何ぼであり掲げたのだろうな。
IT技術者だけでなく多くの社会的企業にも必要な習慣がまとめられているのでこれを一つ一つ実践していけば人並みには活躍できるだろう。
リフレクションシート -
IT企業の経営者であり、IT技術者の教育にも携わっている著者が、経営の父と呼ばれるドラッカー氏の教えを元にIT技術者に必要な50の習慣をまとめたもの。
1章 スキル向上
2章 生産性向上
3章 コミュニケーション力アップ
4章 成功するプロジェクト管理
5章 よいリーダーシップと育成
よくあるいわゆるハウツー・自己啓発本ですが、著者自身の経験した具体的な例に沿って書かれているのでイメージしやすくわかりやすいです。
自分的には生産性向上の部分が良かった。実践するのは難しいけど仕事の分解と時間泥棒の発見は大事ですね。 -
ドラッカーっていうのをあまり感じさせないくらい、思ってたよりも具体的な行動例で書かれていてわかりやすかった。最後の『求められる勇気と倫理』は、どの職業にも当てはまるけど、ほんと当たり前のようで難しいと思う。
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20140305 プロヘッショナルとしての心がけをわかりやすく解説している。若い人にお勧め。基礎が大事です。
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詳細レビューは↓
http://kashiwabaray.com/blog/index.php?itemid=383
私もIT技術者ということで、タイトルに惹かれて購入した1冊です。期待も大きかっただけにがっかりしたというのが正直な感想です。他のビジネス書に書いてある内容がほとんどといった感じで、特に真新しい内容がありませんでした。
ただ、あまりビジネス書を読んでいない人にとっては、学べる内容が多いかもしれません。ただ、IT技術者とタイトルにありましたが、あまりIT技術者という観点は少なかったのかなぁと思います。
■迷ったら目的に戻る
仕事の目的は迷ったときの判断基準。基準があれば、あなたも迷うことがないはずです。メンバーも目的を基準として、自ら判断することができるはずです。
最初意識していた目的がしばらく経った時に忘れているときがたまにある。常に目的を意識しておかなければならない。「迷ったら目的に戻る」を意識しておこう。
■プロジェクトの価値を意識する
あなたのプロジェクトが提供する価値は何でしょうか?顧客に提供すべき価値は何かを常に意識しよう。
自分の価値、上司の価値、会社の価値、様々な価値がある中で、いつしかお客様へ提供すべき価値を見失っていることがよくある。我々が価値を提供すべきは、上司でも会社でもなく、あくまでお客様なのだ。それだけは常に見失ってはいけない。
■感情をコントロールする
ITエンジニアは自分を軸に判断していると仕事がうまくいきません。社会、顧客、会社、周囲のエンジニアなど、自分以外の何かに対する貢献を意識すると、自分の感情以外の部分で判断することができるようになります。「いつも誰かへの貢献のために働くこと」を習慣化しましょう。
【1読書1アウトプット】
顧客に提供すべき価値を意識する -
全然ドラッカーじゃないけど、内容は響きました。