ゲームプランとデザインの教科書 ぼくらのゲームの作り方

  • 秀和システム
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本棚登録 : 39
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798053509

作品紹介・あらすじ

大ヒットゲームのクリエイターの、ゲームの作り方を学べる必読の書籍。ゲームプランナーやゲームデザイナー志望者、ゲームクリエイターを目指す人が必要な内容がぎっしりつまっている教科書。あのゲームクリエイターの独自のゲームの作り方や考え方もわかる。必読の書籍。

感想・レビュー・書評

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  • (図書館員のつぶやき)
    ゲームにかかわる仕事に興味のある方は必見です!大ヒット作を生み出したクリエイターがつくり方を教えてくれます!ヒント満載かと思いますよ、どうぞ、借り手くてください。

  • 2023年2月8日読了。コンピューターゲームのプランニング・デザインに関するあれこれを、先人たちの経験を整理して実践的な「教科書」とすべく記載された本。私でも知ってるような有名ゲームデザイナー含む人々が、自慢話を垂れ流すのではなく、ゲーム制作において「何が重要なのか」「本質は何か」「どうすれば進められるか」に関して経験から抽出したエッセンスと具体例が複数の視点から語られており、非常に面白い。ゲーム制作はアートではなく(もちろんアートの側面もあるが)面白いアイデアを社内でいかに伝えるか・エンジニアとどう共有するかが重要だし、どうマネタイズするか・どう企画書を作成するか・どう進捗管理するか、など社会人としての経験が必要な側面も多々ある・自堕落だがゲームのアイデアだけは一流の仕事人、みたいな存在は現代のゲーム作りでは生きていける余地はない、ということだよなあ…。

  • ゲームクリエイターとは?ゲームとは?コンセプトとは?をクリエイターたちが語っている。

  • ゲーム制作の基本的な流れの説明の後に、複数の執筆陣によるそれぞれのゲーム制作における考え方等が書かれている本。

    後者に大半のページが割かれているため、体系的なゲームデザインの知識を得るには情報が少ない印象を受けます。ゲームデザインについて詳しく学びたいなら、その内容に特化した他の本を手にしたほうが良い気がします。

    本書はどちらかというと、他のクリエイターの意見・考えを知ることができる、という点に価値があるように思います。

    個人的には鈴木理香氏の書かれていた内容が、とびぬけて素晴らしかったと思っています。ゲームシナリオ作成に対する考え方、実際に手掛けた作品での事例紹介、そして何より圧倒的な文章力の高さ。値段の安くない本でしたが、この部分を読むだけでも値段分の価値はあったと思っています。

    他の執筆者についても、皆ベテランで有名タイトルを手がけた人もいるので、参考になったり考えさせられる部分はあるのでは、と思います。ただ、人によっては自分に酔ってる感があったり、新しいゲームやアイディアを生み出す可能性を狭めるだけの意見もあったりするので、合わない部分があるかもしれません。

    そういう点もあって、ちょっと人を選ぶ本という印象。学生や新人のような「まっさら」な人より、3年くらいキャリアがあって、ゲーム制作に関してある程度自分の考えを持った人が、知見を広げるために読むのに向いてるような気がしました。

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著者プロフィール

1980年、鹿児島県生まれ。ゲームシナリオライター、プランナー。セガ第一研究開発本部。『DESIRE』(シーズウェア)、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』(エルフ)などの作者・梅本竜氏に師事。児童文学同人誌「鬼ヶ島通信」第42号でエッセーが入選。編著に『ゲームシナリオを書こう!』(青弓社)。

「2015年 『このアニメ映画はおもしろい!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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