ネットが味方になるWebマーケティングの授業

  • 秀和システム
3.75
  • (3)
  • (7)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 78
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798041032

作品紹介・あらすじ

昨今の新商品は、ツイッターや「2ちゃんねる」で話題になれば、「NAVERまとめ」や「2ちゃんねるまとめ」に取り上げられます。すると、一般のメディアが取り上げ、運良く「ヤフー・トピックス」に載ると、何百万円・何千万円もする広告よりも良い結果をもたらします。こうした、頭さえ使えばタダでPRできるスキルは、Web担当者やマーケターに限らず、ビジネスマン全般にも必要です。本書は、そんなスキルの実践者であるブロガー、マーケター、経営者との対談から、その極意を盗み取ろうという遊び心から生まれました。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • コンテンツ系を中心に、Webマーケティングに関して著名人に率直に質問をぶつけた対談式の本。対談なので話が理解しやすい。

    以下は自分なりにわかったこと。

    しっかり下調べした長文記事と、短時間で構成を組み立てるまとめ記事を両立しつつ、動画などを使ったさらに短時間で作れる記事を組み合わせて運営するのが重要。

    目的意識をもってコンテンツ作成をし、独自の意見をしっかり伝える。編集者が記事を書く人の特性を理解して、メディアの目的と合うように記事テーマを設定しなくてはならない。

    どんなネタがネットユーザーに刺さるかというのは2ちゃんねるユーザーに刺さるかどうかを指針にするのがいい。半年くらい2ちゃんねるを読み続けていればわかってくる。

    同じ事柄を伝えようとしたとしても、言い方や構成の仕方一つで刺さるかどうか変わる。その指針に2ちゃんねるユーザーに刺さるかどうかを用いる。2ちゃんねるユーザーに刺されば、うまくネットに広がりやすい。

    企業であればミッションが明確どうかが重要。柔軟な発送を持ち、永続的に学ぶには「本を読み、人に会い、旅をする」しか方法はない。

    価値観は経験では変化しない。どういったビジョンがあるかに合わせて、その顧客の目線になれる人間の意見を尊重してやらせる。経営者の役割は決断すること。「情報がないから判断できない」では経営者ではない。自分が納得するまで情報を持ってこさせていたら駄目。「情報があれば納得できるはず」という考え方は傲慢である。

    一人の力ではできないことも、違う視点をもった人の脳が集まれば達成できる。そういう組織づくりが大切。同じ価値観・すぐに同意が得られる組織では何も生み出さないその他大勢にしかなれない。素人を入れるくらいでちょうどいい。

    リーダーに教養が足りなすぎ。わからないことも決断せねばならないのだから、圧倒的に教養を持つ必要がある。情報がないから決断しかねる人は教養が足りないことを広言しているようなもの。

    様々な価値観をあわせることが大事。

    全体的に短時間で納得できることが多かった本でした。コンテンツ系をやっている方は一読してみては。

  • 基礎というよりは、実際に運営してる方達の実態から基づく経験談。そのため、知識ゼロの人よりは少し運営かじっているひとの方がすんなり頭に入ってくるかも。

    実際に心血注いでるひとの実態、感覚なので他の本では得られないような話もあった。

    一貫していたのは、ユーザーをきちんと見て、またメディアとしてのメッセージやミッションをしっかり持つこと(ブランディング)

    前半はwebマーケ、バズらせ方などについてで、後半はライフネット生命の社長のどちらかというとリーダー論、経営者目線の話だった。こちらはマネジメントに関わるひとは特に読んだ方がいいと思う(別でマネジメント論の本だしてればそっちでいい気がするけど)

  • 気になった出口さんのコメントのみ読んだ。
    教養不足。勉強することの大切さ。

  • バイラルマーケティングの重要性

  • うーん、微妙

  • 2ちゃんの盛り上がり方が、日本のネットユーザーが食いつく文脈、というのは納得なんだけど、その人たちは、ホントに自社のターゲットなんだろうか、というのが甚だ疑問。でも手法としては同様で、2ちゃんを半年ROMれ、というのと同様に、ターゲットのいるとこにいって作法を学ぶしか、ないよね。

    ライフネットの出口さんは、歯切れよい意見でわかりやすい。ご本人の著者も読んで見たくなった。

  • ーーーーー↓はがけん2014/10/29↓ーーーーー
    【概要】
     Webでの集客方法やコンテンツがどのようにして広がったのかについて書かれている
    【評価】
     75点(Webでいかにウケるかのノウハウを必要としている人が読むべき本)
    【共有したい内容】
     ・2chはいわば「大衆」の集合体と思って過言ではない
     ・同じ知識を持った人だけではイノベーションは生まれない
    【悪いところ】
     ・特になし
    【どういう時に役に立つか】
     ネットでいかにコンテンツを伸ばすか考えるとき
    【自由記述】
    個人的に面白かった。2chの可能性やイノベーションの作り方など、大変参考になった。これから使える知識かどうかはわからないが。

  • バズってバズって、バズりまくるんだ!

    ところで『バズる』ってなに?

  • 超分かりやすい!純公、リスティング以外の集客を学びたい人にはおすすね。再読!

  • イケダハヤトさん、中川淳一郎さんからネットでウケる方法やそのための姿勢を学び、ライフネットの出口社長からイノベーションを生むための企業のあり方を知ることができる射程の広い一冊。著者との対談形式でサクサク読みやすい。出口社長のいうダイバーシティの考え方はいかにも。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

プロブロガー。中学生の頃、個人ニュースサイト「nubonba」を運営。コンピュータ・インターネット関連情報誌「ネットランナー」で連載を持つ。大学卒業後、大手メーカー企業、ITベンチャー企業を経て、社会人3年目にフリーランスとして独立。ブログ「ihayato書店」「イケハヤマガジン」を中心に、若者世代の価値観から様々な問題提起・情報発信。その他、講演やコンサルティング、NPO支援なども行っている。

主な著書
『なぜ僕は「炎上」を恐れないのか~年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術~』(光文社新書)
『ブログエイジ──イケダハヤトのブログ農耕ライフ』(未来系レーベル)
『武器としての書く技術』(中経出版)
『旗を立てて生きる──「ハチロク世代」の働き方マニュフェスト』(晶文社)
『年収150万円で僕らは自由に生きていく』(星海社新書)

「2014年 『仏教は宗教ではない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

イケダ・ハヤトの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
佐々木 圭一
クリス・ギレボー
ウォルター・アイ...
エリック・リース
デールカーネギ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×