今すぐ変わりたい人の行動イノベーション

著者 :
  • 秀和システム
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本棚登録 : 130
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798044033

作品紹介・あらすじ

行動してこそ人は輝く。たった10秒でアドラー心理学が実践できる。大ヒット作待望の第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • とても平易に書いてあるけれど、
    言っていることは深いと思った。
    やってみようという気持ちが出て、
    掃除をした。

  • フォトリーディング&高速リーディング。

    図書館で借りた本。星四つにしたのは語りかけがあり、気付きがあったから。しかしながら取り付きは内容の薄い本に感じるかも知れない。読書階級にはわざわざお金を出して買いたい本には思えないのではないか。しかしながらコーチングやカウンセリング、あるいは人間関係(会社の上司部下といった間柄)で大いに役立つ内容であった。

    10秒で初動するコツは素晴らしい。ワークは非読書階級向けの内容。人との対話やコミュニケーションは本書の本筋ではないが、著者の優れた洞察(コーチングの指導者としての知識)と思わされた。

    内容が薄いと感じた分、星は三つにしてもよかったが、気付きが多かったのでこのジャンルでは自己基準最高の星四つとした。

    下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:

    42-43:本書の趣旨の10秒アクションは、ドミノの最初の1ピース。初動を極端に軽くし、初動が多くのアクションを実感させ、自信につなげる。初動が一番思いのだが、それをいくつもこなし、じわじわと行動を広げる感じ。

    48:10秒アクションの積み重ねは自信につながる。自分で決断し、実行する10秒。たった10秒でも「やった・やれた・何かした」といった感覚が重要。決断し、実行することに億劫になっていたり、現状にとどまる事に慣れすぎてしまった自分を10秒で打破できるのが10秒アクション。とにかくやってみる。

    160:人間の脳は大人になればなるほど臆病になる。何かをするのに億劫になる。現状維持が楽だと思い、動く事変える事変わる事の楽しさを忌避する。

    167-170:自分へのだめ出しになれていることに気付く。だめ出しが出たら、「そうなんだね」とそのだめ出しを受け入れる。たとえば、疲れた・嫌だ・やりたくない、などという感覚も、「そうなんだ、疲れたんだね・いやなんだね・やりたくないんだね」と自分にいう。すると引っ込んで閉じ込み、動きたくなかった自分は受け入れられた開放感を少し味わえ、意固地にならない。逆に自分を叱咤する事は、疲れて嫌でやりたくなくなっている自分を閉じ込めてしまう。(人間関係でも同じ。カウンセリングやメッセージでも同じ。)

    177:だめ出ししている自分に「わかる、わかる」といってやる。(これもカウンセリングやメッセージで用いる事が出来る)。

    194-195:浪人中の失意の帰郷での話し。おじいちゃんに励まされたとの事。「頑張れ」ではなく、「おじいちゃんも頑張るから、いっしょに頑張ろう」と笑顔で言われた事に感動。ひとりじゃないと言う思い。大切にされているという実感。人を動かすのはこういった言葉。繋がりを感じさせる言葉。

  • いくつかすぐにやってみようと思えることができた。

  • 2015/11/3購入 丸善ジュンク堂書店梅田店

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著者プロフィール

◎――株式会社アンカリング・イノベーション代表取締役。メンタルコーチ。目標実現の専門家。中央大学卒業。長野県出身。

◎――脳科学とアドラー心理学を組み合わせた、独自の目標実現法「行動イノベーション」を開発。その卓越したアプローチによって、これまで1万5000人以上の課題を解決してきたほか、オリンピック出場選手、トップモデル、ベストセラー作家、経営者など各界で活躍する人々の目標実現・行動革新サポートを実施。その功績が話題となり、各種メディアからの依頼が殺到。現在は法人向けにチームマネジメント・セルフマネジメントに関する研修、講演、エグゼクティブコーチングを提供している。

◎――また、個人向けに「行動イノベーション年間プログラム」とオンラインサロン、プロコーチ養成スクール「NEXT」を主宰。10冊の著作の累計発行部数は23万部を超え、中国、台湾、韓国など海外でも広く翻訳されている。おもな著書に、本書の元となった『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』『指示待ち部下が自ら考え動き出す!』(ともに小社刊)などがある。

「2023年 『マンガでよくわかる やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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