- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798049571
感想・レビュー・書評
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アドラー心理学初心者です。
子どもとの接し方は勿論ですが、夫への接し方にも置き換えられる部分があって参考になりました。
それだけでなく、あなたはあなたのままでいい、子どもの愛情を信じなさい。であったり、まずは自分を勇気付けなさい。の部分であったり、非常に励まされました。
本全体が優しさで出来ているようで、読んでいて何だか泣けてきて「あ、私疲れてたんだな。」と思いました。
子どもが生まれた日、初めて会えた日の喜びが思い出されて、また泣きました。
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子供が言うことを聞かない時など、叱る前にまず共感すること。辛かったね。寂しかったね。痛かったね、と子供の気持ちに寄り添い共感してあげることで子供との信頼関係が深まる。
子供も対等な一個人として接する。そのベースとなるのは、尊敬、信頼、共感。親子は上下関係ではなく横の関係。
子供が困ったことばかりするのは、親に注目して欲しいから。良いことをしたときに注目して褒める回数を増やすと困った行動は減っていく。
子供が帽子を嫌がったら、まずは自分が帽子をかぶってみせる。
ありがとうが言える子になるためには、親から積極的にありがとうを言うようにする。
勇気づけとは、日常生活の中で当たり前のことに注目して相手の行動を認めていくこと。
目指すところは、子供が生まれてきて良かったと幸せを感じられるようになること。
具体的には、感謝の気持ちを伝える。子供の良いところを褒める。子供の見方や考え方に関心をもって聴くことを大切にする。子供のほんの少しの成長、進歩を認める。失敗をチャレンジの証と捉える。
褒めすぎるのは逆効果。褒める行為は評価していること。そうではなく、できなかったときも認める、ありのままを受け入れることが大切。
アドラー流の子育ては、褒めない叱らない。操作支配をしない。
怒りの根っこにはなぜ怒っているかの一次感情がある。その一次感情の正体をつきとめて、なぜダメなのかを感情的にならずに相手に伝えることが大切。
子育ては、十人十色。他人の子育てを評価しないことと同時に自分の子育てにあれこれ言われても全く気にしないことも大切。 -
3歳の子供へのイライラしてしまう日々…
私は「共感」というワードが一番刺さりました。
そして子育てあるあるな様々な事例が載っているので具体的行動に落とし込みやすいです。 -
図書館で目につき借りた。
「褒める」と「勇気づける」の違い
褒める=相手を評価する
勇気づける=全力で肯定
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上下関係はない。
あるのは共感と信頼と尊敬